ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

ディズニーランド:パルパルーザ【ドナルドのクワッキー・ダックシティ】

 ディズニーリゾートのイベント関係は基本的にあまり食指が動かないのですが、ドナルド&デイジー関連だと急に意欲が増す我が家。先日のパルパルーザ【ミニーのファンダーランド】についても「ふうん。そう」という感じでスルーしていましたが、第二弾は【ドナルドのクワッキー・ダックシティ】これはもう行くしか無いということで土曜日にも関わらず行ってきました。

(過去の日記:24年前の「ワッキーキングダム」、21年前の「ドナルドのスーパースプラッシュ」、13年前の「シェフドナルド」、4年前の「ドナルドのホットジャングルサマー(オー!サマー・バンザイ!)」)

 舞浜駅には8時頃到着。荷物検査は20分待ちぐらい。今回、いつものように金属物をポケットから出して、準備万端で荷物検査列に並んでいたのですが、検査場所手前でキャストに「こちらへどうぞ」と、そのまま検査なく通過になりました(その後ろの妻は通常通りの検査)。手前の一旦停止場所にはカメラがあったので、ここで事前検査が行われていたようです(カメラの映像から人の感情を解析し、スコアリングするシステムがあるので、それで特定のランクになった人は検査を省略しているのかも)。

 開園は9時ちょうど。コロナ禍では開園時間前倒しが常でしたが、もう通常状態に戻っているようです。実際に入園できたのは9:20ごろ。この時点でパレードのプレミアアクセスチケットはすでに完売でした(更にはショー系のエントリー抽選も外れ)。残念。「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」のプライオリティ・パス(PP)のみ確保。

 エントランスからワールドバザール、シンデレラ城前広場にはドナルドを褒め称えるフラッグやモニュメントなどが多数。

ゴミ箱やマンホールなどもドナルドで彩られていました。ただ、このエリア以外については通常通りの造形で、TDL全体をジャックしているという感じではありませんでした(他のイベントでもだいたいそんな感じのようですね)。

人気アトラクションにゲストが殺到している間に「ジャングルクルーズ」。待ち時間はなし。続いて「ホーンテッドマンション」こちらも13分待ちでサクッと。

 4月いっぱいまで開催中の謎解きプログラム「託されたメッセージとレイブンの導き」を解きつつ、ショップを眺めたりして園内をぶらぶら。早めの昼食を取っているときにアプリをチェックすると、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」12:30〜のPPが出ていたので取得。スタンバイでも25分待ちとそれほど長くはなかったので、わずかな短縮。引き続き13:25〜PPで「モンスターズ・インク」、そして「オムニバス」に乗車。

 14:30ぐらいからパレードの場所取り。前の方は当然もういっぱいだったので、少し後ろの方の座り席を確保。

 15:00から今回の主目的『クワッキーセレブレーション★ドナルド ・ ザ ・ レジェンド!』開始。

 ベストではないですがまずまずの場所で、アヒル分堪能しました。

 

 その後は「ミッキーのフィルハーマジック」(「リメンバー・ミー」が追加されてからは初)、「トムソーヤ島いかだ」と空いているアトラクションを回り、17:20からプライオリティ・シーティングを確保していた「イーストサイド・カフェ」で早めの夕食。

 スペシャルメニューの前菜に、ドナルドの脚をモチーフにしたかぼちゃムースが乗っていました。

 食後、マークトゥエイン号に向かうも、眼の前で出港してしまったので諦め、「カントリーベアシアター」、さらにちょうど始まったエレクトリカルパレードを立ち見で鑑賞。

一度、ウェスタンランドで最後まで見届け、そのままトゥーンタウンで、ドナルド&デイジーをもう一度。
今度は最後までは見届けず、10分待ちの「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」。アトラクションを出たときには30分待ちになっていました。

 

最後に、今回実は1歩もまだ立ち入っていなかった美女と野獣エリアを散歩して退園。ちょうどエントランスを出たところで花火の時間でした。

 今回は「マウンテン系」など待ち時間の長いアトラクションは、ほとんど最初からスルーしていましたが、それでも十分に堪能できました。

 

 そうそう、謎解きの結果は、ヒントなどを結構使って80点でした。もっと高得点(100点超えも?)を目指すには、色々なにかが足りないのでしょう。

ナンジャタウン:アナログ手裏剣&デジタル手裏剣

ニンジャ手裏剣訓練所

 先日ナンジャタウン内にオープンした「ニンジャタウン」の『ニンジャ手裏剣訓練所』に挑戦。上忍の片目次郎の指示の元、投げ方を教わりていざ本番に。全然当たりません。まぐれで辛うじて刺さった的も1点でした。なかなかコツを掴まないと難しいですね。

平日限定の記念撮影。

 

次世代ニンジャアトラクションe-Ninja

 先日のニンジャタウンオープン直後はまだ運営を開始していなかった期間限定イベント『次世代ニンジャアトラクションe-Ninja』にも挑戦(こちらはドッキンガム広場内)。

公式サイトのキャプチャと案内看板

 センサー付きのハチガネを頭に装着、手裏剣型銃の上部をスライドさせることで赤外線を照射して戦う、光線銃アトラクション。

 訓練という設定で、場内の障害物に隠れながら、敵役の忍者と対戦します。

 相手陣地の奥にある的を撃つと100点、敵忍者のハチガネに当たると500点獲得。敵忍者の攻撃を受けるとハチガネがバイブレーションし、手裏剣を撃てなくなります。その場合は味方の上忍のもとに行き「忍」と唱えて復活。
 なお敵忍者に3発手裏剣を当てることができると、敵忍者はしばらく動かなくなるので、その間に前進して(ただしフィールドの線を超えない)、陣地奥の的を撃ちまくって得点稼ぎできます。

 一度練習戦をしたあとに本番戦。しかしここで…

 ルールは簡単ですが、焦ると手裏剣の向きがずれてなかなか当たらなくなります。隠れながらの戦いは結構激しく身体を動かすので、身軽な体制で挑みましょう。

 

ナンジャビザプラス

 かつてのナンジャタウンの名物スタンプラリー「ナンジャビザ」が復活しました。以前(88個&108個)に比べると、探すスタンプの数は33個(+店舗利用10個)と少ないです。ただ、最後の1つは謎解きになっていて、なかなか難しい(実はまだ解けてません)。さらに1個「なかよし査証」というものがあり、これは常に場所が変わります。

 集めたスタンプの数により、次回以降のパスポート割引があるのは従来のナンジャビザ同様。ただ、割引率はそれほど高くないです…(以前のものが割引しすぎだったという話もありますがw)。

 

 この他、前回は散々な結果だった『忍灯 SHINO-BI 養成試験~科学NINJAアカデミー~』にも再挑戦。なんとかSランクの合格を獲得できました(でも、1問間違えています。ちょっと悔しい…)。

 

 

『砂塵の迷宮7』&アートリックミュージアム『謎解き迷宮館』

  以前、埼玉県菖蒲で開催されていた『砂塵の迷宮』が横浜で開催中。

 今回は5月12日までの期間中に、『砂塵の迷宮7』と『砂塵の迷宮6』が入れ替わるそうで、現在は『7』を開催中です。
 2年ぶりの挑戦でしたが内容をすっかり忘れてました・・・。

netanker.hatenablog.jp


 今回は待ちの方も多かったので1回挑戦したのみ。しかしクリアできる見込みが全然ないなぁ…。

 

アートリックミュージアム『謎解き迷宮館』

中華街内にある横浜大世界のアートリックミュージアムがリニューアル。

公式サイトより

 錯覚などのトリック満載のアート展示のある3〜8階のミュージアムの展示の一部が入れ替えになり、8階は「ホラートリック回廊」となりました。これまで他のフロアにあった少し怖い雰囲気のアートを集約、更に一部に新たな仕掛けを加えています。

 不気味さはありますが、お化け屋敷ではないので(一部の仕掛けを除けば)恐くはありません。お子様でも大丈夫でしょう。

 3階部分は別料金の謎解き迷宮館。謎解きメインの『裏 横浜大世界からの脱出』と、推理モノの『横浜大世界 闇事件』の2種類(アートリックミュージアムと1種類のセットで2000円、謎解きのみは1500円)。

 謎解きの方はそれほど難易度は高くなく、あっさり終わってしまう(解けたと思ったら続きが…というようなこともない)感じ。推理モノの方は、それなりに難しい部分もありました。

 ただ、参加者が多いと謎解きの問題や、推理の証拠を見るのにちょっと手こずる状況になりやすい(にもかかわらず、このフロアにスタッフは1人もいない)とか、「調査は無料エリア」と書いてありながら実際は参加者しか立ち入れないエリアだったり、最終回答BOXの暗証番号キーが既にボロボロで押すと2回反応してしまって正解でもうまく開けられないBOXがあったりと、細かいところが気になってしまう感じでした。

 

ナンジャタウン②:福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者S~

 昨年夏から開催の推理捜査参加型イベント「福袋サスペンス劇場」の第3弾(「休日」を含めると第4弾)が本日から5月6日までの土日祝を中心に開催。早速挑戦してきました。

公式サイトよりキャプチャ

【ストーリー】(公式サイトより)
駄菓子屋の白猫ばあちゃんが居眠りをしていたらシール付きウエハース「おもしろチョコ」1240個!
段ボールにして12箱が消えた!「おもしろチョコ」は楽しいシールがついている人気の駄菓子・・
レアなシールは百万円の値が付くほど・・
レアなシールを手に入れるため、大量にチョコを盗む犯行に及んだに間違いない!
犯人は誰だ?!また福袋の住人の犯行なのか? 
街で有名なコレクターがレアなシールを手に入れるために盗んだのではないかと
最重要人物として容疑者Sが浮かび上る・・
しかし容疑者Sは白猫ばあちゃんが寝ていた時間には完全なアリバイがあった・・
さあスマイル団の出番だ!
一日スマイル団になって事件を解明して犯人を追い詰め自白をさせ、容疑者Sを仕留めて欲しい!

 今回のスタート地点は、福袋神社境内の駄菓子店。これまでの福袋サスペンス劇場登用、一日スマイル団員となり、福袋七丁目商店街内にいる、スマイル団員4人に話しを聞きながら推理を行っていきます。謎が解けたら(解けなくても)制限時間60分(オープニング映像時間含む)以内に、容疑者Sの住居となる「古井アペートメント」に行き、容疑者Sを尋問します。

 なお、今回もイベントスタート時刻の13時には、スマイル団員4人がスタートブースに登場し、オープニングトーク&撮影会があります。

 スマイル団員役を担当する役者さんは、舞台などで活躍中の方々なので、舞台ファンの方々も多く参加しています。
(ゴールブース内は撮影禁止のため、容疑者Sの役者さんを撮影するチャンスが無いのも従来通り)

 今回の事件捜査ですが・・・はい、ネタバレ禁止なので書けません。
 ただ、今回もスマイル団員に聞き込みすべき内容は捜査資料に書いてあるので、それを元に聞いていけばほぼ大丈夫でしょう。
 スマイル団員の聞き込みだけだと一部に自信がない部分がありましたが、ゴールブースで容疑者Sへの尋問をしつつ、家宅捜索を行うことで、それは確証に変わっていきました。
 結果「成功」。しかも…。詳しくは書けませんが、謎解き系でよく聞くフレーズをひとつ「本当にそれで良かったのでしょうか?」。

 なお、推理に自信がなくてもゴールブースには行きましょう。時間切れにしちゃうのはもったいないです。たぶん、容疑者Sが色々ボロ出してくれて、成功はできることでしょう(笑)。また、容疑者Sのコレクションルームには、旧時代のナンジャタウンを知る人には懐かしいものもあったりします。

 

 まだまだ、このイベントには奥がありそうです。単独でも楽しいイベントですが、続けて体験するとさらに楽しいので、次回もまたなにか起こるのを心待ちにして、それまでは平和な福袋を堪能したいと思います。

 

おまけ…

 先日3月11日が誕生日のナジャミーを祝うスペシャルドリンク(17日まで)。
 推理でつかれた頭には甘いものが染み渡りますね。

 

これまでの「福袋サスペンス劇場」についてはこちらを参照ください。

 

『貞子 呪いのビデオからの脱出』怖くないVer.に挑戦

 東京ミステリーサーカスで2023年1月より開催していた、お化け屋敷+リアル脱出ゲーム『貞子 呪いのビデオからの脱出』。3月31日の終了を前に【怖くないVer.】が3月17日まで開催中。

 昨年11月と今年2月にも開催されていたものと同じようです。おそらく本来であればおどろおどろしい音楽の流れているであろう受付周辺もポップな音楽になっていました。

 カメラ持ち込みやネタバレは禁止なので、内部については詳しく書くことができませんが、公式サイトに記載のとおり、本来であれば暗い場所も明るく、開けると脅かされる場所には注意書きのプレートあり、貞子もゆっくり楽しそうに登場してくれます。

公式サイトより。ストーリーは通常と同じ、加えて怖くないバージョンの説明

 本来のバージョンと同じように、呪いのビデオを見てしまった参加者が呪い発動までの30分の間に、呪い解除の方法を見つけ出すというストーリー。謎解きの方も中級レベルくらいの難易度。20分ほど(一部、タイマー停止する箇所あり)でクリアできました。でも、もし本来通りの脅かしがあったうえで、この謎を解こうとするのであればきっと私にはクリアは無理だったでしょう。
(いくつか「開けると怖いよ」という場所を開けてみましたが、それだけでもかなり怖かったです。謎のヒント探し中にこれがいきなり出てくるとなると…恐)

 

 演出としてのお化け屋敷には興味があるものの、恐いのが苦手な私にはちょうどよいイベントでした。
 今回の会場は過去「リアル潜入ゲーム」の会場として使用されていた場所なので、今回の貞子が終了後はまた別の潜入系の謎解きアトラクションになるのでしょうか。そちらも期待です。

 

イマーシブ・フォート東京

 昨日3月1日にお台場青海地区に開業したイマーシブ・フォート東京(以下IF)に妻と行きました。

開園は11時からでしたがちょっと早めの10時10分ごろ到着。既に開園待ちが100人ほど。昨日は開園時に少し混乱があったと聞いていましたが、特に目立った問題もなく。また、今日は風が強く外がかなり寒かったためか、10時35分にはチケット確認の上、施設内に入って待てるようになっていました。

11時のオープンまでここで待機。

 待機中はトイレに行くこともできるので(ちょっとトイレの場所が遠いのですが)、安心して開園を待つことができました。
 場所は旧ショッピングモールの「ヴィーナスフォート」の場所。ヴィーナスフォート時の内装をほぼそのまま、巨大な居抜き物件として使用しているパークです。

ヴィーナスフォート時とイマーシブフォート時の比較

 ヴィーナスフォートの閉館の話を聞いた時、てっきり建物の老朽化が理由だとばかり思っていましたが、どうも違ったようですね。居抜き物件を使うことでパークの内装コストを大幅に削減しています。ただし、その分耐用年数が短いと思いますので、IF自体あまり長期間の運営は考えていないような感じです(成功したら別の場所で移転させるのでしょう)。

江戸花魁奇譚

 最初に予約していた『江戸花魁奇譚』へ。IFのアトラクションの中には3つほど、通常のワンデーパスだけでは利用できないものがありますが、その中でも1人プラス9,000円という高額な追加料金が必要なアトラクションです。

 IFのパーク内装がヨーロッパ(特にイギリス)をモチーフにしているため、そこで「江戸」の町並みは違和感が出るのではないかと思いながら、受付に行くと、そこは他のIFエリアと全く変わらないまま。

この扉の先に何があるのか…書けません

 ふしぎに思いつつ受付を済ませると、誓約書への署名を求められます。曰く「場内での一切のネタバレ禁止」。
 …ということなので、ここからは内容については書くことができません。しかしながら、公式ホームページや、IF内で配布されている新聞(ガイドマップ)という誰でも見れる場所に、極わずかながらストーリーが記載されていますので、内容はそれを参照しましょう。

江戸花魁奇譚のストーリー(公表されているもの)

 終演後はアトラクションをイメージした部屋で、ワンドリンクサービス。ぶどうジュースかザクロジュースを選べました。瓶がなかなかオシャレです。

 体験の感想ですが、ものすごく濃密な、没入体験型のアトラクションでした。1回の公演あたり参加者は30名ほどなのですが、それに対してアトラクション内の役者が15名ほど。いわゆるイマーシブ型シアターは他にも西武園ゆうえんちの「~豪華列車はミステリーを乗せて~」(製作はIFと同じ会社)などがありますが、観客人数に対して役者が多いことは、その分役者が細かく観客をフォローできるということ。「このアトラクションは全員参加者、絶対に傍観者は1人も出さない」という気概を感じました。
 その分人的コストはかなり必要なので、1人9,000円という高価格帯設定も納得です(ちなみに他の2つの有料アトラクションは、1人3,500円の追加料金)。


イマーシブ・ストーリーズ

 有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」をモチーフにした、ウォークスルータイプの映像アトラクション。

 2つのストーリーがあり、入場時に選択します。「兄妹」コースはいわゆる「ヘンゼルとグレーテル」のよく知るストーリー。ただ、一部に謎が残ります。もう一方の「魔女」コースを見ることで、その謎が解消します。ですので、利用する際は「兄妹」→「魔女」が良いと思います。


パーティ・フェスタ!

中央ステージで開催されるミュージックエンタメショー。

 ダンスパートでは観客も巻き込んだものになっています。

 

スパイ・アクション!

 開催時間が公表されていないアトラクション。突発的に開催ということになっていますが、開催前になると付近の通行が規制されるので、すぐにわかります。

 スパイとエージェントによる白熱のアクションストーリー。時々観客が巻き込まれて人質にされたり、観客と思っていた人が役者だったり。

 

 

その他のアトラクション

 「【推しの子】 イマーシブ・ラリー」は、IF内を周遊して、海外公演中のアイドルからの謎を探すと、ステージショーの場所と時間が明らかに。ただ、ここで妻の体力が無くなってしまったのでショーは観ずに退園しました。他にも通常アトラクションとして「第五人格 イマーシブ・チェイス」「ジャック・ザ・リッパ―」などもありますが、これらは、妻が絶対NGのホラー系のようなので体験せずでした。いずれまた別の日に体験したいと思います。

 

飲食・物販

今回は昼ご飯を「ザ・キャバレー」で。他のエリアでショー開催中に行ったので待ち時間はまったくなかったのですが、食事後には長蛇の列ができていました。タイミングによって混雑度はかなり変わるようです。

公式サイトにはメニューに価格が記載されていないのですが、かなりお高いです。再入園制度もないため強気の設定ですね(ただ、再入園できたとしてもIF近くにはお店が全然ないのですが)。

 グッズショップには各アトラクションのグッズがあります。和柄のものはほぼ「江戸花魁奇譚」デザイン。一部にはアトラクションを体験していないとわからないグッズもあるかも…。

 

 IFの施設内に休憩スペースがたくさんあり、人通りが少ない場所も多くあるので人混みに疲れたときにはいくらでも休憩できます。また、未使用エリアも結構多くあるようなので、今後追加アトラクションがあるかもしれません。

 

 先の「江戸花魁奇譚」は特殊としても、総じて値段は高めです。
 これだけ大規模に「イマーシブシアター」を売り込んだパークだけに、ここであまり安い価格で展開してしまうと、一般の方にとっての「イマーシブシアター」の基準になってしまい、他の「イマーシブシアター」を展開している団体にとっても値付けに苦心することになるかもしれないのでその点では、高い値付もやむなしかなと。
 ただ、ストリートショー系を除いたアトラクションを有料化する代わりに入園券制度があると嬉しいかなとも思いました。

 

 懐かしのヴィーナスフォートが新たな形で蘇った新パーク、今後の展開も気になります。

 

【追記】
 かなり厳格なネタバレ禁止対応をしている『江戸花魁奇譚』ですが、下記、宮迫博之氏のYouTubeチャンネルでは結構なネタバレがあります(公式がよく許可を出したなと思うレベル)。どうしても雰囲気を知りたいという方はご自身の判断でご参考に。

www.youtube.com

 

 

謎ハウスミステリーシアター浅草:『ミニワールド ゲームの世界からの脱出』

 浅草のかっぱ橋に買い物の用事があったついでに、妻と謎ハウスミステリーシアター浅草へ。

 今回挑戦したのは『ミニワールド ゲームの世界からの脱出』。
 ゲーム会社「ドリームシティ」が制作したゲームの体験会に来たという設定で、ゲームに登場するキャラクター「エリク」がハッピーエンドになるように手助けをしていくというストーリーです。

 公式サイトにも写真があるように、部屋の中はおもちゃ箱のようなカラフルなデザインです。一つ一つの謎を解くごとに、何らかの仕掛け(箱が開くなど)が起こり、次の謎が提示、答案用紙などは一切必要なく全て行動で回答するタイプ(上海型脱出ゲーム)です。

 

 結果としてはヒントを1回使用し、制限時間70分のうち12分残してクリア。たぶんヒント使った場所は一番難しい場所だったと思います。
 また一部に「完全な正解ではないけれど、機構的に正解として判定された」ものがありましたが、それいがいは順当だったように思います。

 難易度はそれほど高くないので、謎解き初心者にもおすすめできるものでした。
(利用は2〜4名ですが、1名でも充分攻略できると思います)

 

冬の富士急ハイランド

 週の頭は寒波で関東含め大雪で、昨日まで首都高の一部で除雪の遅れによる通行止めなどがありましたが、今日は何事もなく。久しぶりの富士急ハイランド

 高速バスターミナルに到着して第一入園口への待機列を横目に駐車場へ。

 第二入園口方面への通路をストリートビュー撮影してきました。

パーク裏手から「ZOKKON」「ええじゃないか」「FUJIYAMA」などのレールが見えます。レールが雪に映えますね。

 

天気が良いとはいえ昨日までの寒さの影響で午前中はコースター系は凍結でまだ動かず。

園内のミニ富士山展望所は閉鎖されていました。SNS上での話だと解体されるとのこと。ちょっと悲しいですが、この富士山は実際にはビル(かつては内部が富士山博物館や、アトラクションでした)なので、多分老朽化して危険になっしまったのでしょう。

 

本日は『絶望要塞IG』に5回挑戦。

 うち2回、3rdステージに到達できましたが、特に「玉入れ」が全然入らず、ステージクリア条件の130点の半分にしか届きませんでした…。

 ものすごく軽い(ピンポン玉ぐらい)プラスチックボールを3mぐらいの高さに投げ入れるのは至難の業。何か良いコツがないものか…。

 

 その他は午後から運行開始した「ZOKKON」「高飛車」「科学忍具道場」「富士山タワー」などを利用し、「ふじやま温泉」でのんびりしてから退園。

 今日の富士山も絶景でした。

池袋ミステリータウン:『闇バイトに潜入せよ』

昨年夏より開催中の「池袋ミステリータウン」。池袋周辺で様々な(簡単なものから難しいもの、ホテル宿泊型、施設内完結型など)リアル謎解きコンテンツが行われています。
今回はその中の『闇バイトに潜入せよ』に参加しました。

公式サイトより

 この謎解きは、WACCA池袋を中心としたエリアを歩く周遊型です。
 スタート地点であるWACCA池袋内のカフェ「Cafe DEAD DROP」で、チケットQRと引き換えに、スタートキットを受け取り、謎解き開始。
 詳細は伏せますが、池袋周辺で募集されている『怪しげな運搬アルバイト』に参加して、そのバイトの裏に隠された秘密を解き明かしていくというもの。

 そのバイトに申し込むためのポスターは、実際にとある場所に貼られていて、最初はまずそのポスターの場所にたどり着くところから始まります。

 その後、指示に従い(LINE上の音声を使用するためスマホ必須、ヘッドフォン推奨です)、池袋のあちこちへ。

 闇バイトで指示されるブツの運搬では、ポスターにも載っている、デリバリー用リュックを実際に使ったりします。

 これを持って、あっちこっち謎解きしながらうろうろ。

 普段池袋を歩き回っている時には、まず入らないようなエリアにも入っていったりしますが、その場所には「こんなところに、こんなもの(謎解きとは関係なく、もともとあるのに気づかれないもの)が」あって驚きました。

 

 最終的には、若干のヒントを利用して2時間半くらいでクリア成功。

 

 当初今月までの予定でしたが、期間延長して3月末まで体験可能になっています。
 謎のレベルもちょうどよいので、ぜひ未体験の方はいまのうちにどうぞ。

 

ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場〜スマイル団の休日〜

夏のナンジャタウンで開催、人気だったイベント『福袋サスペンス劇場』のスマイル団たちが、この秋の土日祝限定で帰ってきました(夏のイベント日記)。

公式サイトより抜粋

今回は「番外編」といった感じで、大きな事件は特になく、のんびりと休日を過ごしているスマイル団の面々とトークを楽しみつつ、簡単な依頼を受けて行くというパターンです。

順に「ヴーさん」「たま姉」「モジャ兄」「ミイちゃん」(それぞれ、ナンジャタウンのキャラクター「ナジャヴ」「もののけたま」「モジャヴ」「ナジャミー」のファンという設定)。

依頼は本当に簡単なものばかりです。万一悩んだら、もう一度団員に会って話すればなんとかなります。

 

このイベントは、公式サイトに記載の開催時間が13時〜15時(「モジャ兄」のみ14時半まで)と非常に短い時間しか受け付けていません。ただ、もし本気でこのイベントに参加しようと考えている場合は、16〜17時くらいまでスケジュールに余裕を持っておきましょう。

詳しくは書けませんが、なにかあります(公式サイトにも、実は一人だけ気になる言葉を発言していたり…)。

 

夏のイベント開催時から、グッズが販売されているなど、「スマイル団」はイベントのレギュラーキャラクターとしての地位を確立しているようですね。
実際、ナンジャタウンらしいイベントなので、今後の展開も楽しみにしています。

 

 

上野散歩:謎ハウス『人生天晴!』、東京都美術館『永遠の都ローマ展』ほか

妻と上野周辺をぶらぶら。

リアル謎解き脱出ゲームNAZO HOUSE上野

事前に予約していた『人生天晴!』に挑戦。難易度は初心者向けということで、かなりサクサク。ただし、終盤で1箇所行き詰まり、ヒントを使用(ヒントは2回まで使用可能)。

謎ハウス上野店の公式サイト掲載画像より

結果、制限時間(50分)を3分残してクリア成功しました。
詳細はネタバレになるのでかけませんが、物語の感想としては、少ししんみりした感じになりました。

九年食班

 

昼食は最近都内に増えている「ガチ中華系」の九年食班。

少しレトロな中国をテーマにした内装です。

自分で焼く串焼きがメイン。オーダーはタブレットを使用するので、中国語がわからなくても大丈夫…とおもいきや、一部のメニューは日本語になってないという「ガチ中華店あるある」です。
一部、予想していた以上に辛めのものもあったりしましたが、総じてどれも美味しかったです。

永遠の都ローマ展

 

 

 

今回上野にきた一番の目的は、妻のリクエストで東京都美術館のローマ展。カピトリーノ美術館に収蔵されている古代ローマのさまざまな彫刻などがメインです。

ただ、写真撮影は原則全て禁止。フォトスポットの他は、1箇所「トラヤヌス帝記念柱」の一部分のみ撮影可になっていました。

今回の展示の目玉である「カピトリーノのヴィーナス」なども撮影できません。なので、公式サイトより引用。

公式サイトより

みはし

最後に「みはし」でハロウィン限定の「かぼちゃあんみつ」。ちょど並んだ直後に一気に行列が増えるタイミングでした。

 

富士急ハイランド(2):『絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-』&『FUJIYAMAスライダー』

絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-

 本日3つ目の初体験は『絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-(IG)』。2012年に初代『絶望要塞』がオープンした後、2回のバージョンアップ、さらに『絶望要塞2』『絶望要塞3』と内容を一新していたシリーズの最新版です。

 少々キツめの赤で統一された施設の中に入ると、アトラクション待機エリアも赤一色。

豪華でありながら、なんだか品の無い内装は、ここの主「Z」の趣味でしょうか。

受付でグループ(1〜3名)の代表者にIDリストバンドが渡され、説明ルームへ。
ここの主「Z」の主催するショーの見世物となってしまった参加者が、「Z」の用意した様々なゲームのある1〜5ステージをすべてクリアすることが、このアトラクションの最終目的です。
第一ステージは、2つのゲームの合計点で100点以上を目指します。最初のゲームは「だるまさんがころんだ(A、B部屋)」「はいはい(C、D部屋)」の2種類。どちらになるかは説明を受けた部屋で行われるあみだくじで決まります。「だるまさんがころんだ」は鬼が見ていないうちに、指示された番号のボタンを押すというもの。「はいはい」は壁の高さを超えないように匍匐しながら指示された番号のボタンを押すというものです。
ゲームを終えると次に行くべき部屋が指示され、他のさまざまなゲームを行っていきます。それぞれのステージには制限時間とスコアノルマがあり、そのノルマをクリアできれば次のステージに進め、クリアできなければゲームオーバーと至ってシンプルなルール。

当然ながら、ステージが先に進むごとに、その難易度は上がっていきます。今回私は3回挑戦しましたが、2回目までは第2ステージで脱落。3回目で辛うじて第3ステージに進めましたが、ほぼ為すすべもなく脱落しました。

プレイ後は、出口のモニターに表示される画面のQRコードを読み込むことで、自分のスマホに結果を保存できます。

 

待機列の周囲には「W〜Y」および「Z」のエリア。実はここは、これからプレイするゲームの第4ステージ以降になっています。つまり、第3ステージをクリア出来た人は、待機中の多数の観客の前でゲームをクリアしなければならないというプレッシャーとも戦わなければなりません。

今回、館内での写真撮影がOKになっていたり、ほとんどのゲームルームが、他のプレイヤーから見える場所にあったりするなど、オープンな環境になっていました。過去の「絶望要塞」シリーズでは、内部での不正プレイの噂が絶えなかったのですが、今回この形式が一つの解決方法になっているようにも思いました。

50歳超えの私には体力的に厳しいゲームも多々ありますが、今後も少しは挑戦してみたいと思います。

 

※専用ページ作成しました。

絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-情報 - Neo Amusement

FUJIYAMAスライダー

昨年の夏にオープンしたアトラクションですが、なかなかタイミングが合わず体験できなかった『FUJIYAMAスライダー』も体験。

荷物は一切持ち込めず、1Fでヘルメットとサポーターを付けてエレベータで展望台に登ったら、すぐに滑り降ります。結構長いのでなかなか楽しいのですが、まぁ1回で良いかなという感じでした。
このアトラクションと『FUJIYAMAウォーク』は、富士急ハイランドの園外にあるので、帰りがけなどのタイミングでないとなかなか行きにくいというのも難点(再入園できますが、徒歩5分以上かかる距離)ですね。

滑り降りてから改めてスマホを持って展望台。

今日の富士山は少し雲がかかっていましたが、絶景を堪能できました。

そのまま再入園はせずに、ふじやま温泉で汗を流して帰宅の途へ。

 

 

ナンジャタウン:福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K!~

 2023年夏休みのナンジャタウンは「ナンジャ夏フェス」として、「ナンジャ怨霊フェス2023」「福袋サスペンス劇場~しとめろ容疑者K~」「ナンジャマジックショー~魔術王国へようこそ~」の3大イベントを開催。

 その中の「福袋サスペンス劇場」に参加しました。

福袋サスペンス劇場公式サイトより

 運営時間は11時〜17時(16時受付終了)。ナンジャパスポートもしくはナンジャコイン8枚(1600円)で、1日1回参加できます。

 ドッキンガム広場で受付で行い捜査メモを受け取ったら、秘密の入口から「スマイル団」の隠れ家へ。

 「スマイル団」は、福袋町内でこれまで数々の難事件を解決してきた自警団。そのメンバーの一日特別団員となり、つい先日発生した殺人事件の捜査に協力します。まずは映像で、スマイル団の自己紹介と、事件の概要を聞きます。

【事件の概要】(公式サイトより)

〇月〇日 福袋七丁目商店街のはずれにある三条家で、いやし堂の マッサージ師、 唐田茂夢(からだもむ)さんが不審死で発見された。 福袋警察は、事件と事故の両面で捜査は進められているが、 中々真相が明らかにならない。
唐田さんが亡くなった現場は誰も見た事もない異常な状態だった。 サスペンスドラマで幾度となく登場した扉や窓など全てが中から 鍵がかかっていて誰も入れない密室。
ではなく、今回はその真逆。
扉や窓は全開。 それだけではなく茶箪笥や押入れ冷蔵庫まで、全てが 開けられたまま。 ちゃぶ台の上のタッパーやキムチのパック、 飲み物や
調味料チューブの蓋まで全て開いている。 完全な密室が完成されていた。
唐田さんの額には打撲痕があり、その横には豆腐のパックが落ちていた。 唐田さんは豆腐の角に頭をぶつけて亡くなったのか?そんな馬鹿な?
不可解な現場に福袋警察は困惑。
捜査は難航し、ついに「特別自警団大募集!」 の声が上がった。
警察では解決できない多くの事件を解決してきた実績のある自警団。 「福袋スマイル団」に加わり、仲間と共に、事件の真相をあばいてほしい! 君の推理が街を救う!

 捜査メモには、地図・聞くべきこと・分かった内容を書く回答欄のほか、捜査終了時間が記載されています。制限時間50分(最初のオープニング映像を見る時間も含る)の間に、現場検証と、福袋町内にいるスマイル団の4人のメンバーに質問をして、事件捜査を行います。

事件現場(一部修正しています)

 捜査が終わったら、ゴールブースである「りらく診療所」へ。既に「スマイル団」が容疑者と断定している「K」がここにいるので、「K」と対面。捜査結果をもとに、「K」を追い詰めて行きます。「K」のアリバイ崩しなど、すべての証拠を突きつけ、「K」が観念すれば、ミッション成功です。
 なお、町内のスマイル団員は結構気まぐれで、時々地図から少し離れた場所を歩いていたり、一時的にいなくなってしまうこともあります。

 「モジャヴが大好き」という設定のある「スマイル団」の「モジャ兄」は、モジャヴのステージショーが気になって境内に来ていました。

 もちろん少し待てば団員は戻ってきますが、時間がない場合は、他の団員に「●●さんが居なくて」などと言うと、「●●さんから聞いていた話」を教えてくれますので(スタート時にも説明されている公式方法です)、大丈夫です。

 初めての挑戦で、制限時間内にすべての証拠を揃えるには、結構シビアな時間設定でしたが、したが、無事クリアすることができました。

 

 今回の「福袋サスペンス劇場」は、「ライブ周遊捜査型」で、スタート地点以外の「スマイル団員」「容疑者K」は全て役者さんです。
 このような形式のイベントは最近では「イマーシブ型」「リアル謎解き」などとも言われていますが、その名称が出てくるより以前、ナンジャタウンが開園した当時から(さらに、その前にナムコが運営していた「ワンダーエッグ」で)既に実施されていた形式です(当時は「パークラウンド・アトラクション」と呼んでいたようです)。

 似たような「ライブ周遊捜査型」は、今では主に謎解きイベントで頻繁に行われていますが、そのような場合、単なるそのパークのアルバイトやボランティアスタッフが、ポイントでの役を演じる事が多く、アドリブなどが特に無く淡々と進む場合も多いのですが、今回のイベントは、ワンダーエッグ、初期ナンジャタウン時代のイベントに関わった「小野プロデュース」が企画協力し、担当しているのが本業の役者さんで、レベルの高い人達が多く集められています。

 ナンジャタウンがコラボメインになっていった時期や、コロナの影響でこういったイベントがしばらく行われていませんでしたが、久々に元祖とも言えるテーマパークでの「ライブ周遊捜査型」イベントは、「あの時の楽しさ」が健在でした。

 

池袋ミステリータウン:クラヤミ窃盗団からへいわ通り商店街を救え!!

 2023年7月21日〜、「池袋ミステリータウン」が始まりました。これは旧江戸川乱歩邸にほど近い、池袋の各所にて様々な「謎解き」が同時多発的に開催される産官学連携のまちづくりプロジェクトです。

池袋ミステリータウン公式サイトより

本日現在では街巡り型、ホテル宿泊型、飲食店型など13件の「体験型ミステリー」が登録されています。今後も新しいミステリーが追加されていくようです。

今回は、この中で一番簡単な周遊型ミステリー【クラヤミ窃盗団からへいわ通り商店街を救え!!】を体験。

オンラインチケットサイトで決済を終えると、専用のLINEトークページが届きます。プレイ中はこのLINEメッセージにて進行します。

クラヤミ窃盗団からの指示に従い、スタート地点の池袋へいわ通り商店街へ。

 基本的なプレイ方法は、クラヤミ窃盗団から提示された写真をもとに、その現地へ行き、出題された問題に回答、正解すると次の指示が届くというものです。

 指示に従っていくとどんどん商店街の奥へ。

 池袋の中でも中心部から離れているため、人通りはありつつも、中心地のような混雑もなく、まさに「平和」な商店街です。

 

 最も簡単な難易度のミステリーだけあって、難しく考える必要はまったくありません。素直に指示に従っていれば間違いなくクリアできます(私は30分くらいで終了)。

 謎解きの難しさを期待する方には向いていませんが、普段歩かないような街を巡る楽しさという「周遊型謎解き」の基本に立ち返った、老若男女誰もが楽しめるイベントでした。

クリアで貰えるフォトフレーム。

 



西武園ゆうえんち:『豪華列車はミステリーを乗せて』

西武園ゆうえんちで本日より開催となったイベント【没入型ドラマティック・レストラン『豪華列車はミステリーを乗せて』】。18時15分の回に参加しました(1日2回公演)。

会場は、今年3月にオープンしたばかりの「食堂車レストラン 黄昏号」。今回の公演ではそのレストランを、本日開通した新鉄道路線のお披露目豪華列車「レヴァリエール号」に見立てています。

参加者全員が乗車し、この鉄道路線を開業させた松重財閥の松重鏡花会長の乾杯の音頭で列車は駅を出発。

かなり本格的なアフタヌーンティーセットと、スペシャルドリンク(別料金)を食べながら団らん。その間、様々な登場人物が、車内を歩きまわったり雑談したり、ちょっとした出来事が起きたり。

登場人物(公式サイトより抜粋)

私達のテーブルにも、伊勢奈津子さんが座っていて、近くの方々と雑談したり、ときに他のテーブルに移動したり、他の方がやってきたり。

列車が進むに連れ、出発時は晴れていたはずの窓の外は次第に悪天候に。

そして、この鉄道路線工事で最難関工事だった「時岐乃山トンネル」に差し掛かる直前、殺人事件が発生。

騒然とする車内。同乗していた探偵による推理捜査が始まる。と、ここである人物から重大な話が…

と、ここから先は写真撮影が禁止となり、ストーリーなどのネタバレもできません。この先を知りたい方は、ぜひ公演に参加しましょう。

なお、「登場人物紹介」にあった通り、この先の物語では、いわゆる一般のお客さんも事件の関係者になります。だいたい全体の3割位のお客さんが何らかの形で重要なポイントの役柄になります(ちなみに私は、他のお客さんが座席から動かない中、車輌の端から端まで行く必要がありました。どう見ても怪しいw)。
こういった、没入型・参加型の演劇公演は一般的に「イマーシブシアター」と呼ばれます。私自身はイマーシブシアターの経験はあまり多くないのですが(なかなか予約のタイミングや会場が合わなかったり)、それでもすんなり没入して楽しむことができました。観客の側が動き回ってストーリーを見つけだす必要があるイマーシブシアターより、今回のような役者の側が主に動き回るタイプのほうが、役者さんのほうがどんどん近くに来て、色々お話をしてくれるので、初心者向けなのかもしれません。

 

一見、参加料金が高いように見えますが(通常チケット450園=5,400円・スペシャルドリンク付きで6,360円、別途西武園ゆうえんちの入園料が必要)アフタヌーンティーセットがついての値段なので結構リーズナブルで、これだけ楽しいストーリー没入できたので満足です。

 

今回参加した公演は、終了時間が遊園地の閉園後なので、事前に終演後の西武園通貨の使用や、駐車券の手続きができない旨、注意説明がありました。

閉園後の遊園地園内を歩いていくというのもまたレアな経験でした。

 

www.seibu-leisure.co.jp