先日テスト版の"Episode 0"(当時の日記)を体験した、KAKUSIN社のXRコンテンツ『code name: WIZARD』が正式商用版として、10月2日〜12月28日(予定)に東京タワーにて運営開始になりました。
受付は東京タワーのチケット販売ブース脇を回った通路奥。少々分かり難い場所にあるので、目印の看板にある案内に従って向かいましょう。
今後出会うことになる6匹の妖精(ティッキー)たちがお出迎え。
受付にてWEBでの電子前売券を提示(もしくは当日券を購入。ただし現金支払ができないのでクレジットカードもしくは一部電子決済にて支払い)し、挑戦する話を選びます。本日現在では第1話「ノーティの章(難易度Nomal)」と第2話「ウィーキーの章(難易度Hard)」を選択可能。話の流れとして、第1話からの挑戦が推奨されています。今回は第1話を選択。ここで「魔導書の紙片」と東京タワーメインデッキのチケットを受け取ります。
ストーリーは二部構成(+エクストラ)、ティッキー(今回はノーティ)を呼び出すための魔法陣を作り、召喚の呪文を見つけ出すまでの施設回遊型謎解きが第一部。ティッキーを召喚後、ティッキーの出す試練に挑戦するXRゲームが第二部です。
第一部は謎解きなのでネタバレを避けますが、先人の残した「記録書」を元に館内を巡り「魔導書の紙片」の謎を解くことがミッションです。
(ただ謎と無関係な部分で躓いてしまった箇所があり、その注意点をこの日記の最後に記載しました。それもネタバレとして考えている方は最後まで読まないようにお願いします)。
魔法陣を完成させ、召喚呪文を見つけ出したら受付の魔法図書館に報告。クリアするとクエストクリアの証となるカードと、修練の間に進むための修了証カードをもらえます。
「修練の間」の前で修了証を係員に渡し第二部の受付。魔法エネルギーを可視化するゴーグル「マジック・サーチャー」(という設定のMRゴーグル[Magic Leap 1])を受け取ります。
「マジック・サーチャー」を装着したら「修練の間」へ、まず紋章の前で指定の「召喚の構え」を両手で行うことで、ティッキーの召喚を行います(2人で参加する場合は交互に)。
ティッキーが召喚できたら、まずはティッキーによる魔法の説明。今回の「ノーティ」は「覚醒」の魔法を教えてくれます。目の前に右手をかざすとかざした方向に「覚醒」の魔法が飛び、左手をかざすと「元に戻す」魔法が飛びます。台詞では「アイテムに触って」と言われますが、遠くにあるアイテムの場合も動かずに魔法を飛ばす形(今回は"Episode0"と異なり歩き回らず、紋章前の1〜2歩程度までの範囲での体験です)。
コツとしては手をしっかり開いて、手のひらを目標にしっかり向けるという感じです(ちゃんと魔法が発動しているときは手の甲に紋章が浮かびます)。
数分の練習を終えたら、いよいよ本番の試練。
紋章の前に魔導書が出現し、そこにミッションが表示されます。制限時間(10分)で全てのミッション(ノーティの場合はミッションは3つでした)をクリアできれば成功です。ただし、ミッションをどうすればクリアできるかの詳しい説明はありません。「覚醒」と「元に戻す」魔法を使いながら試行錯誤しなければクリアできません。
今回、残念ながら2つ目のミッションで時間切れになってしまいました。
この様な場合は、1人1,000円で「試練の間」だけのリベンジが可能です。
リベンジした2回目は、制限時間を充分に残してクリアできました(残った時間は、魔法で遊べる時間になります)。
第一部に挑戦しながら(できれば終了してから)、もしくは一度第二部まで終了した後で、「エクストラクエスト」にも参加できます。このエクストラクエストは、東京タワーメインデッキに謎があるので、展望台チケットでメインデッキに移動しましょう。
今日は生憎の曇り空の東京でした。
エクストラクエストもクリアすると、豪華なクリア証明カードが貰えます。
料金は、1話分の全てをあわせたセットで1プレイ1人3,000円。このセットに謎解きと、XRゲーム、東京タワーメインデッキ入場券(通常1,200円)が含まれていることを考えると結構お手頃な値段設定に思います。
GoToキャンペーンに東京行きも含まれるようになった今、東京観光のついでに挑戦してみるのも良いかもしれません。
【公式サイト】
【ここからは謎解き部分での注意点です。ネタバレと感じる方もいますので、読むかどうかの判断はご自身で】
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・施設巡り型の謎解きは、「最初に配られた地図に記載のポイントを、最初にすべて回って情報を集めてから解く」タイプと「指示に従い順番にポイントを巡る」タイプがあります。今回の謎解きは後者です。配布の地図に記載のポイントには他の話で行く場所も記載されているので、全てを回ろうとしても無駄足になります。
・行くべきポイントには次のポイントへのヒントとなるパネルがありますが、1つのポイントにあるパネルは1枚とは限りません。