東京ミステリーサーカスの「リアル潜入ゲーム」がルパン三世とコラボした「ノワール美術館 潜入作戦」に挑戦。
前回の「メタルギアソリッド」コラボの際(挑戦時の日記)は、それ以前の「リアル潜入ゲーム2」と施設の大まかな構造や内装はほぼ同じでしたが、今回はガラッとかわっていました。
まず受付は3Fではなく2Fに(予約メールでは「3F」と記載されていたので、いつものように階段で3Fに行こうとしたら扉が立入禁止になっていました)。ここで荷物をロッカーに預け、順番を待ちます。なお、これまでのリアル潜入ゲームではカメラの持ち込み、写真撮影が禁止でしたが、今回からは「ネタバレしなければOK」となっています。
順番が来ると2組ずつ呼び出され、特殊ベストを装着し、最初の説明部屋へ。注意事項やストーリー設定を映像で視聴したら、専用端末「LPad」を手渡され、いよいよ潜入開始です。
普段使用しない階段を使用して3Fに。このシチュエーションが、潜入っぽさを醸し出していて良いですね。
裏口から潜入したら、通信機(ヘッドフォン)を装着して映像で改めて先行して潜入しているルパンからの指示を受けます。指示を受けたら最初の端末に「LPad」をタッチしてスタート。
館内の端末にタッチすることを「シーヴィング」と呼ぶのは、「リアル潜入ゲーム2」の時と同じですね。なお、このLPadはなぜか左下を持つと反応しないので、右手で持つ必要があります。端末にはでは、マップ確認や、これまでのルパンとの通信ログなどの表示機能があります。
(わかりやすい端末の例)
美術館内に潜入したら、ルパンの指示に従い館内を巡りながら様々なセキュリティを解除していきます。
ただし、これまでの「リアル潜入ゲーム」同様、館内には銃を持ったインターポールの警備員がおり、彼らの視界に入ると発砲されます。撃たれても特殊ベストの効果により弾を弾き返しますが、バッテリーを消耗してしまいます。バッテリーはLPadと連動し、残り時間が減少するというのも従来と同じです。警備員は特定のコースを巡回しているので、そのルートの把握が重要になるでしょう(見つかっても発砲されない「セーフティエリア」もあります)。
また他にも様々なトラップが館内にあり、それに引っかかるとやはり残り時間が減少します。
今回のLPadには従来の「端末タッチ」以外に、新たな機能が追加されており、その機能を使用してのセキュリティ突破も必要になっています。
1グループずつしか入れない部屋において、他のプレイヤーが入室中などで入れない場合には、入口近くにある「タイマーストップ」の端末にLPadをかざすとその間はタイマーが止まるので、慌てる必要はありません。
制限時間が来てしまうとミッション失敗(1人800円で制限時間を伸ばすことも可能です)。その場合は、退出口から退出しましょう。
様々なトラップをクリアし、無事目的の『幻の宝石』を盗み出すことに成功すればミッションクリア。
今回は無事に作戦成功しました!
ただし、本筋とは関係ないですが別のおまけミッションがあり、それによって賞金額が変わってきます。一度クリアしても今度はこちらのミッションの完全クリアを目指しましょう。
雰囲気や設定、原作との整合性など、かなりしっかりと作られています。
個人的には「リアル脱出ゲーム」の方は、時々謎解きの必然性が無いものがあって、それが理由であまり好きではないのですが、こちらの「リアル潜入ゲーム」は、体験という意味から原作ファンも、謎解きファンも楽しめるものになっていると思います(お約束の台詞を言うシーンもありますよ!w)。