結構前から保有している(一時期、断続的な時もありましたが)富士急行株式会社の株主総会に出席。
他にもいくつかの会社の株式を保有していますが、バンダイナムコ(旧ナムコ)以外の株主総会に参加したのは初めて。
経営状況については、コロナの影響はかなり薄れ、全体としては順調。ただ不動産販売事業は山梨県側と色々あって厳しい状況のようです。富士急グループと山梨県側は昔からなにかと確執があるようで、これはまだまだ続くのかなと言う感じです。
質疑応答では、富士急行の業績は好調なのに株価が上がらないことについての質問がやはり大きかったです。1つちょっと拗れた感じの質問が出ましたが、それ以外は穏やかで。バンダイナムコの株主総会のようにいつまでも発言希望者が終わらないというようなこともありませんでした。
『高飛車』『ええじゃないか』乗り納め
終了後、富士急ハイランドへ。株主総会の出席者にはお土産としてMORIMORIのハンドタオルと、6月末まで使用できる「アトラクション3回券 または ふじやま温泉利用券」がありましたが、これは使わずにフリーパスにて入園。
今回の一番の目的は『高飛車』と『ええじゃないか』の乗り納め。というのもこの2アトラクションは利用可能な年齢の上限が54歳まで。来月55歳になる私は、もう乗ることができません。




乗車感覚を噛み締めながら、乗り納めしました。
55歳になると富士急ハイランドの主力4コースターのうち2つに乗れなくなります。さらに65歳になると大部分の絶叫系アトラクションが利用できなくなります。安全上の規定なのでやむを得ないと思うのですが、65歳以上の場合はこれに合わせてフリーパスの価格もかなり安いシニア料金になります。でも55歳〜64歳はフリーパスの価格区分は大人のまま。じつはこのことが少しモヤッとしていたので、そのことについて意見として伝えたかったのも、今回株主総会に出席した理由でした。
ほぼほぼジェットコースターⅤ
3月にフードスタジアム内にオープンしたGiGOの中に新アトラクションとして登場したVRアトラクション『ほぼほぼジェットコースターⅤ』。



ダイナモアミューズメントのMX4D+大型ファンによるシステム(以前、東京ドームシティアトラクションズ期間限定運営していた『ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦』とHMD以外は同じタイプ)で、富士急ハイランドの現存人気コースター4機種+営業終了した『ド・ドドンパ』をVR映像で体験できるアトラクションです。
富士急ハイランドにはかつてVRでコースターを体験する『ほぼFUJIYAMA』『ほぼドドンパ』が期間限定イベントで設置されていましたが(その当時の日記)このときはファンによる風はあったものの、座席が動かないものでした。
今回はMX4Dの座席の揺れがあるので、流石に浮遊感や過重感はありませんが、FUJIYAMAの古さゆえの独特な振動(今回時には身体に堪えるレベル)なども再現されており、かなりリアルに感じられるようになりました。
画質は少し気になるものの、様々な事情で、本来のコースターに乗れない人(苦手で乗れない人だけでなく、今回の私のように年齢制限で乗れなくなる人、あるいは『ド・ドドンパ』のように営業終了していて誰も乗れなくなった場合も含み)が、ジェットコースターを体験するには充分だと思います。
画質についても今後の撮影機材の性能向上で再撮影されたり、HMDの解像度が上がればよりリアルにバージョンアップできるかもしれません。
その他はパーク内を散策しつつ。
『ZOKKON』は、音楽が妙に途中でブツブツノイズが多かった。スピーカーにガタが来てる?
『絶望要塞IG』は、相変わらず球入れが駄目駄目。まともに籠の高さまで投げられないので、もうお手上げです。
営業終了した『ド・ドドンパ』は、トンネル部分とループ部分を残して完全に撤去が終わってました。高飛車周辺が妙に広々した感じに。
また、『ド・ドドンパ』のカーブ周辺にあったミニ富士山もなくなり、結構な空き地ができています。


このあたりにまた何か新しい施設が建設されそうですが、今の時点でこの状態となると、来年以降でしょうか。何ができるのか期待したいです(できれば55歳以上でも利用できるものをw)。