ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

那須ハイランドパークでVRスカイサイクル他

6年ぶりに2回目の那須ハイランドパーク(前回の日記)。

前回は黒磯駅からの路線バスを利用しましたが、このバスは土日以外運休になりました。その代替として新たに今年から2つのルートができました。その一つは那須塩原駅黒磯駅から「友愛の森」に行き、「きゅーびー号レッドLine」を利用するルート。そして、もう一つのルートが、東京駅から1往復(運行日限定)運行の高速バス「那須ハイランド号」。今回はこのバスを利用。

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 朝7時に東京駅を出発、約3時間半で到着します。事前に予約購入できるトラベックスツアーの「那須ハイランドパークツアー」を利用すると、入園+ファンタジーパス付きが7,900円。通常、入園+ファンタジーパスで大人5,600円ですから、たったの2,300円で往復できてしまうというかなり破格なセットです。その割には平日の今日は座席がかなり空いていました。まだあまり認知されていないのでしょうか。

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 パークに到着。ゲートは以前と殆ど変わっていません。

 今年は那須ハイランドパークが40周年の節目を迎えるということもあって、新アトラクションやイベントなどが盛りだくさん。今回の一番の目的はその中の一つ「VRスカイサイクル」です。早速入園して向かおうとしますが...

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 どうやら前日の悪天候で走路が濡れているためのようです。今日は曇りがちとはいえ、雨は降らなさそうなので、このまま走路が乾いて運行開始になることを期待しながら、他のアトラクションを回ります。

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 那須ハイランドに来たらやはり「F2」。インバーテッドコースターは関東地方ではここにしかありません。

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 キリモミなコースレイアウトはインバーテッドならではの美しさを感じます。

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 「VRスカイサイクル」以外にも今年から導入のVRがあります。ダイナモピクチャーズの「ウルトラ逆バンジー」と「恐竜戯画」の2タイトル。各地の遊園地などで多く導入されているコンテンツです。音響はヘッドフォンではなく、全体にスピーカーで流すタイプです。2つのコンテンツが並んでいるものの、お互いの音響はあまり影響しないようになっています(指向性の高いスピーカーなのかも)。

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 また、「恐竜戯画」の脇には精巧な恐竜模型を設置していました。

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 別のエリアで、恐竜パニックものの3D映像アトラクションや、ライドに乗って恐竜達を巡る「ディノワールド」があり、またGW期間中にはライブ恐竜イベントもあったので、那須ハイランドパークは現在かなり「恐竜推し」ですね。

 お昼を過ぎ、「VRスカイサイクル」を見に行くと、まだ運休中でしたが、プラットホームでスタッフさんが何か作業をしている様子。もしかして…と思って待っていると、「運休札」が取り外されました!

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 早速、体験します。

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 この「VRスカイサイクル」は、従来の「スカイサイクル」のコースやライドはそのままに、VRHMD(IDEALENS)を装着し、「自分で漕ぎながら」映像を楽しむものです(先端の白いBOXは恐らくライドの現在位置を認識する装置でしょう)。

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 スタートすると最初は通常の「スカイサイクル」で撮影された実写映像から始まります。自身の走行速度に合わせて映像もシンクロして進みます(ゆっくり漕ぐとちょっとカクつきが目立ってしまいますが)。早く漕ぎすぎたり、止まってしまうと画面に警告がでるので、ある程度安定した速度で進むのがよいでしょう。

 ライドがパークの「ロックンロールエリア」に近づいたころ、前方から1冊の本が飛んできます。ここから映像は実写ではなくCGになります。

 本の中を探検すると言った内容で(詳細は伏せておきます)、そのコースは実際のスカイサイクルのコースと一致しています。時には上り坂もあります。

 ゴールが近づくと、CGから実写映像に戻ります。この演出は現実からVRへ、VRから現実へとシームレスに結びつける効果があるので、とても良い演出だと思います。

 注意が必要なのは、HMDをあまり激しく動かしてしまったり,あるいは振動で少しずつ、センタリングが狂ってしまうことがあるようです。乗車中はセンタリングの調整が出来ないので、そのような場合はゴール後スタッフに申告しましょう。ただ、このスカイサイクルは結構体力を使うので、2回連続は厳しいかもしれません。

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 また、今日の陽気でも後半は結構汗をかくので、レンズが曇りがちになります。これから夏場になってくると、汗の対策が重要になってくるかもしれません。

 

 目的は達成したので他の新アトラクションも利用。

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 「XD DARK RIDE」は、シアタータイプの3D&モーションチェアによるシューティングライド。東京ドームシティアトラクションズにも導入されています。

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「DarkBox」観覧車のゴンドラのうち2台が「外が全く見えない」ゴンドラになっていて、乗っていると「驚愕の何かが起こる…」というもの。しかし...*1

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 「ノボランマ」バルーンで造られた障害物コースを走り抜ける「エクストリームラン」と各種のボルタリングが揃った施設。運動不足の私はランを1回と、低レベルのボルタリングを1回登ったぐらいで疲れて挫折しましたw。

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 他にも、巨大立体迷路「GiGaMo」を3コース全制覇したり、各種コースターなども利用しましたが、そのあたりは割愛します。

 どのアトラクションも待ち時間はほぼ無し。GW期間中は軒並み1時間待ちなどになっていたようですので、やはり満喫するには平日が一番ですね。存分に楽しめました。

 


那須ハイランドパークの割引券あり

*1:確かにパンフにも看板にも、どこにも「ホラー」とは書いてない。