小雨の中、妻と外出。豊洲のXR、お台場のレトロミュージアム、中野のXRを巡ってきました。
『ラムセス大王の軌跡XR』
2026年1月6日まで期間延長になった『ラムセス大王展』に、9月27日より新たに『ラムセス大王の軌跡XR』(CAセガジョイポリス、ハシラス共催)がスタート。
『ラムセス大王展』の会場内にもVRがありますが、今回はそれとは別で会場外にあるので会場に入場する必要はありません。XRの料金だけで体験できます。支払いは現地にあるQRコードを通じアソビューで決済します(アソビューの検索では現時点では表示されません)。現金支払いができないのでご注意を。



meta Quest3を装着し、QRコードを読み混むと体験スタート。動かなくても良いですが、前のレンガ歩道手前までは歩くことができます(今日は小雨でしたが、雨の強い日は恐らくテントから出られないと思います)。



体験では、ラムセス大王展のガイドキャラクター「スフィンクスダック」の案内で、会場前の広場に「アブ・シンベル神殿」や「ルクソール神殿」など古代エジプトの巨大建造物が出現します。豊洲のビル群を背景に出現するので、その建造物の大きさを実感しやすくなっています。またラムセス二世の胸像などは、すぐ目の前に出現するので、横や後ろに回ってじっくりと観察できました。
その他、現地のルクソール神殿遺跡では、足りていないオリベスク(フランスの博物館にあるらしい)が復元されて表示されるなどXRならではの演出も多数あります。最後はVRに切り替わって、エジプトに移動、スフィンクスやピラミッドを上空から観察する体験になりました。
メイン展示の『ラムセス大王展』を見学しなくても充分に楽しめるコンテンツになっていますが、メイン展示も見るとより深く、古代エジプトを感じることができるでしょう(展示を見る前でも後でもどちらでも良いですが、ストーリーとしては先にXRをみる前提になっている感じです)。
『お台場レトロミュージアム』
デックス東京ビーチの台場一丁目商店街に4月にオープンした『お台場レトロミュージアム』へ。オープン前にクラウドファンディングで支援しており、そのリターンで入場券をもらっていたのですが、なかなかタイミングが合わず、ようやく行くことができました。



このミュージアムは、以前はレトロゲームセンターなどがあった一角で、そこが撤退後に、岐阜県高山市や大分県由布市でレトロミュージアムを運営している企業がテナントとして運営しています。
それほど広いスペースではないですが、主に昭和の風景セットの中に、かなり濃密な感じでレトロアイテムが展示されています。一般的に博物館の展示物では「触ってはいけない」ということが多いのですが、ここの展示の殆どは、触っても問題ありません(もちろん、荒っぽい触り方はNG)。レコード屋さんにあるレコード盤は、スタッフに依頼すれば店内のレコードにかけることもできるようです。



学校エリアのトイレや理科室は、ちょっとした仕掛けのある微ホラーエリアでした。
『XRセンター ゲームスペース(正式オープン版)』
中野ブロードウェイに移動。1Fにある「XRセンターゲームスペース」で、『ZOMBIE STORM -NOA'S CALL-』。8月下旬よりプレオープン(当時の日記)していましたが、昨日10月3日に正式オープン。


今回予約無しでしたので、観光でブロードウェイにやってきたと思われる外国人の方々などもいて、30分後の枠で体験。
プレオープン時と大きく異なるのは、体験後のモニター映像と、結果メールにスコアが表示されるようになったことです。


日本ではスコアを表示するアトラクションは特別な条件を満たさない限り、ゲームセンター(風営法対象店舗)の扱いで行政の認可が必要になるのですが、申請にかなり手間と時間がかかると聞いていました。今回、正式に認可が出たことで正式オープンとなったようです。
その他にもプレイ後のムービーで現実とXRのシンクロが良くなったりするなど、細かい調整が行われているようでした。
まだ少し不具合もあるとのことでこれからも修正が加えられていくことでしょう。
また、本日からナンジャタウンで開催のイベント「怨霊フェス」でも、この『ZOMBIE STORM -NOA'S CALL-』のショート版が運営されているとのことです。こちらは後日体験予定です。