ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

大道芸術館(都築響一コレクション)

12月となり、東京スカイツリーもクリスマスデコレーション。

そんなツリーを横目に、押上駅から徒歩約15分。

向島の花街の一角、料亭が並ぶ路地の中にあるのが10月にオープンしたばかりの『大道芸術館』。

料亭だった建物をそのまま利用しています。

玄関でチケットを見せたら、スリッパに履き替えて館内へ。

この顔にピンときた方は、来る価値アリです!

 

ここは写真家の都築響一さんが集めた様々なコレクションを展示しているミュージアム。特に一番の目玉は、3Fにある、かつて三重県にあった「元祖国際秘宝館」の展示物の数々です。閉館時にほぼまるごと都築さんが譲ってもらったとのこと。

あまり激しいものは掲載自粛して大人しめの写真を。

2001年に横浜トリエンナーレで「精子宮」として展示されていたり(その当時の日記が残っていました)、渋谷でイベント展示されていたときは、経年劣化でボロボロになっていた状態でしたが、今回こちらで展示するにあたって、大掛かりな修繕を行い、かなり綺麗な状態になっていました。

2Fは展示施設兼、バーカウンター。入館料の3000円(原則ネットでの事前予約制)の中にここでのワンドリンクが含まれています。

カウンターでは美女(世界的にも超有名な台東区の老舗、オリエンタル工業出身)が本を読んでいます。館内には多数の彼女らもいますが、普通に座っていると一瞬、本物かと思ってしまいますね。
カウンターテーブルには昭和のピンク映画(日活ロマンポルノ前から存在していた成人向け映画)のポスターがずらり。お茶請けは、かつて京都のお菓子屋さんが道楽で販売していたエッチな川柳おみくじお菓子(主人の亡き後、パッケージを譲ってもらい、中の川柳おみくじはコレクターの方が所有していたものから再現したとのこと)。

ショーケース内にあるこの人形たちは、一見、普通の人形のように見えますがある仕掛けがあります。壊れやすい物なので触れませんがスタッフさんにお願いすれば、見せてもらえます(同様のものを以前、伊豆極楽苑の別館で見たことがあります)。

 

エロチックなもの以外にも、見世物小屋掲示されていた演目幕や、プロレス興行のポスターなど、昭和を感じさせる様々な展示物があります。コレクションはまだまだ倉庫に大量にあるそうで、今後随時入れ替えも行っていくそうです。

 

昭和ノスタルジック&エロティックな雰囲気が好きな方には是非おすすめです。

 

museum-of-roadside-art.com