ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

西武園ゆうえんち:『ウルトラマン・ザ・ライド』『夕日の街灯りイルミネーション』

2023年7月14日より夕陽館で上演開始の『ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘』と、冬のイルミネーションイベント『夕日の街灯りイルミネーション』を目的に西武園ゆうえんちへ。12時頃到着で、チケット窓口は15分待ちぐらいの混雑。

園内飲食店は昼はどこも60分待ち前後と長いので、キッチンカーのケバブで軽い昼食。混雑時の飲食店飽和状態は改善されてないですね…。

ぶらぶらとストリートパフォーマンスや、バラ園などを散策。秋のバラが見頃を迎えていました。バラ園は遊園地としては地味な存在ですが、のんびりするには良いですね。

ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘

現在「夕陽館」では、『ウルトラマン・ザ・ライド』と『ゴジラ・ザ・ライド』を入れ替え上演中。今日は14:45までが『ウルトラマン・ザ・ライド』でした。待ち時間は45分程度でしたが、今回は特急券(1人1000円)を購入して、待ち時間なしにしました。

人気の初代ウルトラマンゼットンの戦いを、科特隊の新人隊員として一緒に戦うというストーリー。その映像の迫力やモーションの激しさはハイレベルで、なかなか良かったです。
ただ、『ゴジラ・ザ・ライド』に比べると、映像体験前の没入感に少し欠ける感じがありました。ゴジラは「夕陽館に映画を見に来ていた時に、突然ゴジラの襲撃に遭い、脱出する」というストーリーだったので、プレショーから本シアターまでスムーズに没入できたのですが、今回の「ウルトラマン」はプレショールームがすでに科特隊基地となっていました。なので、せっかくの夕陽館のエントランスの造形が無駄になってしまったなぁという感じです。また、プレショールームから本シアターに誘導するスタッフが、夕陽館スタッフの衣装だったのもちょっと残念です。科特隊の衣装だったら良かった…。


喫茶ビクトリヤ

他の飲食店も60分待ちというような状態だったので、どうせ待つならと初利用。

妻と二人で、プリンアラモードとハットケーキ。また私はドリンクでクリイムソーダの冬限定「雪」を注文。雪だるまサンタが可愛い。がっつり昭和な糖分補給を堪能。

 

夕日の街灯りイルミネーション

17時から、商店街エリアで「夕日の街灯りイルミネーション」が20分間隔で上演。

昨シーズンのイルミネーションは園内を歩き回るものでしたが(その時の日記)、今回は商店街エリアのみです。

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遊園地で遊んだ親子が帰り道で素敵なイルミネーションに出会うと行った物語でした。

電球色のイルミネーション(実際には電球ではなく、電球風のLEDのようです)ならではで、他の遊園地のイルミネーションよりも「暖かさ」を感じるものになっていますね。

 

イベントとは直接関係無いですが、富士見塔などもライトアップされて綺麗でした。

 

よみうりランド:開発エリア&ジュエルミネーション

少し早めに仕事を終えてよみうりランドへ。
京王よみうりランド駅からは今はゴンドラ「スカイシャトル」で行くのが一般的ですが、かつては『ランド坂』と呼ばれる急勾配を登る路線バスが使われていました(今もバス路線はあります)。

以前のルートと、現在のルート

2021年の9月に新たなトンネルが開通し、急勾配ルートは廃止に。まだ新ルートは暫定ですが、気になったので駅で電動アシスト自転車を借りて立ち寄ってみました。

ループ状になったため、以前ほどの急勾配ではないものの、電動アシスト自転車でもちょっと苦労するくらいの登り坂を登ると、まだまだ造成工事の真っ最中。廃止された旧ランド坂の道路は完全に埋め立てられていました。
実はこの土地もよみうりランドの敷地で、将来巨人軍の2軍球場や、水族館が建設される予定の場所です。今後どうなっていくのか気になりますね。

 

遊園地のほうは、本日から2023年度のジュエルミネーション開始。点灯式なども行われたようです。

ハロウィンとジュエルミネーションのコラボは今日から13日間の限定ですね。


メインステージとなる『波のプール』エリアでは、光と水と炎のショー。

自動上演のショーの他、ダンスパフォーマーによる、LEDシルエットダンスが今年も健在。

ジュエルミネーションは、12月になると混雑してくるので、ゆったり見るなら(また、寒さに震えたくなければw)今のうちがおすすめです。


マニアなツアー:プラムの国『恐怖の洞窟』、モグラ駅『土合駅』ほか

 バスツアーは3年ぶりとなる「マニアなツアー(旧・別視点ツアー)」に参加しました。今回は群馬県みなかみ周辺を巡る珍スポットツアーです。

 池袋駅を朝8時に出発。三連休初日ということで関越道は途中渋滞で予定より50分ほど遅れ(最初の休憩所までのトイレ我慢が厳しかったw。ギリギリセーフ)。

 車内ではオヤツとして、下仁田ねぎを使用した煎餅と、群馬名物焼きまんじゅうが提供。独特な味わいです。

 

プラムの国「恐怖の洞窟」

最初の目的地は「プラムの国」。

本来はプラム農園ですが、閑散期の暇つぶしにオーナーが敷地内に様々な遊具などを設置している、私設テーマパークです。

ウサギやヤギに餌を与えて触れ合えます。かなりお腹を空かせているのか、ヤギたちはかなり激しい争奪戦。


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プラム農場の坂を下ると「バラエティ広場」ここにもウサギやヤギがいます。

ここの目玉は手作りお化け屋敷『恐怖の洞窟』。

入り口からして怪しさ全開です。

中はかなり真っ暗に近い場所もあります。途中ルートがわからなくなって、焦ってしまいました。

youtu.be(スタート時の向きが逆になっていますので、ドラッグして向きを変えてください)

この洞窟は、プラム農園を始める前にコンクリートで部屋を作って、そこに土をかけてつくったそうです。作った理由が「暇だったから」。いまでもオーナーさんが暇なときに内部を改造しているそうなので、行くたびに細々変わっていくようです。

 

奥平温泉 遊神館

昼食は日帰り温泉もある奥平温泉 遊神館で、ナマズの唐揚げなどのお弁当。

ナマズはふわふわした、他の白身魚などとはまた違った食感。

入り口の池の周りでは看板猫が巡回中。

全然人を怖がらない、人懐っこい猫でした。

でも、池の鯉にとっては危険な猫なのかもしれません(写真の猫は別猫みたいですが)。

たくみの里 おめんの家

集落内の各所に様々な体験型工房があるたくみの里の1軒、お面職人さんの工房です。

沢山ある素地のお面から1枚選んで、自由に絵付け体験。

何とも無難な感じで収まってしまいました。

 

日本一のモグラ駅・土合駅

最後の目的地は、上越線無人駅・土合駅

上りホームは地上にあるものの、上越線が複線化した際に下りホームが新清水トンネル内に設置されたため、462段の階段で地下70mまで潜る必要があることで「日本一のモグラ駅」と称されています。二番目は現・えちごトキめき鉄道筒石駅で、以前雪月花に乗車したときに立ち寄りました(当時の日記。階段は登りませんでしたが)。

長い階段を降りたホームは霧に包まれていて、異空間に向かいそうな幻想的な空間になっていました。

帰りはもちろんこの462段の階段を登って改札まで戻ります。ホームは涼しくて気持ちが良かったのですが、登るごとに段々気温が上昇。登りきった時には汗だくでした。

無事に全員地上に戻り帰宅の途へ。帰りはほとんど渋滞もなくスムーズに到着しました。

今回巡った場所は、交通機関が乏しい(土合駅も通常1日6本しか電車が停車しません)ので、自家用車でもない限りは、なかなか行くことが難しい場所ばかり。珍スポットツアーは、こういった場所に行けるので楽しいですね。

 

「マニアな合同会社」が企画するマニアなツアーの情報は下記を参照ください。

note.com

 

 

富士急ハイランド(2):『絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-』&『FUJIYAMAスライダー』

絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-

 本日3つ目の初体験は『絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-(IG)』。2012年に初代『絶望要塞』がオープンした後、2回のバージョンアップ、さらに『絶望要塞2』『絶望要塞3』と内容を一新していたシリーズの最新版です。

 少々キツめの赤で統一された施設の中に入ると、アトラクション待機エリアも赤一色。

豪華でありながら、なんだか品の無い内装は、ここの主「Z」の趣味でしょうか。

受付でグループ(1〜3名)の代表者にIDリストバンドが渡され、説明ルームへ。
ここの主「Z」の主催するショーの見世物となってしまった参加者が、「Z」の用意した様々なゲームのある1〜5ステージをすべてクリアすることが、このアトラクションの最終目的です。
第一ステージは、2つのゲームの合計点で100点以上を目指します。最初のゲームは「だるまさんがころんだ(A、B部屋)」「はいはい(C、D部屋)」の2種類。どちらになるかは説明を受けた部屋で行われるあみだくじで決まります。「だるまさんがころんだ」は鬼が見ていないうちに、指示された番号のボタンを押すというもの。「はいはい」は壁の高さを超えないように匍匐しながら指示された番号のボタンを押すというものです。
ゲームを終えると次に行くべき部屋が指示され、他のさまざまなゲームを行っていきます。それぞれのステージには制限時間とスコアノルマがあり、そのノルマをクリアできれば次のステージに進め、クリアできなければゲームオーバーと至ってシンプルなルール。

当然ながら、ステージが先に進むごとに、その難易度は上がっていきます。今回私は3回挑戦しましたが、2回目までは第2ステージで脱落。3回目で辛うじて第3ステージに進めましたが、ほぼ為すすべもなく脱落しました。

プレイ後は、出口のモニターに表示される画面のQRコードを読み込むことで、自分のスマホに結果を保存できます。

 

待機列の周囲には「W〜Y」および「Z」のエリア。実はここは、これからプレイするゲームの第4ステージ以降になっています。つまり、第3ステージをクリア出来た人は、待機中の多数の観客の前でゲームをクリアしなければならないというプレッシャーとも戦わなければなりません。

今回、館内での写真撮影がOKになっていたり、ほとんどのゲームルームが、他のプレイヤーから見える場所にあったりするなど、オープンな環境になっていました。過去の「絶望要塞」シリーズでは、内部での不正プレイの噂が絶えなかったのですが、今回この形式が一つの解決方法になっているようにも思いました。

50歳超えの私には体力的に厳しいゲームも多々ありますが、今後も少しは挑戦してみたいと思います。

 

※専用ページ作成しました。

絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-情報 - Neo Amusement

FUJIYAMAスライダー

昨年の夏にオープンしたアトラクションですが、なかなかタイミングが合わず体験できなかった『FUJIYAMAスライダー』も体験。

荷物は一切持ち込めず、1Fでヘルメットとサポーターを付けてエレベータで展望台に登ったら、すぐに滑り降ります。結構長いのでなかなか楽しいのですが、まぁ1回で良いかなという感じでした。
このアトラクションと『FUJIYAMAウォーク』は、富士急ハイランドの園外にあるので、帰りがけなどのタイミングでないとなかなか行きにくいというのも難点(再入園できますが、徒歩5分以上かかる距離)ですね。

滑り降りてから改めてスマホを持って展望台。

今日の富士山は少し雲がかかっていましたが、絶景を堪能できました。

そのまま再入園はせずに、ふじやま温泉で汗を流して帰宅の途へ。

 

 

富士急ハイランド(1):『ZOKKON』&『進撃の巨人 THE RIDE ~ウォール・マリア最終奪還作戦~』

夏休み最終日の富士急ハイランド

天気もよく学生たちを中心にまだまだ開園待ちの大混雑。
今回は、昨年・今年にオープンした4つの未体験アトラクションが主な目的です。

開園と同時に20分ほど待ちのFUJIYAMAに1回搭乗してから、絶叫優先券で新コースター最初の目的へ。

ZOKKON

バイク型のライドに乗車し、高速で急カーブを中心としたコースを縦横無尽に駆け抜けるタイプのコースター。高低差はそれほどありません(遠くに見える「ええじゃないか」のコースターとの差が目立ちます)が、途中逆走したり、映像演出があったり、再加速したりするので、なかなか飽きさせません。また、走行中、SEKAI NO OWARIが手掛けたオリジナルBGMがライド内のスピーカーから流れており、コースのポイントポイントでうまく曲とシンクロするようになっています。

乗り心地もスムーズなので、スリルというより「楽しい」という気分が高まるコースターでした。

一つ心配なのは、このスムーズさが何時まで続くかですね。どうしても年月が経つとメンテナンスを適切に行なっていても、ガタがきてしまいます。スムーズさが無くなるとこのコースターの楽しさが薄れてしまうので、スムーズさの維持のためのメンテナンスには頑張ってほしいと思います。

www.fujiq.jp

 

進撃の巨人 THE RIDE ~ウォール・マリア最終奪還作戦~

『富士飛行社』の時間枠入れ替えコンテンツ、6月までで『EVANGELION THE FLIGHT』が終了し、新たにこちらのコンテンツに。

入口脇の装飾や、ウェイティングエリアも『進撃』で飾られています。

この場所での写真撮影やSNS投稿は大歓迎とのこと。

富士飛行社のモーションライドシステム(西武園ゆうえんちの「夕陽館」と同様)で、獣の巨人の投石攻撃を避けながら、巨人たちに立ち向かっていく兵団の1兵となって戦うもの。記憶違いでなければ、お台場にあった「ヘキサライド」と同じ内容のようでした。
それでもVR映像で見るヘキサライドと、球面大スクリーンで見る富士飛行社では、それぞれに違った迫力があるように感じました。VRでは体験できる人数の制約が大きいので、相互互換でコンテンツを流用するのは方策として良いかもしれませんね。

浅草花やしき:開園170周年のナイト営業

 本日まで、開園170周年イベントの一つ「クラフトビアガーデンin花やしき」が開催、一部アトラクションのみ21時まで営業していました。
 普段は夏でも夕方に閉園してしまうため、仕事帰りに立ち寄ることが困難ですが、この機会に行ってきました。

マルハナ剣術道場

 アトラクションは一部を除いて18時で運営終了してしまうので、まずは入園して即、「マルハナ剣術道場」へ。

 2022年9月に登場したアトラクションで、横浜・八景島シーパラダイスで「ショッキングホラーハウス」や「チャンバラ★ジム ガーディアンアカデミー」を運営している、遊びフレンズ合同会社*1)によるもの。

 受付で木札と剣を受け取り、道場へ。

 4つの部屋それぞれに立っている賊や忍者、侍などの光るボタンを制限時間内にとにかく斬りまくるモグラたたき式ゲームです。
 ルールはシンプルですが、クリアのためのノルマが後半になるごとに厳しく、またボタンが光っている時間も短くなってきます。

 2人1組でのプレイを前提としているため、1人でのプレイではまず後半のノルマクリアは不可能です(ボタンの点灯がもし決まったパターンであるならば、やり込めばクリアできるかもしれませんが、ランダムだったら無理でしょう)。

 また、子供が楽しめる設計になっており、大人の身長だと意外とボタンを上手く斬りにくい微妙な角度になっています。いやはや厳しいw.でも、シンプルなゲームだけに、誰でも楽しめるでしょう。

 

パノラマ時間旅行

 2023年7月にリニューアルオープンしたアトラクションの1つ。前左右下の4面スクリーンシアター。花やしきの遊覧飛行をしていたところ、時空を超えてしまって昔懐かしい花やしきを体感するというもの。導入部分の花やしき離陸シーンは、かつてあった「Beeタワー」に乗っているかのようた感覚でした。

 

お化け屋敷

 こちらも2023年7月にリニューアル。以前とは場所も変わっています。江戸四大怪談がテーマ。最近はやたらと「怖さ」競争になっているお化け屋敷業界ですが、ここはそれに反して、オーソドックスな昔ながらのお化け屋敷です。なので、怖さはほどほどでした。
 内部で流れている効果音や音声が、なんだかとても聞き馴染みのあるもので、たぶんナンジャタウンもののけ番外地と共通した音響(声優さんや、効果音制作者が同じ)なのではないかと感じました。

 お化け屋敷付近の造形もそれっぽい雰囲気に。

 この「パノラマ時間旅行」「お化け屋敷」のある屋内2Fエリアは他にも新アトラクション「摩訶不思議!?君もスクープカメラマン」(回遊型のため、今日は既に受付時間に間に合わず)があり、底に至る階段や通路も、大正風のレトロな雰囲気になっています。

 屋内1Fの軽食店舗内には、ネイキッドによる花のデジタルアート演出「NAKED花景色」も新たに登場しています。四季の風景をイメージした演出です。

 

夜の花やしき

クラフトビアガーデンは、ローラーコースター裏の駐車場で開催。様々なクラフトビールの飲み放題メニューもありましたが、私はあまり飲まないので、1つ「黒ビールフロート」を注文。

 コクのある黒ビールに、アイスクリームが以外にもマッチしていて、アイスをビールに浮かべても、アイスにビールをかけても、美味しくいただけました。


 その後は夜の花やしきを散策。

 普段は日没前に閉園してしまうので、なかなか見ることが出来ないイルミネーションです。

 建物屋上も開放。「ぶら坊」の館も夜になると窓明かりが。昼間はあまり目立たないですが、窓にはぶら坊の芽が描かていているんですね。
 スカイツリーとスペースショットタワーの競演も見れました(パラボラアンテナがちょっと邪魔w)。

 

 浅草という立地上、夜遅くまでの営業はまず滅多に行われないのですが、また平日夜の営業がある日があれば、来てみたいですね。

 

*1:ナムコワンダーエッグナンジャタウンの関係者が独立して立ち上げた会社

『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』は、裏側が面白い

 としまえん跡地に2023年6月16日にオープンした『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』に行ってきました。既に開園から2ヶ月ほど経過しているので、既に行かれた方からの事前情報を色々調べてからの訪問です。

なお、予め記載しますと、私はUSJの『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』エリアでの体験以外は、映画も小説も見たり読んだりしたことがありません。そういう人間の視点で見ていることをご承知おきください(あと、一応映画業界の人間でもあるのでそちらの視点も多いかと)。

正面口にてチケットチェックと、荷物検査を受けてエントランスへ。長大な3面スクリーンが目立つウェイティングエリアと、左右にショップ・レストラン。

特にショップエリアはかなり広く、造形もものすごく凝った作りになっており、ここだけでも一つの展示エリアと言えるレベルです。ツアー開始時刻の1時間前からエントランスには入館できるので、早めに来て(お土産自体は帰りに買うとしても)先にじっくり巡るのも良いですね。

今回、チケットは「デジタルガイド」と「公式ガイドブック」がセットになった「スタジオツアーパッケージ」(¥9,600)。公式ガイドブックは日本語版と英語版のどちらかを選べます(妻と一緒だったので、記念に1冊ずつにしました)。デジタルガイドでは各エリアごとに音声ガイドを聞くことができる他、各種インフォメーションや、エリアにまつわる特典映像も視聴できます。

 

17時になりツアー開始。各映画作品のポスターを3D化したモニュメントのある通路を抜け、プレシアターで注意事項など。メイシアターハリーポッターの概略説明を鑑賞(このシアター内は撮影禁止)。そして大広間への扉が開きツアーがスタート。

大広間のみ、ガイドスタッフ(TDLのキャスト、ナンジャタウンのナンジャリアンのような専用の名称があったのですが、忘れました)による、展示衣装やセットの開設があります。

 

さて、ここ『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』は、テーマパークではありません。映画「ハリポッター」シリーズをメインに、ワーナー ブラザース映画の撮影スタジオの裏側を見学する施設です。それ故USJのハリポタエリアでは「忠実に再現した世界の中に居る」ため絶対に見えないものが、このスタジオツアーにはあります。

裏側です。

豪華な大広間も、立派な宿舎もちょっと横にずれれば、ハリボテであることがはっきりわかります。ハリボテにも関わらず、正面から見るととてもそうとは感じさせない、精巧な映画美術セットの技を楽しめます(これについては後半部分に専門エリアがあります)。

あるセットの裏側にはこんなボックスが。「アニメーションコントロールシステム#2 ダンブルドアオフィス メモリーキャビネット フォークス」と書かれています。

表に回ると…

フォークス(不死鳥)の動きをコントロールしている装置が入っているようです。こういった部分も隠さずそのまま設置されています。

 

展示だけでなく、時々スタッフによる魔法講座などが行われることもあります(スケジュールなどは公表されていないようです)。今回は暗黒魔法から身を守る魔法講座。当然普通に終わらず、講座途中で本物の暗黒魔法使いからの襲撃があるというエンターテインメントになっています。出会えたらラッキー?

 

中盤、バックロットカフェで夕食。19時時点で注文レジは若干待ち列がありましたが、座席には充分な余裕がありました。注文すると番号札を渡され、テーブルの上に置くように言われます。この番号札は、テーブルの裏面に貼られたタグを読み取り、センターに位置情報を送るシステムになっています。これにより配膳スタッフが間違えずに料理を運んできてくれます(なので、手でずっともっていたり椅子の上に置いたりしないよう注意)。

 

バックロットカフェの先は屋外展示、そして有名なホグワーツ特急。このエリアには駅や旅をテーマにしたお土産物屋さんもあります。

後半に入ると、映画の裏方側の展示が増えてきます。様々な建造物や小道具の設計を行うコンストラクションチームエリアには、次のエリアに広がる魔法省の「作りかけ」モデルがあります。両方見比べるのも面白いです。

クリーチャーチームエリア。様々な怪物たちを生み出したチームの細かな技を見ることが出来ます。また長年のシリーズの間に、実物モデルが使われていたゴブリンが、CGに変わっていった比較の展示もありました。

サウンドエリア。足音収録のための様々な床や、音を出すための小道具の数々。このあたりは、昔調布の撮影所に行った時に同じような設備を観たことがあり、日本もハリウッドもあまり変わらないんだなぁという感覚でした。

 

最後にダイアゴン横丁セット、ホグワーツ城の巨大模型などを見学してツアー終了。

エントランスにある謝辞レリーフ

今回の所要時間はほぼ4時間ほど。でもかなり早足に近い感じでした。
今回借りたオーディオガイドも、メインガイドだけで約2分✗30箇所あり、さらにエリアに寄ってはサブガイドとして写真集や、2〜3分の映像コンテンツ(字幕なので、展示を見ながらという訳にはいかない)が多数収録されているので、全てをちゃんと視聴するにはこれだけで2時間ぐらい必要です。
メインガイドとともに施設をまず見て回り、ホグワーツ城模型まで来たらあらためて大広間出口まで戻り(この間は戻って良い)あらためて、じっくり細かく観覧、バックロットカフェ(または隣のバタービール屋)で一服しながら、サブガイド映像を視聴するというような方法が良さようです。このような形で見学すると7〜8時間くらいかかるのではないかと思います。

 

最初に述べたように、私は「ハリポッター」シリーズの作品についての知識はほとんどありませんが、それでも充分楽しめる施設でした。

 

おまけ

帰りの豊島園駅は、2線ともスタジオツアーラッピング車輌でした。通常の広告ラッピング車輌はせいぜい1〜2編成なのですが、現在このラッピング車輌は3編成あります。8輌編成で各駅列車運用がメインなので、池袋〜豊島園間を利用していると特によく見かけますね。

ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K!~

 2023年夏休みのナンジャタウンは「ナンジャ夏フェス」として、「ナンジャ怨霊フェス2023」「福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K~」「ナンジャマジックショー~魔術王国へようこそ~」の3大イベントを開催。

 その中の「福袋サスペンス劇場」に参加しました。

福袋サスペンス劇場公式サイトより

 運営時間は11時〜17時(16時受付終了)。ナンジャパスポートもしくはナンジャコイン8枚(1600円)で、1日1回参加できます。

 ドッキンガム広場で受付で行い捜査メモを受け取ったら、秘密の入口から「スマイル団」の隠れ家へ。

 「スマイル団」は、福袋町内でこれまで数々の難事件を解決してきた自警団。そのメンバーの一日特別団員となり、つい先日発生した殺人事件の捜査に協力します。まずは映像で、スマイル団の自己紹介と、事件の概要を聞きます。

【事件の概要】(公式サイトより)

〇月〇日 福袋七丁目商店街のはずれにある三条家で、いやし堂の マッサージ師、 唐田茂夢(からだもむ)さんが不審死で発見された。 福袋警察は、事件と事故の両面で捜査は進められているが、 中々真相が明らかにならない。
唐田さんが亡くなった現場は誰も見た事もない異常な状態だった。 サスペンスドラマで幾度となく登場した扉や窓など全てが中から 鍵がかかっていて誰も入れない密室。
ではなく、今回はその真逆。
扉や窓は全開。 それだけではなく茶箪笥や押入れ冷蔵庫まで、全てが 開けられたまま。 ちゃぶ台の上のタッパーやキムチのパック、 飲み物や
調味料チューブの蓋まで全て開いている。 完全な密室が完成されていた。
唐田さんの額には打撲痕があり、その横には豆腐のパックが落ちていた。 唐田さんは豆腐の角に頭をぶつけて亡くなったのか?そんな馬鹿な?
不可解な現場に福袋警察は困惑。
捜査は難航し、ついに「特別自警団大募集!」 の声が上がった。
警察では解決できない多くの事件を解決してきた実績のある自警団。 「福袋スマイル団」に加わり、仲間と共に、事件の真相をあばいてほしい! 君の推理が街を救う!

 捜査メモには、地図・聞くべきこと・分かった内容を書く回答欄のほか、捜査終了時間が記載されています。制限時間50分(最初のオープニング映像を見る時間も含る)の間に、現場検証と、福袋町内にいるスマイル団の4人のメンバーに質問をして、事件捜査を行います。

事件現場(一部修正しています)

 捜査が終わったら、ゴールブースである「りらく診療所」へ。既に「スマイル団」が容疑者と断定している「K」がここにいるので、「K」と対面。捜査結果をもとに、「K」を追い詰めて行きます。「K」のアリバイ崩しなど、すべての証拠を突きつけ、「K」が観念すれば、ミッション成功です。
 なお、町内のスマイル団員は結構気まぐれで、時々地図から少し離れた場所を歩いていたり、一時的にいなくなってしまうこともあります。

 「モジャヴが大好き」という設定のある「スマイル団」の「モジャ兄」は、モジャヴのステージショーが気になって境内に来ていました。

 もちろん少し待てば団員は戻ってきますが、時間がない場合は、他の団員に「●●さんが居なくて」などと言うと、「●●さんから聞いていた話」を教えてくれますので(スタート時にも説明されている公式方法です)、大丈夫です。

 初めての挑戦で、制限時間内にすべての証拠を揃えるには、結構シビアな時間設定でしたが、したが、無事クリアすることができました。

 

 今回の「福袋サスペンス劇場」は、「ライブ周遊捜査型」で、スタート地点以外の「スマイル団員」「容疑者K」は全て役者さんです。
 このような形式のイベントは最近では「イマーシブ型」「リアル謎解き」などとも言われていますが、その名称が出てくるより以前、ナンジャタウンが開園した当時から(さらに、その前にナムコが運営していた「ワンダーエッグ」で)既に実施されていた形式です(当時は「パークラウンド・アトラクション」と呼んでいたようです)。

 似たような「ライブ周遊捜査型」は、今では主に謎解きイベントで頻繁に行われていますが、そのような場合、単なるそのパークのアルバイトやボランティアスタッフが、ポイントでの役を演じる事が多く、アドリブなどが特に無く淡々と進む場合も多いのですが、今回のイベントは、ワンダーエッグ、初期ナンジャタウン時代のイベントに関わった「小野プロデュース」が企画協力し、担当しているのが本業の役者さんで、レベルの高い人達が多く集められています。

 ナンジャタウンがコラボメインになっていった時期や、コロナの影響でこういったイベントがしばらく行われていませんでしたが、久々に元祖とも言えるテーマパークでの「ライブ周遊捜査型」イベントは、「あの時の楽しさ」が健在でした。

 

富山旅行:3日目(2)・魚津水族館、ミラージュランド、埋没林博物館

魚津駅の観光案内所で電動アシスト自転車をレンタルし、魚津市内をサイクリング。海岸沿いの「蜃気楼ロード」は、富山湾岸サイクリングコースの一部になっているので比較的走りやすい道のり。

途中には米騒動発祥の地である旧十二銀行の米蔵もあります(記念碑は50mほど離れた公園内)。

 

魚津水族館

魚津駅から約4kmほど南、現存する日本最古の水族館「魚津水族館」(建物は三代目)。今年で110周年を迎えます。

今ではどの水族館にもある、アクリル製トンネルもここが日本初。短い距離ですが当時は最先端の技術の集結で作られたものでしょう。

ダイバーによる給餌。

おさかなショーや、人面ふぐの展示など、独特な展示もあります。

他の水族館であれば有料ツアーに設定されるような大水槽上のバックヤードにも自由に入って見学可能。

古い水族館なので、波の水槽の造波装置が故障していたりもしますが、頑張っている感じのある水族館でした。

www.uozu-aquarium.jp

ミラージュランド

魚津水族館のお隣、富山のローカル遊園地「ミラージュランド

大観覧車こそ遠くからでも見える富山屈指の遊園地ですが、ここには遊園地で定番のジェットコースターがありません。絶叫系の乗り物といえば「パラトルパー」「バイキング」ぐらいです。

この観覧車、ほぼ半数のゴンドラが、何かしらのテーマに沿った装飾が施されており(例えば金のゴンドラは、シャンデリアがあるなどゴージャスな内装)、専用の待ち列に並べば希望するゴンドラに乗ることが出来ます(もちろん、特にどのゴンドラでも良いという人は、通常列に並べば早い順に乗れます)。

富山湾側、アルプス側、どちらも絶景を堪能できます。

 

さて、今回ここに来た私の一番の目的は、お化け屋敷『恐怖の館』。何の変哲もないお化け屋敷ですが、他の遊園地ではほぼ禁止されている「アトラクション内撮影」が許可されています。

お化け屋敷はちょっとだけ苦手な私ですが、内装には色々興味があったりするので、これは撮影しないわけには行かないでしょう。

事前に館内の状況を知っておくことで、少しは怖さも軽減します。

ということで、予習用の映像です。


www.youtube.com

www.mirageland.net

 

埋没林博物館

魚津港の近く、埋没林の上にあるのが「埋没林博物館」。

道路の向かいにあるカフェ側が入り口です。トンネルをくぐって博物館内へ。テーマ館は、魚津で多く発生する「蜃気楼」と「埋没林」についての展示コーナー。映像シアターで蜃気楼の発生のメカニズムや埋没林の成り立ちなどを紹介した映像を合わせて見て学べます。

3つある別館はそれぞれ発掘された埋没林の展示。

水中展示館は、湧き水の中に発掘時そのままの形で沈めた状態で展示。

地下の窓からは水面に写った蜃気楼のような逆さ埋没林を見ることが出来ます。

一方、乾燥展示館では埋没林に触れることができたり、ドーム館では発掘された時のそのままの形で、それぞれの木々がどのような状態で埋まっていたかを知ることが出来ます。

この場所には今でも、多数の埋没林が埋まっているとのこと。センサー調査により位置が特性されているところには看板が立っていました。

www.city.uozu.toyama.jp

新魚津駅の罠

魚津市内観光を終え、観光案内所に自転車を返却。新幹線の黒部宇奈月温泉駅に向かうために、魚津駅連絡地下道を抜けて、地鉄新魚津駅へ。ところが地下道を抜けて見渡しても新魚津駅の改札が見当たりません。荷物を持っていたために、連絡通路を抜けてエレベータに乗ったのですが、実はエレベータに乗ってしまうと新魚津駅には行けないという罠でした。通路途中にある細い階段が改札に繋がっていました。電車の時刻まで10分ほどありましたが少し焦りました。

無事に電車に乗れ、黒部宇奈月温泉駅併設の黒部市地域観光ギャラリー「のわまーと」で「水だんご」を購入。

 

「水だんご」は魚津で昔から作られていた郷土菓子で、現在は藤吉というお店がその味を継承しています。昨日泊まったホテルでも夕食・朝食のデザートに提供されていたので、特にお店には立ち寄らなかったのですが、「のわまーと」でレジ横にあるのを見つけて思わず購入。

ホテルでは、みたらしのタレや、あんこ、ソフトクリームなどと一緒に盛り付けて食べましたが、お土産のセットは基本の「緑きなこ」。「水だんご」は、独特の触感がなんだか癖になりますね。関東の「すあま」をもっと柔らかく、みずみずしくした感じです。名水なくしては作れないお菓子のようです。

 

今回の3日間の旅行は、天候が心配でしたが若干パラパラ雨に当たったぐらいで、他は曇り空でした。晴れ空こそ見れませんでしたが、当初大雨も覚悟していたので、まずまずの天気で良い旅になりました。

 

富山旅行:1日目・滑川市ほたるいかミュージアム、富山市内
富山旅行:2日目・黒部峡谷パノラマ展望ツアー
富山旅行:3日目(1)・宇奈月散策

 

 

 

 

九州自然動物公園 アフリカンサファリ

 妻の実家近くを走る路線バスでアフリカンサファリへ。このバスも昨日のバス同様かなりの混雑でしたが、乗客の殆どは鉄輪や海地獄で下車、そこからはガラガラに近い状態でした。

 サファリへは自家用車で来園する方々が多いようで、到着後ジャングルバスの受付を行うと一番早い時間で1時間後でした。次の路線バスで来ていたらもしかしたらかなり遅い時間のジャングルバスになっていたかもしれません。

 時間までは徒歩で巡れるふれあいエリア。

 どのエリアでも餌をあげたり、動物によっては撫でたりすることができます。

 カンガルーエリアは、かなり広い檻の中に人間が入って触れ合えます。尻尾に躓かないよう注意(と、書いてありました)。

 そうこうする内に、予約していたジャングルバスの出発時間。餌を受け取って出発。

 餌は各ポイントでバスが停車したときに、指定されたものをハサミでつまんで与えます。金網より先に手を出すのは流石に危険。

金網ギリギリに360°カメラを出して撮影してみました。大迫力。

ライオンは雄々しい中にも猫っぽさがありました。

直接餌やりは行わないエリアでも様々な動物たちを観察できます。所要時間は約1時間。

駐車場には様々なジャングルバスが並んでいました。色々個性があって面白いですね。

 

園内には別料金施設として、ドッグサロンとキャットサロンが併設。今回はキャットサロンへ。

立派な洋館のおしゃれな部屋に、猫様が鎮座されています。

猫によって差はあるものの、基本的には頭のみ撫でられます(一部身体もOKの猫もいます)。

義母の家で以前飼っていたのでどうしても、ロシアンブルーに目が行きます。ふれあいエリアにいたのは「クロエ」。またもう1匹、ゲージエリアには20歳のおばあちゃん猫の「パーシル」がいました。

 

動物たちとたくさん触れ合いできるサファリパークでした。

西武園ゆうえんち:『豪華列車はミステリーを乗せて』

西武園ゆうえんちで本日より開催となったイベント【没入型ドラマティック・レストラン『豪華列車はミステリーを乗せて』】。18時15分の回に参加しました(1日2回公演)。

会場は、今年3月にオープンしたばかりの「食堂車レストラン 黄昏号」。今回の公演ではそのレストランを、本日開通した新鉄道路線のお披露目豪華列車「レヴァリエール号」に見立てています。

参加者全員が乗車し、この鉄道路線を開業させた松重財閥の松重鏡花会長の乾杯の音頭で列車は駅を出発。

かなり本格的なアフタヌーンティーセットと、スペシャルドリンク(別料金)を食べながら団らん。その間、様々な登場人物が、車内を歩きまわったり雑談したり、ちょっとした出来事が起きたり。

登場人物(公式サイトより抜粋)

私達のテーブルにも、伊勢奈津子さんが座っていて、近くの方々と雑談したり、ときに他のテーブルに移動したり、他の方がやってきたり。

列車が進むに連れ、出発時は晴れていたはずの窓の外は次第に悪天候に。

そして、この鉄道路線工事で最難関工事だった「時岐乃山トンネル」に差し掛かる直前、殺人事件が発生。

騒然とする車内。同乗していた探偵による推理捜査が始まる。と、ここである人物から重大な話が…

と、ここから先は写真撮影が禁止となり、ストーリーなどのネタバレもできません。この先を知りたい方は、ぜひ公演に参加しましょう。

なお、「登場人物紹介」にあった通り、この先の物語では、いわゆる一般のお客さんも事件の関係者になります。だいたい全体の3割位のお客さんが何らかの形で重要なポイントの役柄になります(ちなみに私は、他のお客さんが座席から動かない中、車輌の端から端まで行く必要がありました。どう見ても怪しいw)。
こういった、没入型・参加型の演劇公演は一般的に「イマーシブシアター」と呼ばれます。私自身はイマーシブシアターの経験はあまり多くないのですが(なかなか予約のタイミングや会場が合わなかったり)、それでもすんなり没入して楽しむことができました。観客の側が動き回ってストーリーを見つけだす必要があるイマーシブシアターより、今回のような役者の側が主に動き回るタイプのほうが、役者さんのほうがどんどん近くに来て、色々お話をしてくれるので、初心者向けなのかもしれません。

 

一見、参加料金が高いように見えますが(通常チケット450園=5,400円・スペシャルドリンク付きで6,360円、別途西武園ゆうえんちの入園料が必要)アフタヌーンティーセットがついての値段なので結構リーズナブルで、これだけ楽しいストーリー没入できたので満足です。

 

今回参加した公演は、終了時間が遊園地の閉園後なので、事前に終演後の西武園通貨の使用や、駐車券の手続きができない旨、注意説明がありました。

閉園後の遊園地園内を歩いていくというのもまたレアな経験でした。

 

www.seibu-leisure.co.jp

日帰り房総バスツアー

 GWはどこも混雑しているので、今年も、諸々の手配を全部おまかせできる日帰りバスツアーに。今回はHISの東京駅発ツアーに参加。

 朝8時に出発し、GW故の渋滞でアクアラインに入るまで1時間半くらい。ただ、アクアラインに入ってからは比較的車の流れも良くなり、海ほたるでのトイレ休憩後、最初の目的地・東京ドイツ村には10:30ごろ到着。

東京ドイツ村

 例年だとGWはネモフィラの季節ですが、今年は花の生育が早く、ネモフィラの見頃は過ぎています。その代わり他の花が満開。

 

 

園内は家族連れを中心に結構な賑わいでした。1時間ほどで退園しましたが、昼から来るお客さんで道路には長い列ができていました。午後は大混雑になっていたでしょうね。

小泉酒造

千葉県で「東魁盛」などを醸造している会社。

酒蔵の見学や、各種日本酒・甘酒の試飲をたっぷりと。どれも美味しいお酒です。喫茶コーナーで販売している大吟醸酒入りのソフトクリームもお酒の風味があって美味。

燈籠坂大師の切通しトンネル

弘法大師が行脚中にそこで腰を休めたという口碑をもつ燈籠坂大師に向かう参道は、明治から昭和にかけて手堀りトンネルと、石切技法による切通しが作られています。

切通はかなりの高さがあり圧巻。

トンネルを抜けた先の急階段の上に、燈籠坂大師の拝殿。

 

お百姓市場

少し遅めのお昼ごはんは、お百姓市場に併設の「浜焼き」。炭火で様々な魚介類・肉など食べ放題。貝など焼き具合が難しいものはスタッフの方が各テーブル巡回しつつ、タイミングを教えてくれました。

妻は海老などが食べられず、私は牡蠣が駄目なのですが、好きなものを自由に選べるのはありがたいですね。

 

キサラピア

バスツアー最後の目的地は、三井アウトレットパーク 木更津ですが、その隣接のミニ遊園地キサラピアへ。

ここにはVRジェットコースターがあるのですが、なんと「大人の利用禁止」になっていました。昔は大人も利用できたのですが、なにがあったのでしょうか。仕方がないので観覧車にのって木更津を展望して、アウトレットモールをうろうろして終了。

 

おまけ『MAX COFFEE』の秘密

 今回の旅行ではお土産として、小泉酒造の日本酒と、『MAX COFFEE サブレ』を購入。マックスコーヒーといえば千葉のローカルコーヒー(その後、ジョージアマックスとして全国販売もされましたが)。それがサブレとなっているのも驚きですが、パッケージ裏面に、マックスコーヒーの誕生秘話が記載されています。

MAX COFFEEの秘密

実はドトールコーヒーとも深いつながりがあるとは初めて知りました。また波模様は房総の海をモチーフにしていたんですね。

新サンダードルフィン試乗会

 2022年10月より長期運休していた、東京ドームシティアトラクションズのジェットコースター「サンダードルフィン」が4月6日よりリニューアルして再開。

 その試乗会に参加しました。

 

 コースに変更はありませんが車輌が完全に新しくなっています。

 

以前のサンダードルフィン車輌

 以前は安全バーは前から倒れてくるものでしたが、上から下げるタイプになりました。また横にアクリル板が設置されています。
 足元も若干広くなり、乗車前に荷物を置くために、車輌を乗り越えて反対側のホームに移動する際に動きやすくなりました。たぶんそれにより、乗り降りの時間が少し短縮化でき、混雑時などのお客さんの回転率を上げられるようになったのではないかと思います。

 アクリル板は若干左右の景色が見にくくなってしまいましたが、高速走行中にあまり横を向くのは首に負担がかかるのでそれを防ぐ目的もありそうです。

 

 実際の乗車体験については、もともと他のジェットコースターより動きがスムーズなコースターでしたが、新車ということもあり更にスムーズな感じがしました。

 撮影したのが昼間なので目立ちませんが、車体にLEDが組み込まれ、夜間は車輌がライトアップされるようにもなりました。

 

 今回のサンダードルフィン以外にも、東京ドームシティ全体が今年大きなリニューアルイヤーになるとのことで、そちらも期待ですね。

 

 

 

西武園ゆうえんち『ゴジラ・ザ・ミッション』&『メモリー・オブ・ライト』

 この冬より西武園ゆうえんちで始まった、新アトラクション『ゴジラ・ザ・ミッション 巨大怪獣迫る危機からの脱出』と、ナイトイベント『メモリー・オブ・ライト』を体験。

ゴジラ・ザ・ミッション 巨大怪獣迫る危機からの脱出

リアル脱出ゲームの元祖SCRAPによる、リアル謎解きアトラクション。
参加には園内受付で時間指定の参加券を受け取ります(参加無料)

スタートは受付奥に設置された、特別災害対策部隊(特災対)の所沢訓練施設。テントながらも、テント内には様々な小道具があり、なかなかリアルです(説明映像開始前まではテント内撮影可能)。

参加者は特災対の新人隊員として、この訓練施設にやったきたが、そこで緊急事態が発生。訓練ではなく、とある作戦への参加を命じられます。ネタバレ(参加券にはある程度記載されていますが)にならない程度で記すとすれば、このアトラクションの設定は、『ゴジラ・ザ・ライド』で体験する内容の1時間位前の話です(つまりは、アレが所沢に向かって接近している途中)。

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東武動物公園:【HEAD ROCK VR】で「STORM BLLIZARD」&「VR空飛ぶ魔法使い」

遊園地エリアイベントスペース内で営業中の【HEAD ROCK VR】。

シンガポールにある同名の施設を、メディアフロント・ジャパンが中心となって、2019年3月より営業しているものです(その2018年にも短期営業していました)。

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