ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

スモールワールズ:選ぶ軌跡オービットC.C.

 「SMALL WORLDS Miniature Museum」(旧「スモールワールズ TOKYO」)にて、7月20日〜9月13日の(原則)月・水・金曜日の閉館後に、体験型ストーリー没入アトラクション「選ぶ軌跡オービットC.C.」が開催中。平日は木曜日以外なかなか難しいのですが予定を調整して参加しました。

 と、その前にスモールワールズの通常営業時間内に入館して、久しぶりに館内見学。以前セーラームーンエリアだった箇所が、ミニチュア専門店の出張展示エリアになっていたり、宇宙エリアの一角にタカラトミーの「ダイアクロン」展示コーナーができているなど結構変化がありました。

 従来からあったエリアも細かく変わっていたり、また、この夏はエヴァンゲリオン関連の展示がかなり増強されていました。

 

 イベントは19時より受付。その前に腹ごしらえ。と言っても、スモールワールズの周辺には飲食施設は無い(館内レストランも18時まで)ので、隣のビルにあるデイリーヤマザキのイートインで、おにぎりなど。

 

 入場し、2Fレストランフロア。ここが今回のイベントでは「大型宇宙船〈セレスティアル=シカーダ〉号」のブリッジという設定。参加者は特別招待されて惑星グリーゼ12bまで往復5年間の宇宙旅行に行くビジターです。

 開始時間前からブリッジは少し異様な雰囲気。ずっと警報音が鳴り響いています。
 クルーもブリッジに集合し、物語がスタートします。

 と、ネタバレ禁止なので、詳しい内容は記載できませんので、概要のみざっくりと。

 スモールワールズの施設全体を宇宙船に見立て、気になるクルーについて行ったり、あるいは彼らから離れて付近を見て回ったり。いわゆる「イマーシブシアター」としてストーリーが進行します。各クルーからは最初はかなり明確な依頼が、希望者全員に与えられる感じでした。なので、「物語の登場人物としての立ち位置からこぼれてしまう」ということは、あまり起こらないように感じました(もちろん、敢えてストーリーから外れることも可能ですが)。また、タイトルにもある通り「選ぶ」ことが何度か出てきます。その全員の選択によって、エンディングも変わってくるようです。

 今回のエンディングは私の考えていたルートと異なる結果となりましたが、終了後に購入できる資料によれば、考えていた方のルートに誘導する内容も記載されていました。ただ、それをどのタイミングで誰に伝えたら、結果を変えていけるのかまではわかりませんでしたが・・・。

 設定的に1つだけ矛盾が気になってしまった点があるのですが、それは気にしないほうが良いのかなぁ(あるいはちゃんと矛盾しない設定も裏にはあるのかも)。
 また、スモールワールズを会場にしていますが、特に施設の設備は使用していない(少なくとも私の見た範囲では)ので、「スモールワールズならでは」という部分が少なかったのが少し残念です(逆に言えば、今後他の地域で再演しやすいということでもありますが)。

 カーテンコールの一部のみ撮影OKでした。

 細かいところはあっても、全体として、ちゃんと没入できる楽しいアトラクションでした。

 残りの上演回数はあと14回。一部は満席となっている回もあるようなので、気になる方は予約をお早めに。

 

orbitcc.rabbithole.jp