昨日東京歌舞伎町に開業した、東急歌舞伎町タワーの4Fに体験型アミューズメントアトラクション施設『THE TOKYO MATRIX(ザ・東京マトリックス)』がオープン。
第一弾コンテンツの『ソードアート・オンライン アノマリークエスト(SWORD ART ONLINE ANOMALY QUEST)』に早速挑戦してきました。
ゲーム内容は、小説・アニメ・ゲームで人気の『ソードアート・オンライン』に登場するVRゲーム「アルヴヘイム・オンライン」の中で、本来の主人公であるキリトとアスナが討伐対象となるクエストが発生、プレイヤーはそのクエストに挑戦していくというものです。
キャラクター登録や、予約チケット購入、ゲーム内アイテムの獲得などは「アノマリークエストポータル」から行います。
参加者全員が登録する必要があるので、事前に設定しておき、ブックマークなどですぐにこのページを開けるようにしておくことをおすすめします。
参加する際は(予約の有無に関わらず)ポータル画面の「エントリー」を押し、まずはパーティ設定を行います。リーダーとなるひとがパーティを作成し、表示されるQRコードを他の参加者が読み込むことでパーティメンバーに登録されます。パーティは2名〜3名。1名でのプレイはできないので、その場合は、ロビーやSNSなどで他のプレーヤーを探すなどして野良パーティを組む必要があります。
続いてパーティ設定画面で「アイテムデッキの編成」アイテムを使いたい場合はここで設定します。1つのパーティで使用できる枠は決まっているので、誰がどのアイテムを設定するのか相談して決める必要があります。
次に「支払い方法」の選択。事前に公式サイトで購入した通貨「金トポロ」で支払いですが、リーダーが事前に予約チケットで人数分支払っている場合でも、全員が「0トポロ」の支払い設定をする必要があります。これがちょっと面倒。
全員の支払い設定が完了すると「エントリー確認」が押せるようになります。
リーダーが「エントリーする」を押すと6つの画像が表示されます。ロビー上部などに「エントリー確認マーク」が表示されているので、そのマークと同じ画像を選択してエントリー完了(これはその場に来ていることを確認するためのようです)。
エントリーが完了すると番号とQRコードが表示されるので、整理番号が画面の表示されたら全員でチェックインカウンターへ。ここで、ハンマーのような形のハンドヘルドデバイスを渡されます(ショップで販売している、個人用のデバイスも使用可能)。これでチェックイン完了。
ロビーの「STARTING PIT」にパーティ名が表示されたらいよいよプレイフィールドへ。デバイスを使用してログイン。
ミッション攻略
このアトラクションはネタバレ禁止なので、攻略法も書けませんが(後日追記:ストーリーがネタバレ禁止なだけで、攻略のネタバレは公式にOKとなりました。こちらのサイトにも少し記載)、公開されている情報を集約すると…
QUESTは5つあり、順番に攻略を進めますが、それぞれのQUESTに失敗するとその時点でゲームオーバー。先に進むにつれ難易度は上がっていくようになっています(追記、本日19時頃QUEST6の存在が明らかになったようです)。
QUEST1は、モンスター撃退。指定の立ち位置にてデバイスを振ると、画面上の自分のアバターが同じように剣を振ります。襲いくるモンスターを一定数撃退できればクリア。ここは余程のことがない限り誰でもクリアできるようです(公式発表では95%)。ただ、意外と高得点を出すのが難しく、もしかするとここでの得点が、後々の攻略に何らかの影響があるかもしれません。
QUEST2は、かなり広いエリアを歩き回り、制限時間内に「3つの地図の欠片」を集めます。集めるべき欠片の位置は、モニターにデバイスをタッチすると表示された「暗号化された文字」がヒント。エリア内の各所に同じような文字が表示されているので、その暗号化された文字と一致する文字をタッチすると地図を獲得できます。
なおQUEST2のヒントが公式から発表されています(公式Twitterおよびロビー内の映像)。
正解もしくは不正解(タイムロス)をタッチすると、探すべき文字が表示されますが、文字が読みにくい場合があります。その場合は、途中のモニターにタッチして再確認しましょう。制限時間は結構たっぷりあるので、じっくり焦らずに探すことが重要です。
QUEST3からが本格的&難易度急上昇。ランダムに指定された3つの部屋をすべてクリアする必要があります。それぞれの部屋には2つのミッションがあり、前半のミッションの残り時間がそのまま後半の制限時間になります。前半ミッションをいかに早くクリアするかが鍵となるでしょう。
公式パンフレットに書いてあるとおり、それぞれの部屋で必要な技術はそれぞれ異なり、体力が必要なもの、記憶力が必要なものなど様々。
今回私達は2回プレイしましたが、どちらもこのQUESTで2部屋目の後半で失敗でした。有料でコンティニューもできますが(コンティニューの際は、全員が制限時間内にポータルページからコンティニューの登録が必要なので、予めページは開いたままにするのがおすすめ)、その場合は前半ミッションからのやり直しです(別の部屋を先に挑戦することもできます)。そのためQUEST4以降はどのような内容なのかわかりません(パンフレットには少しだけ書かれていますが)。
このQUEST3のミッションパターン、今年の冬まで富士急ハイランドで営業されていた『絶望要塞3』とかなり似通っています。それもそのはず、この施設を運用している「株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ」は、『絶望要塞3』のシステムを開発した企業です。なので、『絶望要塞3』の攻略方法が、もしかするとこの施設でも有効かもしれません。
また『絶望要塞3』では、ミッション部屋の混雑が、攻略の妨げになったこともありましたが、そのような問題点は、今回の施設では解消されています。その代わり、エントリー方法がかなり素人には難しいことや、1人では絶対にプレイできないこと、また最大人数が3人という中途半端な人数(実際、今日の参加者をみたところほとんどが2人プレイでした)などで、そこが一般受けする施設になるかどうかちょっとだけ気になるところ。
施設内にはグッズショップがあり「ソードアート・オンライン」ファンは特に楽しめるようになっています。
こういった新しい体験&攻略型アトラクションの新施設がオープンしたことで、今後の展開も楽しみです。