体験型エンタテイメントの1つである「マーダーミステリー(マダミス)」。何年も前より興味はあったにも関わらず、これまで参加ができないでいました。
その理由としては 「マダミス」は、シナリオごとに設定された参加人数が厳格で、例えば今回体験した『ラピスラズリの囁き』は定員7人。他のエンタテイメントであれば7人以下でも公演は行われますが、「マダミス」の場合は1人欠けても公演できません。しかも全員初見であることが条件なので店舗のスタッフが代理参加することもできません。実は以前にもスケジュールが確保できた枠で参加を申し込んだことがありましたが、その時は人数不足で公演が開催されませんでした(なかには、1名までは定員不足でも開催できるシナリオがあるようですが、かなり稀のようです)。
また、「マダミス」は犯人以外のキャラクターも何らかの「隠すべき秘密」などがある場合が多いそうで、もしベテランばかりの参加者の中に、超初心者である自分が入ってしまったときに、ちゃんとうまく演じることができるのか、もし自分が犯人だった場合にいきなり口をすべらせて、シナリオを台無しにしてしまったらどうしようか、など心配ばかりが先行していました。
後者については、参加した運営施設である「ラビットホール」では、公演スケジュールの中に【初心者限定】(経験回数が5回以下の参加者限定)という枠が用意されているため、安心できます。

今回は、ちょうど初心者枠で、残り参加人数1名となっていた公演を見つけ、しかも仕事を午後休できるスケジュールだったので参加申し込みしました。
今回のシナリオは『ラピスラズリの囁き』。上記のような状況で参加したので、シナリオ内容は申込みをしてから確認するような状態でした。


内容(マダミスの場合、内容のほとんど全てがネタバレ禁止なので、マダミス紹介ページ、作品公式ページ、作品紹介ページで公開されているもののみ)としては、舞台「ラピスラズリの囁き」のゲネプロ公演中に、主演女優「芽院(めいん)はるか」が、まるで台本の再現のように殺されてしまったというもの。
登場人物の名前が、例えばナルシストのイケメン俳優「加尾田 剣」・・・かおだけ、など、そのままキャラクターの性格や立ち位置を示していて面白いです。
容疑者となった共演者やスタッフ7人が、その犯人を突き止めるために(あるいは自分の持つ秘密を隠すために)、互いの情報を交換したり、嘘をついたりして、その役になったつもりで一緒に物語を進めていきます。
最初に司会進行役のスタッフが、ルール説明や状況説明を行います。今回、初心者限定公演ですが、更にその中から私のように「マダミス」自体の参加が初めてという人(今回は私を含めて2名)は優先的に担当キャラクターを選ばせてもらえました。最初はやはり自分に性別や年令が近いものを選びたいので、このサービスは嬉しいです。
公開できる写真にあるとおり、参加者1人ずつに「資料」などが置かれています。この資料には自分のキャラクターが、どのような人物で、事件当日に何をしていたか、他のキャラクターに対してどのような立ち位置なのかなどが記載されています。いわゆる「キャラクターの記憶」ですね。あとはカード(「追加情報」が書かれています。公式ガイドによれば、多くのマダミスで採用されている方法とのこと)とメダル。また資料には自分にとっての「目標」も書かれています。この「目標」があるおかげで、自分がどのような行動をすればよいのか悩むことはあまりなく済みます。
ゲームが始まったら、「目標」のために他のキャラクターと議論・密談・情報収集などを行います。スタッフは進行に関わること以外は、原則として関知しません(ルール違反になりそうな行為や、どうしても進行が止まったときなどぐらいです)。ただキャラクターとしての行動にどうしても悩んだ時は、キャラクター側から質問すれば、助言してもらえるので、自分の目標に行き詰まったりした時は助言を求めるのも良さそうです。
ゲームの制限時間が終了したら、犯人投票。そして結末。結末では投票で決まった犯人が正しかったかの判定と、各個人の目標の成否、さらには全キャラクターの裏の設定など全てが明らかになります。
今回は自分の目標は残念ながら全く成功できませんでした。まだまだ推理・行動力が弱いのを実感。
キャラクターとしての議論(ロールプレイ)も特に前半はまだまだでしたが、他の参加者さんに助けられた部分もあり、段々とそのキャラクターの気持に少しは寄り添えたようにも思います。
マダミス初参加ということで、最初の一歩がなかなか踏み出せませんでしたが、いざ体験してみると、心配事はほとんど無用で、純粋に楽しむことが出来ました。
また別のシナリオにも機会があれば参加したいですね。