数々のVRアトラクションを製作しているダイナモアミューズメントと円谷プロダクションが共同で開発したVRアトラクション『ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦』が本日オープン。早速体験しました。
場所はジオポリスゾーン。
入場するとそこはウルトラ警備隊基地。今まさにペダン星人の大円盤群により、基地が攻撃を受けている所。ウルトラセブンは基地から300kmほど離れた場所に放されたペダン星人のロボット「キングジョー」と戦っており、苦戦しているとの情報。
参加者は、まだ新米のウルトラ警備隊員として、ウルトラセブンのピンチを救うため支援武器を搭載した極超音速推進ブースターを搭載したウルトラホーク1号で緊急出撃するというストーリー。
基地の格納庫に移動すると、4人座席のMX4Dのシアターが4機設置。更に目を引くのはその座席正面にある巨大な送風機。既存のMX4D+VRアトラクション(「ウルトラ逆バンジー」や「幻影劇場」など)でも、映像に合わせて風を送り込む送風機が設置されていますが、それとは比べ物にならないくらいの大きさ。
着座してVRヘッドセットを装着。VIVEシリーズの中では最高クラスの「VIVE Focus 3」。完全ワイヤレスかつ、高解像度のヘッドセットで見る風景は非常に精細です。目の間の操縦感を握る手も認識しており、体験中は操縦桿は動かさないものの、自分が操縦しているかのうような感覚でした。
MX4Dならではの椅子の動きや、ギミックも映像としっかりシンクロ、没入感も高いので、激しい動きでありながらもVR酔いは少なそうな感じです。
詳しい内容は伏せますが、体験中には先の大型送風機も活躍し、高速飛行感を体感できました。
このアトラクション映像では、円谷プロダクションが実施している、名作を現在技術で蘇らせる「TSUBURAYA IMAGINATION」プロジェクトにより蘇った、主人公の「モロボシ・ダン」、「友里アンヌ」も登場しています。
ウルトラセブンが好きな方も、まだ良く知らない方も、十分に楽しめるVRアトラクションでした。