ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K!~

 2023年夏休みのナンジャタウンは「ナンジャ夏フェス」として、「ナンジャ怨霊フェス2023」「福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K~」「ナンジャマジックショー~魔術王国へようこそ~」の3大イベントを開催。

 その中の「福袋サスペンス劇場」に参加しました。

福袋サスペンス劇場公式サイトより

 運営時間は11時〜17時(16時受付終了)。ナンジャパスポートもしくはナンジャコイン8枚(1600円)で、1日1回参加できます。

 ドッキンガム広場で受付で行い捜査メモを受け取ったら、秘密の入口から「スマイル団」の隠れ家へ。

 「スマイル団」は、福袋町内でこれまで数々の難事件を解決してきた自警団。そのメンバーの一日特別団員となり、つい先日発生した殺人事件の捜査に協力します。まずは映像で、スマイル団の自己紹介と、事件の概要を聞きます。

【事件の概要】(公式サイトより)

〇月〇日 福袋七丁目商店街のはずれにある三条家で、いやし堂の マッサージ師、 唐田茂夢(からだもむ)さんが不審死で発見された。 福袋警察は、事件と事故の両面で捜査は進められているが、 中々真相が明らかにならない。
唐田さんが亡くなった現場は誰も見た事もない異常な状態だった。 サスペンスドラマで幾度となく登場した扉や窓など全てが中から 鍵がかかっていて誰も入れない密室。
ではなく、今回はその真逆。
扉や窓は全開。 それだけではなく茶箪笥や押入れ冷蔵庫まで、全てが 開けられたまま。 ちゃぶ台の上のタッパーやキムチのパック、 飲み物や
調味料チューブの蓋まで全て開いている。 完全な密室が完成されていた。
唐田さんの額には打撲痕があり、その横には豆腐のパックが落ちていた。 唐田さんは豆腐の角に頭をぶつけて亡くなったのか?そんな馬鹿な?
不可解な現場に福袋警察は困惑。
捜査は難航し、ついに「特別自警団大募集!」 の声が上がった。
警察では解決できない多くの事件を解決してきた実績のある自警団。 「福袋スマイル団」に加わり、仲間と共に、事件の真相をあばいてほしい! 君の推理が街を救う!

 捜査メモには、地図・聞くべきこと・分かった内容を書く回答欄のほか、捜査終了時間が記載されています。制限時間50分(最初のオープニング映像を見る時間も含る)の間に、現場検証と、福袋町内にいるスマイル団の4人のメンバーに質問をして、事件捜査を行います。

事件現場(一部修正しています)

 捜査が終わったら、ゴールブースである「りらく診療所」へ。既に「スマイル団」が容疑者と断定している「K」がここにいるので、「K」と対面。捜査結果をもとに、「K」を追い詰めて行きます。「K」のアリバイ崩しなど、すべての証拠を突きつけ、「K」が観念すれば、ミッション成功です。
 なお、町内のスマイル団員は結構気まぐれで、時々地図から少し離れた場所を歩いていたり、一時的にいなくなってしまうこともあります。

 「モジャヴが大好き」という設定のある「スマイル団」の「モジャ兄」は、モジャヴのステージショーが気になって境内に来ていました。

 もちろん少し待てば団員は戻ってきますが、時間がない場合は、他の団員に「●●さんが居なくて」などと言うと、「●●さんから聞いていた話」を教えてくれますので(スタート時にも説明されている公式方法です)、大丈夫です。

 初めての挑戦で、制限時間内にすべての証拠を揃えるには、結構シビアな時間設定でしたが、したが、無事クリアすることができました。

 

 今回の「福袋サスペンス劇場」は、「ライブ周遊捜査型」で、スタート地点以外の「スマイル団員」「容疑者K」は全て役者さんです。
 このような形式のイベントは最近では「イマーシブ型」「リアル謎解き」などとも言われていますが、その名称が出てくるより以前、ナンジャタウンが開園した当時から(さらに、その前にナムコが運営していた「ワンダーエッグ」で)既に実施されていた形式です(当時は「パークラウンド・アトラクション」と呼んでいたようです)。

 似たような「ライブ周遊捜査型」は、今では主に謎解きイベントで頻繁に行われていますが、そのような場合、単なるそのパークのアルバイトやボランティアスタッフが、ポイントでの役を演じる事が多く、アドリブなどが特に無く淡々と進む場合も多いのですが、今回のイベントは、ワンダーエッグ、初期ナンジャタウン時代のイベントに関わった「小野プロデュース」が企画協力し、担当しているのが本業の役者さんで、レベルの高い人達が多く集められています。

 ナンジャタウンがコラボメインになっていった時期や、コロナの影響でこういったイベントがしばらく行われていませんでしたが、久々に元祖とも言えるテーマパークでの「ライブ周遊捜査型」イベントは、「あの時の楽しさ」が健在でした。