ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

Red°TOKYOTOWER:『RFIGHT』『City Viking』『ゴ〜ストきゃぷちゃ〜』

RFIGHT ロボットファイト

 Red°TOKYOTOWERに4月24日より開始の新アトラクション『RFIGHT ロボットファイト』を体験。

 このアトラクションはフリーパス対象外で、別途1回600円必要です(フリーパスとのセット券もあり)。

 かなり大きいパワーアシストスーツ(株式会社ロボットライドが開発した「スケルトニクス」シリーズで、バトルゲームに特化させた「SKELETONICS FIGHTER」をカスタマイズしたもの)を背負い、パンチで戦い合うロバットバトルスポーツです。

 プレイ前に3種類の必殺技の中から1つを選択して、スーツを装着。軽量化されたものとはいえなかなかの重さです。握ったレバーの動きが増幅され、ロボットアームをコントロールして戦います。狙う場所は相手の顔面と肩にあるセンサー。狙ってパンチを繰り出します。逆に相手からの攻撃はパンチで防御。

 プレイ中、被ダメージが一定を超えると、トリガーであらかじめ選択していた必殺技を発動。どれをセットしておくかも勝敗に影響することでしょう。また、ギャラリーが居る場合、応援用のタブレットでプレイヤーを支援してもらうこともできます。

 制限時間内に相手をKOするか、時間切れになったら1ラウンド終了。2ラウンド先取したほうが勝ち。

 パワーアシストがあるとはいえ、慣性の法則があるので、パンチを繰り返すのはなかなか体力を消耗します。勝負を終えた時には、腕がプルプル震えていました。

最後に記念写真。

 

LakeVR:FlyingCinema『City Viking

 以前は『ハリウッドジェットコースター』を体験したFlyingCinema。その時は動きが思ったほど無かったので、今回は一番ハードなレベルの『City Viking』を体験。

 町中に設置されたバイキングに乗り、最初は前後に揺れ始めて、次第に大きな揺れに。そして突然の横宙返りなど、かなり激しめで楽しい。

 ただ、宙返りしたときになぜか自分のアバターの中身に視点が入り込んでしまうという状態に。多分、顔が宙返りしていながらアバターの身体が正位置になっているというバグではないかと思います。今回だけなのか、それとも常にそうなっているのかはわかりませんが。

 

KAT VR『ゴ〜ストきゃぷちゃ〜』


 「疑似歩行型ユニット」のKAT VRの新コンテンツ『ゴ〜ストきゃぷちゃ〜』も初挑戦(以前は、ホラー系と障害物レース系でした)。

 街の中にいるちょっとかわいいゴーストたちを制限時間内にできるだけたくさん捕まえるというゲームです。
 網をコントローラーで操作し、ぶつけるだけで捕獲したことになるので結構簡単…とおもいきや、逃げるゴーストを追いかけるのが中々難しい。焦れば焦るほど歩行をうまく認識してくれず、追いつける速度にならないという。慌てずにゆっくり確実な歩行が必須になりそう。

 最終的に捕獲できたのは… 実は結果表示のパネルと、残ったゴーストが重なってしまっていて結果が見えませんでした。たぶん30匹ぐらいだったと思います。今日の最高記録は69匹だそう。そのレベルに達するにはまだまだ修行が必要そうです。

 

 他にもVAR BOXのフリープレイを何度もプレイしたり(ゲームセンターなどでは1回200〜500円する)、BOARRACE VRスプラッシュバトルも満喫。これだけでパスポートの元は十分に取れます。平日などの空いている日は、かなりコスパの良いパークですね。

 

 

ディズニーランド:パルパルーザ【ドナルドのクワッキー・ダックシティ】

 ディズニーリゾートのイベント関係は基本的にあまり食指が動かないのですが、ドナルド&デイジー関連だと急に意欲が増す我が家。先日のパルパルーザ【ミニーのファンダーランド】についても「ふうん。そう」という感じでスルーしていましたが、第二弾は【ドナルドのクワッキー・ダックシティ】これはもう行くしか無いということで土曜日にも関わらず行ってきました。

(過去の日記:24年前の「ワッキーキングダム」、21年前の「ドナルドのスーパースプラッシュ」、13年前の「シェフドナルド」、4年前の「ドナルドのホットジャングルサマー(オー!サマー・バンザイ!)」)

 舞浜駅には8時頃到着。荷物検査は20分待ちぐらい。今回、いつものように金属物をポケットから出して、準備万端で荷物検査列に並んでいたのですが、検査場所手前でキャストに「こちらへどうぞ」と、そのまま検査なく通過になりました(その後ろの妻は通常通りの検査)。手前の一旦停止場所にはカメラがあったので、ここで事前検査が行われていたようです(カメラの映像から人の感情を解析し、スコアリングするシステムがあるので、それで特定のランクになった人は検査を省略しているのかも)。

 開園は9時ちょうど。コロナ禍では開園時間前倒しが常でしたが、もう通常状態に戻っているようです。実際に入園できたのは9:20ごろ。この時点でパレードのプレミアアクセスチケットはすでに完売でした(更にはショー系のエントリー抽選も外れ)。残念。「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」のプライオリティ・パス(PP)のみ確保。

 エントランスからワールドバザール、シンデレラ城前広場にはドナルドを褒め称えるフラッグやモニュメントなどが多数。

ゴミ箱やマンホールなどもドナルドで彩られていました。ただ、このエリア以外については通常通りの造形で、TDL全体をジャックしているという感じではありませんでした(他のイベントでもだいたいそんな感じのようですね)。

人気アトラクションにゲストが殺到している間に「ジャングルクルーズ」。待ち時間はなし。続いて「ホーンテッドマンション」こちらも13分待ちでサクッと。

 4月いっぱいまで開催中の謎解きプログラム「託されたメッセージとレイブンの導き」を解きつつ、ショップを眺めたりして園内をぶらぶら。早めの昼食を取っているときにアプリをチェックすると、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」12:30〜のPPが出ていたので取得。スタンバイでも25分待ちとそれほど長くはなかったので、わずかな短縮。引き続き13:25〜PPで「モンスターズ・インク」、そして「オムニバス」に乗車。

 14:30ぐらいからパレードの場所取り。前の方は当然もういっぱいだったので、少し後ろの方の座り席を確保。

 15:00から今回の主目的『クワッキーセレブレーション★ドナルド ・ ザ ・ レジェンド!』開始。

 ベストではないですがまずまずの場所で、アヒル分堪能しました。

 

 その後は「ミッキーのフィルハーマジック」(「リメンバー・ミー」が追加されてからは初)、「トムソーヤ島いかだ」と空いているアトラクションを回り、17:20からプライオリティ・シーティングを確保していた「イーストサイド・カフェ」で早めの夕食。

 スペシャルメニューの前菜に、ドナルドの脚をモチーフにしたかぼちゃムースが乗っていました。

 食後、マークトゥエイン号に向かうも、眼の前で出港してしまったので諦め、「カントリーベアシアター」、さらにちょうど始まったエレクトリカルパレードを立ち見で鑑賞。

一度、ウェスタンランドで最後まで見届け、そのままトゥーンタウンで、ドナルド&デイジーをもう一度。
今度は最後までは見届けず、10分待ちの「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」。アトラクションを出たときには30分待ちになっていました。

 

最後に、今回実は1歩もまだ立ち入っていなかった美女と野獣エリアを散歩して退園。ちょうどエントランスを出たところで花火の時間でした。

 今回は「マウンテン系」など待ち時間の長いアトラクションは、ほとんど最初からスルーしていましたが、それでも十分に堪能できました。

 

 そうそう、謎解きの結果は、ヒントなどを結構使って80点でした。もっと高得点(100点超えも?)を目指すには、色々なにかが足りないのでしょう。

ナンジャタウン:アナログ手裏剣&デジタル手裏剣

ニンジャ手裏剣訓練所

 先日ナンジャタウン内にオープンした「ニンジャタウン」の『ニンジャ手裏剣訓練所』に挑戦。上忍の片目次郎の指示の元、投げ方を教わりていざ本番に。全然当たりません。まぐれで辛うじて刺さった的も1点でした。なかなかコツを掴まないと難しいですね。

平日限定の記念撮影。

 

次世代ニンジャアトラクションe-Ninja

 先日のニンジャタウンオープン直後はまだ運営を開始していなかった期間限定イベント『次世代ニンジャアトラクションe-Ninja』にも挑戦(こちらはドッキンガム広場内)。

公式サイトのキャプチャと案内看板

 センサー付きのハチガネを頭に装着、手裏剣型銃の上部をスライドさせることで赤外線を照射して戦う、光線銃アトラクション。

 訓練という設定で、場内の障害物に隠れながら、敵役の忍者と対戦します。

 相手陣地の奥にある的を撃つと100点、敵忍者のハチガネに当たると500点獲得。敵忍者の攻撃を受けるとハチガネがバイブレーションし、手裏剣を撃てなくなります。その場合は味方の上忍のもとに行き「忍」と唱えて復活。
 なお敵忍者に3発手裏剣を当てることができると、敵忍者はしばらく動かなくなるので、その間に前進して(ただしフィールドの線を超えない)、陣地奥の的を撃ちまくって得点稼ぎできます。

 一度練習戦をしたあとに本番戦。しかしここで…

 ルールは簡単ですが、焦ると手裏剣の向きがずれてなかなか当たらなくなります。隠れながらの戦いは結構激しく身体を動かすので、身軽な体制で挑みましょう。

 

ナンジャビザプラス

 かつてのナンジャタウンの名物スタンプラリー「ナンジャビザ」が復活しました。以前(88個&108個)に比べると、探すスタンプの数は33個(+店舗利用10個)と少ないです。ただ、最後の1つは謎解きになっていて、なかなか難しい(実はまだ解けてません)。さらに1個「なかよし査証」というものがあり、これは常に場所が変わります。

 集めたスタンプの数により、次回以降のパスポート割引があるのは従来のナンジャビザ同様。ただ、割引率はそれほど高くないです…(以前のものが割引しすぎだったという話もありますがw)。

 

 この他、前回は散々な結果だった『忍灯 SHINO-BI 養成試験~科学NINJAアカデミー~』にも再挑戦。なんとかSランクの合格を獲得できました(でも、1問間違えています。ちょっと悔しい…)。

 

 

よみうりランド:恐竜アドベンチャー展ダイナソーメイズ&夜桜ジュエルミネーション

 3月19日〜5月27日まで、夏場はプール更衣室となるエリアで、『恐竜アドベンチャーダイナソーメイズ』を開催。

 これまでにも沖縄や福岡などで開催されていた展示のようです。

 展示エリアは大きく2つに分かれていて、前半は化石発掘調査のキャンプをイメージしたエリアで、様々な恐竜の化石を展示。中には触ることができるものもあります。

 後半エリアは簡単な迷路状になっており、大小さまざまな恐竜たちが生息していました。夜営業時にはライトダウンして、懐中電灯を頼りに恐竜探索を行う要素も加わっていました。

 

 今日は春休み後半、また今期ジュエルミネーションも週末で終了することから、園内はかなりの混雑。人気アトラクションは1時間〜1時間半ぐらいの待ち時間でした。例年ジュエルミネーション終盤がちょうど桜の最盛期と重なるため、「夜桜ジュエルミネーション」となっていますが、今年は開花が遅れたため、五分咲きぐらいの感じでした。




ナンジャタウン②:福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者S~

 昨年夏から開催の推理捜査参加型イベント「福袋サスペンス劇場」の第3弾(「休日」を含めると第4弾)が本日から5月6日までの土日祝を中心に開催。早速挑戦してきました。

公式サイトよりキャプチャ

【ストーリー】(公式サイトより)
駄菓子屋の白猫ばあちゃんが居眠りをしていたらシール付きウエハース「おもしろチョコ」1240個!
段ボールにして12箱が消えた!「おもしろチョコ」は楽しいシールがついている人気の駄菓子・・
レアなシールは百万円の値が付くほど・・
レアなシールを手に入れるため、大量にチョコを盗む犯行に及んだに間違いない!
犯人は誰だ?!また福袋の住人の犯行なのか? 
街で有名なコレクターがレアなシールを手に入れるために盗んだのではないかと
最重要人物として容疑者Sが浮かび上る・・
しかし容疑者Sは白猫ばあちゃんが寝ていた時間には完全なアリバイがあった・・
さあスマイル団の出番だ!
一日スマイル団になって事件を解明して犯人を追い詰め自白をさせ、容疑者Sを仕留めて欲しい!

 今回のスタート地点は、福袋神社境内の駄菓子店。これまでの福袋サスペンス劇場登用、一日スマイル団員となり、福袋七丁目商店街内にいる、スマイル団員4人に話しを聞きながら推理を行っていきます。謎が解けたら(解けなくても)制限時間60分(オープニング映像時間含む)以内に、容疑者Sの住居となる「古井アペートメント」に行き、容疑者Sを尋問します。

 なお、今回もイベントスタート時刻の13時には、スマイル団員4人がスタートブースに登場し、オープニングトーク&撮影会があります。

 スマイル団員役を担当する役者さんは、舞台などで活躍中の方々なので、舞台ファンの方々も多く参加しています。
(ゴールブース内は撮影禁止のため、容疑者Sの役者さんを撮影するチャンスが無いのも従来通り)

 今回の事件捜査ですが・・・はい、ネタバレ禁止なので書けません。
 ただ、今回もスマイル団員に聞き込みすべき内容は捜査資料に書いてあるので、それを元に聞いていけばほぼ大丈夫でしょう。
 スマイル団員の聞き込みだけだと一部に自信がない部分がありましたが、ゴールブースで容疑者Sへの尋問をしつつ、家宅捜索を行うことで、それは確証に変わっていきました。
 結果「成功」。しかも…。詳しくは書けませんが、謎解き系でよく聞くフレーズをひとつ「本当にそれで良かったのでしょうか?」。

 なお、推理に自信がなくてもゴールブースには行きましょう。時間切れにしちゃうのはもったいないです。たぶん、容疑者Sが色々ボロ出してくれて、成功はできることでしょう(笑)。また、容疑者Sのコレクションルームには、旧時代のナンジャタウンを知る人には懐かしいものもあったりします。

 

 まだまだ、このイベントには奥がありそうです。単独でも楽しいイベントですが、続けて体験するとさらに楽しいので、次回もまたなにか起こるのを心待ちにして、それまでは平和な福袋を堪能したいと思います。

 

おまけ…

 先日3月11日が誕生日のナジャミーを祝うスペシャルドリンク(17日まで)。
 推理でつかれた頭には甘いものが染み渡りますね。

 

これまでの「福袋サスペンス劇場」についてはこちらを参照ください。

 

ナンジャタウン①:新エリア【ニンジャタウン】オープン

 本日、旧もののけ番外地がリニューアルし「ニンジャタウン」としてオープン。もののけ達に乗っ取られた街だった「袋小路13丁目商店街」をさらに忍者達(ここでは「忍灯=しのび」)が乗っ取ったという設定です。

 表参道、裏参道ともに和風ポップな雰囲気になりました。
 「忍灯たちの忍びの術により、もののけ達の魂を乗っ取った」という設定なので、もののけ達も町内に健在。

 もののけたまちゃんも忍び装束で登場(ただ、装束が黒いので、一瞬装束が見えなかったり)。提灯のデザインも、もののけ風味+忍者風味です。

 

忍灯 SHINO-BI 養成試験 ~科学NINJAアカデミー~



 袋小路小学校が忍者養成学校に。修行の巻物を持ち、エリア内に点在する「もののけ御神体(忍灯の師範「忍師」の魂が乗り移っている)で、忍術などに関するクイズに挑戦していく街巡り型アトラクション。
 形式としては以前の「もののけ探検隊」と同じで、御神体の場所も一角オロチを除き同じです。
 アカデミーに戻り、最終試験に挑戦。出題する多数のクイズにどんどん答えていくものですが、これが難しい。回答ボタンの数が多く(旧「ゾンビブレイカー」の最終ミッションと同じ)、制限時間が短いのに加え、2つ押さなければならない問題もあります。なので、ここに挑戦するときには身軽になってからのほうが良いです。
 初挑戦では不合格。なかなか合格は難しいかもしれませんね。

 

潜入!妖刀奪還ミッション

 奪われた「妖刀ムラマサ」を奪還するため、闇屋敷に上忍と潜入するツアー形式の参加型アクションシアター。
 「音無回廊」などのお化け屋敷だった旧猫神旅館を闇屋敷として使用していますが、お化け屋敷ではありません(ちょっとだけ、ドキドキする部分はありますが)。
 いわゆる「イマーシブシアター」的な要素があり、ラストの忍者バトルは上忍と闇忍者の役者による本格的な殺陣アクションを楽しめます。
 最大でも8名ぐらいしか入れないグループのために行われる、2人の役者の演技を間近で見れるのはなかなか贅沢なアトラクションだと思います。

 

 他にも、お化け屋敷脱出アトラクションの「呪縛忍者からの逃亡」、「ニンジャ手裏剣訓練所」などがありますが、今回は利用せず。またの機会に。

 

 今回のエリアリニューアルは、アトラクションの全面刷新はあるものの、袋小路13丁目としての造形にはほぼ変更はありませんでした。

 造形の変更よりも、役者をメインとした人的コストに予算を振り分けている感じですね。ある意味、先日オープンした「イマーシブフォート東京」と同じような戦略に思います。

 また、照明を以前の状態に戻せばすぐに「もののけ番外地」の雰囲気になるので、例えば今後、夏休みやハロウィンシーズンだけ人気だった「怨霊フェス」のために夜間のみ特別運営することも可能そうです。

 常に新しいものを導入し変わっていくナンジャタウンの今後も楽しみです。

 

 

あらかわ遊園:XR観覧車『光のクジラと空の遊園地』

 あらかわ遊園にて「XR観覧車『光のクジラと空の遊園地』」が、3月の月・木曜日限定で開催。時間を作って体験しに行きました。開発したのはこれまで様々なVRアトラクションを手掛けているハシラス社です。

 受付にて簡単な操作方法と注意事項の説明を受け、MetaQuest3とコントローラーを受け取り乗車。

 最初にコントローラーを観覧者内の専用ソケット(磁石でセットする形です)に設置しXボタンを押してからゴーグルを装着します。Quest3のビデオパススルー機能が作動しているのでこの状態でも周囲を見渡せます。

 

 コンテンツは観覧車が4分の1ぐらいの位置に来たタイミングでスタート(それまでは、画面内にカウントダウン表示が出ています)。あらかわ遊園周辺の現実世界に、デジタル映像が合成された風景が目の前に出現。デジタルの魚がゴンドラ内〜外へと泳ぎだします。頭を結構大きく動かしてもほとんどズレはありません。万一ズレが気になったときはコントローラのXボタンを押すことで、位置調整が行われます。

プレスリリースより画像引用

 しばらくはデジタルの魚があらかわ遊園内や周辺のガイド。一通りのガイドが終わった頃(ほぼ観覧車が最上部に来た頃)、隣を流れる隅田川から大きなクジラなどが出現します。まさに水面から飛び出してきたような感じで現実とCGの境目がほとんどわかりません。ここから物語が急展開するのですが、その先はネタバレになると思うので、書きませんが、気がつけばそれまで見えていた現実世界はいつの間にか消えて、完全に仮想世界の中に入り込んでいました。この仕掛けはビデオパススルー方式のHMDであるQuest3ならではと言えるでしょう。

 なかなか言葉では表現できないのですが、一部の内容はプレスリリースに動画がありますので、参照ください(ただしやはり平面映像では本来の迫力はわかりませんが)。

www.youtube.com

 

 残り4分の1を過ぎたあたりでエンディング。ゴンドラのガラス面にエンドロールが流れていき、コンテンツ終了。コントローラーとゴーグルを外して下車します。充分な時間が確保されているので、慌てずに降りましょう。

 なお、乗車するゴンドラは、ガラス面にマスキングテープでデザインが施されていて、これがHMDの細かい位置を認識するマーカーになっています(現在の「ゼロレイテンシーVR」などフリーローム系では良く使われています)。XR観覧車に対応しているのは全ゴンドラではなく、一部のみ。そのため(他にもバッテリーなどの要因があると思いますが)1時間に3組(1〜2名)までしか体験できません。平日なのでいまのところはそこまで混雑していないようですが、確実に利用したい場合は朝に実施している抽選で時間枠を確保しましょう。

 料金は通常の観覧車乗車料金大人400円(またはフリーパス)+400円。乗り物券もしくは現金での支払です。

 

 今回は体験できる日程が限られていますが、たぶんこれは「ノウハウを収集するためのロケテスト」なのではないかと思っています(この観覧車以外では使えないコンテンツですので、今回だけで終わってしまうのはもったいなさすぎます)。後日、更にブラッシュアップして沢山の方が体験できるようになることを期待します。

 

 

イマーシブ・フォート東京

 昨日3月1日にお台場青海地区に開業したイマーシブ・フォート東京(以下IF)に妻と行きました。

開園は11時からでしたがちょっと早めの10時10分ごろ到着。既に開園待ちが100人ほど。昨日は開園時に少し混乱があったと聞いていましたが、特に目立った問題もなく。また、今日は風が強く外がかなり寒かったためか、10時35分にはチケット確認の上、施設内に入って待てるようになっていました。

11時のオープンまでここで待機。

 待機中はトイレに行くこともできるので(ちょっとトイレの場所が遠いのですが)、安心して開園を待つことができました。
 場所は旧ショッピングモールの「ヴィーナスフォート」の場所。ヴィーナスフォート時の内装をほぼそのまま、巨大な居抜き物件として使用しているパークです。

ヴィーナスフォート時とイマーシブフォート時の比較

 ヴィーナスフォートの閉館の話を聞いた時、てっきり建物の老朽化が理由だとばかり思っていましたが、どうも違ったようですね。居抜き物件を使うことでパークの内装コストを大幅に削減しています。ただし、その分耐用年数が短いと思いますので、IF自体あまり長期間の運営は考えていないような感じです(成功したら別の場所で移転させるのでしょう)。

江戸花魁奇譚

 最初に予約していた『江戸花魁奇譚』へ。IFのアトラクションの中には3つほど、通常のワンデーパスだけでは利用できないものがありますが、その中でも1人プラス9,000円という高額な追加料金が必要なアトラクションです。

 IFのパーク内装がヨーロッパ(特にイギリス)をモチーフにしているため、そこで「江戸」の町並みは違和感が出るのではないかと思いながら、受付に行くと、そこは他のIFエリアと全く変わらないまま。

この扉の先に何があるのか…書けません

 ふしぎに思いつつ受付を済ませると、誓約書への署名を求められます。曰く「場内での一切のネタバレ禁止」。
 …ということなので、ここからは内容については書くことができません。しかしながら、公式ホームページや、IF内で配布されている新聞(ガイドマップ)という誰でも見れる場所に、極わずかながらストーリーが記載されていますので、内容はそれを参照しましょう。

江戸花魁奇譚のストーリー(公表されているもの)

 終演後はアトラクションをイメージした部屋で、ワンドリンクサービス。ぶどうジュースかザクロジュースを選べました。瓶がなかなかオシャレです。

 体験の感想ですが、ものすごく濃密な、没入体験型のアトラクションでした。1回の公演あたり参加者は30名ほどなのですが、それに対してアトラクション内の役者が15名ほど。いわゆるイマーシブ型シアターは他にも西武園ゆうえんちの「~豪華列車はミステリーを乗せて~」(製作はIFと同じ会社)などがありますが、観客人数に対して役者が多いことは、その分役者が細かく観客をフォローできるということ。「このアトラクションは全員参加者、絶対に傍観者は1人も出さない」という気概を感じました。
 その分人的コストはかなり必要なので、1人9,000円という高価格帯設定も納得です(ちなみに他の2つの有料アトラクションは、1人3,500円の追加料金)。


イマーシブ・ストーリーズ

 有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフにした、ウォークスルータイプの映像アトラクション。

 2つのストーリーがあり、入場時に選択します。「兄妹」コースはいわゆる「ヘンゼルとグレーテル」のよく知るストーリー。ただ、一部に謎が残ります。もう一方の「魔女」コースを見ることで、その謎が解消します。ですので、利用する際は「兄妹」→「魔女」が良いと思います。


パーティ・フェスタ!

中央ステージで開催されるミュージックエンタメショー。

 ダンスパートでは観客も巻き込んだものになっています。

 

スパイ・アクション!

 開催時間が公表されていないアトラクション。突発的に開催ということになっていますが、開催前になると付近の通行が規制されるので、すぐにわかります。

 スパイとエージェントによる白熱のアクションストーリー。時々観客が巻き込まれて人質にされたり、観客と思っていた人が役者だったり。

 

 

その他のアトラクション

 「【推しの子】 イマーシブ・ラリー」は、IF内を周遊して、海外公演中のアイドルからの謎を探すと、ステージショーの場所と時間が明らかに。ただ、ここで妻の体力が無くなってしまったのでショーは観ずに退園しました。他にも通常アトラクションとして「第五人格 イマーシブ・チェイス」「ジャック・ザ・リッパ―」などもありますが、これらは、妻が絶対NGのホラー系のようなので体験せずでした。いずれまた別の日に体験したいと思います。

 

飲食・物販

今回は昼ご飯を「ザ・キャバレー」で。他のエリアでショー開催中に行ったので待ち時間はまったくなかったのですが、食事後には長蛇の列ができていました。タイミングによって混雑度はかなり変わるようです。

公式サイトにはメニューに価格が記載されていないのですが、かなりお高いです。再入園制度もないため強気の設定ですね(ただ、再入園できたとしてもIF近くにはお店が全然ないのですが)。

 グッズショップには各アトラクションのグッズがあります。和柄のものはほぼ「江戸花魁奇譚」デザイン。一部にはアトラクションを体験していないとわからないグッズもあるかも…。

 

 IFの施設内に休憩スペースがたくさんあり、人通りが少ない場所も多くあるので人混みに疲れたときにはいくらでも休憩できます。また、未使用エリアも結構多くあるようなので、今後追加アトラクションがあるかもしれません。

 

 先の「江戸花魁奇譚」は特殊としても、総じて値段は高めです。
 これだけ大規模に「イマーシブシアター」を売り込んだパークだけに、ここであまり安い価格で展開してしまうと、一般の方にとっての「イマーシブシアター」の基準になってしまい、他の「イマーシブシアター」を展開している団体にとっても値付けに苦心することになるかもしれないのでその点では、高い値付もやむなしかなと。
 ただ、ストリートショー系を除いたアトラクションを有料化する代わりに入園券制度があると嬉しいかなとも思いました。

 

 懐かしのヴィーナスフォートが新たな形で蘇った新パーク、今後の展開も気になります。

 

【追記】
 かなり厳格なネタバレ禁止対応をしている『江戸花魁奇譚』ですが、下記、宮迫博之氏のYouTubeチャンネルでは結構なネタバレがあります(公式がよく許可を出したなと思うレベル)。どうしても雰囲気を知りたいという方はご自身の判断でご参考に。

www.youtube.com

 

 

冬の富士急ハイランド

 週の頭は寒波で関東含め大雪で、昨日まで首都高の一部で除雪の遅れによる通行止めなどがありましたが、今日は何事もなく。久しぶりの富士急ハイランド

 高速バスターミナルに到着して第一入園口への待機列を横目に駐車場へ。

 第二入園口方面への通路をストリートビュー撮影してきました。

パーク裏手から「ZOKKON」「ええじゃないか」「FUJIYAMA」などのレールが見えます。レールが雪に映えますね。

 

天気が良いとはいえ昨日までの寒さの影響で午前中はコースター系は凍結でまだ動かず。

園内のミニ富士山展望所は閉鎖されていました。SNS上での話だと解体されるとのこと。ちょっと悲しいですが、この富士山は実際にはビル(かつては内部が富士山博物館や、アトラクションでした)なので、多分老朽化して危険になっしまったのでしょう。

 

本日は『絶望要塞IG』に5回挑戦。

 うち2回、3rdステージに到達できましたが、特に「玉入れ」が全然入らず、ステージクリア条件の130点の半分にしか届きませんでした…。

 ものすごく軽い(ピンポン玉ぐらい)プラスチックボールを3mぐらいの高さに投げ入れるのは至難の業。何か良いコツがないものか…。

 

 その他は午後から運行開始した「ZOKKON」「高飛車」「科学忍具道場」「富士山タワー」などを利用し、「ふじやま温泉」でのんびりしてから退園。

 今日の富士山も絶景でした。

RED°TOKYOTOWER:LAKE VR

 1月26日よりRed°TOKYOTOWERの4Fアトラクションゾーンに【LAKE VR】が登場。


 以前「TOWER TAG」が設置されていたスペースとその隣のスペースに4台のVRマシンが設置されています。体験するには受付で希望するコンテンツを選択して時間指定の整理券を受け取り利用する方式です。 

Flying Cinema

 【LAKE VR】の一番の目玉マシン。2人乗りの座席がVR映像に合わせてかなり激しく動きます。

 コンテンツに寄ってはほぼ逆さまに近い状態になるため、安全ベルトはかなり厳重です。
 体験できるコンテンツは7種類から選択。それぞれに「激しさレベル」があります。今回はレベル3の「ハリウッドジェットコースター」に乗車しました。

…評価としてはイマイチ。どうやらレベル3では真横ぐらいまでが最大の傾きのようです。せっかくのこのマシンなのでもっと上のレベルにすればよかったと感じました(もう一度体験しようと思ったのですが、直後に多数の予約が入ってしまい今日は利用できず)。次はレベル5のコンテンツを選ぶことにします。

Space Shuttle 2.0

メーカーの公式サイトからキャプチャ

 2人乗りのモーションライドチェア。映像に合わせ様々な方向からエアが吹き出したり、座席の背もたれに衝撃や振動があります。こちらは8種類のコンテンツから選択。コンテンツに寄っては肘掛けにあるスティックに設置のトリガーでシューティングもできるようです。

Flash Racing

左。右は「Corps Pro」

 レーシングカー筐体に乗車し、SF風の世界でレースに参加。途中アイテムを取ると、クラクションボタンで攻撃することができます。
 同じようなVRゲームをプレイした記憶が…。どうやらこれ、かつて(今は無き?)JPPVR社が(こちらも既に無い)越谷のVRCENTERで運用していた「RAPID BATTLE」(当時のアスキーの記事に載っています)と全く同じもののようでした。

 

Corps Pro

 スタンドアップタイプのVRで、いくつかのコンテンツの中から1つを選び時間制でプレイできます。コンテンツの中には「ビートセイバー」「アングリーバードVR」などがあることから、汎用型マシンのようです。

 

 

 この【LAKE VR】は、中国各地の商業施設などで、複数の機器をパッケージ展開しているもので、Red°TOKYOTOWERでも、そっくりそのままパッケージごと持ってきて運用しているようです。

 そのため、実は一切日本語ローカライズされておらず、画面の表示も英語もしくは中国語のままでした。あまり聞き取れませんでしたが恐らく音声も中国語でしょう。

 また、モーションライド系の「Flying Cinema」「Space Shuttle 2.0」は共に映像とモーションの連動がお世辞にも良いとは言えず、慣れない人にはかなり酔いやすそうな感じがありました(日本のモーションライド系が、細かすぎるぐらいにシンクロしているということなのかもしれません)。

 全体として大味な体験といったところです(中華系ゲームにありがちですが…)。仮に1回利用ごとに料金を徴収する形式だったら、300〜500円でもちょっとおすすめしにくいと言わざるを得ないマシンですが、ここRed°TOKYOTOWERは、入場料のみでプレイし放題なので、他のアトラクションのついでに体験するのは良いかと思いました。

 

八景島シーパラダイス:『ショッキングホラーハウス』ほか

 久しぶりに八景島シーパラダイス。調べたら8年ぶり。今回は一人なので水族館系はすべてパス。目的のアトラクションも決まっているので単券利用です。

 クリスマスと年末の夜にドローンショーイベントが行われていますが、今日はそのイベントもない日ということで、朝の時点ではジェットコースター『サーフコースター リヴァイアサン』もほぼ待ち無し。久しぶりに乗った感想としては「こんなにマイルドなコースターだったっけ」でした。FUJIYAMAやバンデットなどに比べると、すごく緩やかな動き。といってもつまらないという訳ではなく「優雅な動き」といった感じでしょうか。

 

ショッキングホラーハウス

今回の一番の目的。

ワンダーエッグナンジャタウンに関わった方が立ち上げた会社「遊びフレンズ」によるもの。ホラーハウスに謎解き要素が加えられています(施設のオープン自体は2021年ですが、今年リニューアルしています)。

私自身、お化け屋敷は「好きだけど苦手」なので、怖さ売りしているアトラクションには入れないのですが、こちらは聞いたレベルでは「ほどほど」ということなので、今回チャレンジしました。

ストーリー(公式サイトより抜粋)

SNSで知り合った年齢も職業もバラバラの心霊研究会の3人のメンバー。心霊現象に取り憑かれた彼らは、霊にまつわるたくさんの情報を集めていた。

そして一冊の古い書物に書き示された儀式を見つけだした。その儀式とは霊界の扉を開ける禁断の儀式だ。過去その儀式が行われたのは遥か昔に一度だけ。その場所はある海沿いにある小さな寺院。

書物には「光は東から誕生し西に沈み死をむかえる。寺院の入口に最後の光がさしたあと闇が訪れ霊界への扉が開かれる」と謎めいた一節も書かれていた。3人は記されたその場所を訪れた。理由はわからないが寺院は跡形もなく取り壊されており、今はその場所に、洋館が建っている。美しいはずのその姿は謎めいた不気味さを放っている。彼らはこの建物が寺院と同じ方角を向いて建ってることに何か意味を感じた。

彼らは深夜の洋館に忍び込み書物に書かれていた儀式をここで行うことにした。テーブルを囲み木製のテーブルに魔法陣を彫った。そして書物に書かれた3文字の「言霊」を書き入れた。あとは定められた時間に扉が開くのを待つだけだった。しかし、この儀式には決して行ってはいけないことがあるのを彼らは知らなかった。もしそのルールを破ってしまうと恐ろしいことが起こるのだ…

 

確かに怖さのレベルは、「昔ながらの遊園地のホラーハウス」といった感じで、なんとか私でも無事に通り抜けられました。

一方、館内で探すべき合言葉については…1つ見落としました(苦笑)。1つだけだったので、終了後にスマホで入力するページではなんとかなりましたが…。このページは、後ほど夜に再度閲覧すると、ストーリーの結末が見られるというちょっと変わった仕掛けもあります。


出口には、館内の仕掛けを自由に発動できる「びっくりポン!システム」が設置されています(他に利用者が居なかったので使う機会がありませんでしたが)。

 

マリンカート ファンタジア

バンパーカートに乗り込み、フィールド上に点灯する自分と同じ色の「スターフィッシュ」の上を通過すると得点が加算されるルールの競争型アトラクション。かつてお台場にあった「ミッション:リフレッシュメント」に近いですね(当時の資料がほぼ残っておらず。こちらのサイトに懐かしいパンフレット写真などがありました)。

「ミッション:リフレッシュメント」の時にはライド側に受光部があり、そこで色のライトを認識してスコアに反映させていましたが、このアトラクションではライド側にはなにも無さそうでした。

推測ですが「スターフィッシュ」を投影しているプロジェクタにカメラを設置し、そのカメラでライド上のナンバーを認識しているのではないでしょうか。

ゲーム中、「スターフィッシュ」の色が変わるタイミングが早くなる時間や、どの色の「スターフィッシュ」でも得点になるボーナスタイムなどもあります。やり込むと結構な高得点を目指せそうです。

 

おまけ
八景島からの帰宅途中、1回無料のチケットを持っていた平和島の「トンデミ」に立ち寄り。トンデミは初体験。クライミングやロープウォーク自体もかなり前に、プレジャーフォレストのマッスルモンスターや、今はなきVRZONE Shinjukuなどで体験して以来です。案の定、思い通りには体が全然動きませんでした(翌日、筋肉痛が…普段運動不足なので仕方がないですねw)。



ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場~しとめろ!容疑者F~

 ライブ周遊捜査型(イマーシブ型)イベントアトラクションとして、2023年夏開催の『福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K!~』、秋のミニ版『福袋サスペンス劇場〜スマイル団の休日〜』に引き続き、この冬にもまた福袋の街にスマイル団が登場しました。

公式サイトより一部キャプチャ

 イベントの開始時刻前(13時)にドッキンガム広場の受付ブースへ。毎回開始前に行われるスマイル団のオープニングトークも観覧。

 スマイル団メインキャタクター4名の自己紹介があり、イベント開始。
 体験は1日1回、ナンジャパスポートもしくは、ナンジャコイン1600円分。謎の自動販売機裏にあるスマイル団の秘密アジトで事件の概要を聞きます。

ストーリー(公式サイトより)

福袋の街が生んだ天才芸術家「犬寄猫代」 海外で大きな賞を取り国際的な芸術家となった彼女が、生まれ 育った街に感謝して、多数の作品を福袋のいたる所に飾る、 『猫代芸術展」が開催された・・・
三条家では賞を取りオークションで5億ドルの値がついた名画 「太陽の輝き」を展示していた・・・ しかし・・・その「太陽の輝き」が盗まれてしまった!
・・・実は秋に・・・この事件の予告状のような物が見つかっていた・・・
犯人は誰だ?! そして今、名画「太陽の輝き」は何処に?!
福袋で絵描きをしているFが犯行動機があり現場で目撃されて いることから容疑者にあがった。 福袋警察が取り調べを続けるが容疑者Fを犯人と断定する 決め手がない・・・。Fは容疑を完全否定…Fの自宅兼アトリエを 家宅捜索したが絵は見つからなかった・・・。
夏に引き続き街の平和を守る福袋スマイル団は事件を解決すべく、 一日スマイル団を広く募集して容疑者Fを仕留めに行く!

 早速調査を開始。まずは事件現場である三条家へ。

(一部編集しています)
 そして町内各所にいるスマイル団のメンバーに話を聞きに行き、時には三条家に戻って事件の真相を突き止めていきます。

 町内には今回の事件にも何らかの関わりのある掲示物もありました(これらはイベント参加者でなくても見ることができます)。

 制限時間1時間(アジトでの説明時間を含む)で捜査を終了、容疑者Fが滞在しているアトリエに向かい、絵画の体験生として潜入。

 スマイル団メンバーや、アトリエ内でのやり取りはネタバレになるので書きませんが、団員になりきって会話をすると、役者さんがそれに合わせてくれるので、没入感が半端なくて楽しいです。
 夏に比べると少しだけ謎が難しくなっている感じもありますが(一箇所だけ少し悩んだ)、それでも殆どの参加者は問題なくほぼ事件解決できるでしょう。


 今回のイベントでもスマイル団の皆さんがお暇な時は、記念写真にも応じていただけます…が、後で写真撮りに行こうとしたときには、タイミング悪く、ミイちゃん、タマ姉不在でした。でも不在看板も味があって良いですね。


 さて、こちらは過去のイベントなのでネタバレを書いてしまいますが(今回のイベント内でもスマイル団員から教えてくれるほか、公式サイトのYouTubeでも紹介されています)、夏のイベントで犯人だった「容疑者K」こと「高石かおる」について、秋のイベントでは「高石かおるは一人じゃない」という犯行予告と思しきものが発見。今回の事件はその2つの事件と繋がっています。もちろん、前イベントを知らなくても全く問題はありません。

ただし、どうやらそれぞれ各々の事件の裏に、まだ我々の知ることができない何か大きな仕掛けがありそうです。こちらの今後も楽しみです。

来年2024年はお台場に「イマーシブ・フォート東京」という、体験参加型テーマパークがオープンしますが、この「福袋サスペンス劇場」シリーズもテーマパークにおける体験参加型アトラクションとして一緒に話題になって盛り上がっていくと良いですね。

 

 

よこはまコスモワールド:リニューアルした「VRV」&ARシューティング

久しぶりに木曜日以外の平日夜ぶら。原則木曜日が定休日のよこはまコスモワールドに来ました。

VRV

クリスマスムードを横目に『VRV(VIRTUAL REALITY VEHICLE)』。過去にも何度か利用していましたが、公式サイトによると2023年3月より新コンテンツに変わっているようで、ずっと気になっていました。

ライド周辺は全く変わっていませんが、掲示ポスターによれば以前の「激流下り」ではなく、「異次元級コースター」となっていました。

HMDも以前は簡易型のスマホVRでしたが、今回は専用機(しっかり確認はできませんでしたがMetaQuest2のように思います)。

内容は「バーチャル旅行社のツアーで、異次元を走行できるジェットコースター」というものでした。横浜みなとみらいをイメージするエリアをスタートし、ファンタジー風、SF風といった様々な世界をコースターで走行します。

同じライドで営業している国営ひたち海浜公園の『ドタバタVR旅行』も3月にコンテンツリニューアルしているようで、「バーチャル旅行社」という設定は共通。もしかすると内容同じなのかもしれません。

以前の「激流下り」のときは、HMDの反応速度が遅かったりライドと映像のシンクロがズレていたりでVR酔いしやすく、なかなか厳しい評価になっていましたが(以前の日記)、今回のコンテンツはかなり改善されていました。ライドの動きと映像もしっかりシンクロしていて、違和感なくコースターに乗っているような感覚を体感できます。

 

オバケハンター2 ーガシャドクロの逆襲ー

以前、MRイマーシブシアター「羽田DEJIMA『The Heart of ZIPANGU』」で体験した1→10(ワントゥーテン)社が開発したARシューティングゲームアトラクション。すでに志摩スペイン村で運営されていたものが、今年の7月によこはまコスモワールドに導入されました。

ハンター銃を受け取って、室内に入るとそこは夜の教室。教室のあちこちにはなぜか「お札」が貼られており、そのお札をハンター銃の画面に合わせると、教室中にオバケたちが飛び出してきます。目には見えないオバケもハンター銃の画面ではしっかり見えるので、しっかり狙ってトリガーを引いて撃つというプレイ方法。一定時間が経過すると、最後のボスであるガシャドクロが出現。画面上に表示される弱点をうまく狙って打ち続けると退治終了。

総合得点が2万点を超えると景品がもらえます。

 

「オバケハンター」シリーズには、他にも3Dプロジェクションマッピング方式の「オバケハンター3D ~360°の大決戦~」もあり、志摩スペイン村では7月にこちらにリニューアルしています。そちらも気になりますね。

 

オバケハンター3D ~360°の大決戦~(志摩スペイン村) | Works | 株式会社ワントゥーテン|1→10,Inc.

 

東京ドームシティアトラクションズ:『ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦』

 数々のVRアトラクションを製作しているダイナモアミューズメントと円谷プロダクションが共同で開発したVRアトラクション『ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦』が本日オープン。早速体験しました。

 場所はジオポリスゾーン。

 入場するとそこはウルトラ警備隊基地。今まさにペダン星人の大円盤群により、基地が攻撃を受けている所。ウルトラセブンは基地から300kmほど離れた場所に放されたペダン星人のロボット「キングジョー」と戦っており、苦戦しているとの情報。
 参加者は、まだ新米のウルトラ警備隊員として、ウルトラセブンのピンチを救うため支援武器を搭載した極超音速推進ブースターを搭載したウルトラホーク1号で緊急出撃するというストーリー。

 基地の格納庫に移動すると、4人座席のMX4Dのシアターが4機設置。更に目を引くのはその座席正面にある巨大な送風機。既存のMX4D+VRアトラクション(「ウルトラ逆バンジー」や「幻影劇場」など)でも、映像に合わせて風を送り込む送風機が設置されていますが、それとは比べ物にならないくらいの大きさ。

 着座してVRヘッドセットを装着。VIVEシリーズの中では最高クラスの「VIVE Focus 3」。完全ワイヤレスかつ、高解像度のヘッドセットで見る風景は非常に精細です。目の間の操縦感を握る手も認識しており、体験中は操縦桿は動かさないものの、自分が操縦しているかのうような感覚でした。

 MX4Dならではの椅子の動きや、ギミックも映像としっかりシンクロ、没入感も高いので、激しい動きでありながらもVR酔いは少なそうな感じです。
 詳しい内容は伏せますが、体験中には先の大型送風機も活躍し、高速飛行感を体感できました。

 

 このアトラクション映像では、円谷プロダクションが実施している、名作を現在技術で蘇らせる「TSUBURAYA IMAGINATION」プロジェクトにより蘇った、主人公の「モロボシ・ダン」、「友里アンヌ」も登場しています。

 ウルトラセブンが好きな方も、まだ良く知らない方も、十分に楽しめるVRアトラクションでした。

 

at-raku.com

ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場〜スマイル団の休日〜

夏のナンジャタウンで開催、人気だったイベント『福袋サスペンス劇場』のスマイル団たちが、この秋の土日祝限定で帰ってきました(夏のイベント日記)。

公式サイトより抜粋

今回は「番外編」といった感じで、大きな事件は特になく、のんびりと休日を過ごしているスマイル団の面々とトークを楽しみつつ、簡単な依頼を受けて行くというパターンです。

順に「ヴーさん」「たま姉」「モジャ兄」「ミイちゃん」(それぞれ、ナンジャタウンのキャラクター「ナジャヴ」「もののけたま」「モジャヴ」「ナジャミー」のファンという設定)。

依頼は本当に簡単なものばかりです。万一悩んだら、もう一度団員に会って話すればなんとかなります。

 

このイベントは、公式サイトに記載の開催時間が13時〜15時(「モジャ兄」のみ14時半まで)と非常に短い時間しか受け付けていません。ただ、もし本気でこのイベントに参加しようと考えている場合は、16〜17時くらいまでスケジュールに余裕を持っておきましょう。

詳しくは書けませんが、なにかあります(公式サイトにも、実は一人だけ気になる言葉を発言していたり…)。

 

夏のイベント開催時から、グッズが販売されているなど、「スマイル団」はイベントのレギュラーキャラクターとしての地位を確立しているようですね。
実際、ナンジャタウンらしいイベントなので、今後の展開も楽しみにしています。