ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

EXPO 2025 大阪・関西万博(1日目)

 4月13日から開催の「EXPO 2025 大阪・関西万博」に行ってきました。

事前販売で注文した紙チケット(パスポートタイプ&カードタイプ)

 チケットは3ヶ月前ににはオンライン購入済みで、パビリオンの事前抽選・先着予約も2ヶ月前から可能な限り対応済み、さらに記念品を兼ねての「紙・プラスチックチケット」も注文していました。こちらの物理チケットが到着したのは4月上旬。チケット自体はブラウザ表示でも利用できるので困らないものの、なかなか到着しないのはちょっともどかしかった。
 初日はパスポート型チケットを使用。他のページには各パビリオンのスタンプなどを押せるスペースになっています(会場内で販売しているスタンプ帳とは別ものですが)。

 当日は新幹線で大阪。ホテルに荷物を預けてからなので夢洲駅には12:10ごろの到着。平日のこの時間はもう12:00からの入場列も終わっており、東ゲートからでも待ち時間なく余裕で入場できました。

 まずは大屋根リングが目の前に。さすがの迫力。この大屋根リングの内側にテーマパビリオンと海外パビリオン、外側に民間パビリオンが配置されています。

 会場内はかなり広く、各パビリオンのバックヤードに使われているエリアもかなり広めに確保されています。なので移動距離はかなりあります。また所々にあるこの踏切が30分に1回のペースで閉まり、搬入車両などが行き来するようになっています。残念ながら閉まったタイミングに遭遇できませんでしたが。

 会場内のいたるところに様々なアート作品があります。大屋根リングの構造体自体も一種のアート的な美に。アートだけを巡たとしても1日で全部見ることは不可能でしょうね。

シグネチャーパビリオン【いのちめぐる冒険】超時空シアター「499秒 わたしの合体」

 最初のパビリオンは、今回の万博のメインテーマを8人のクリエイターが表現したシグネチャーパビリオンの中でアニメーション監督・河森正治氏がプロデュースした【いのちめぐる冒険】パビリオン。この中の、超時空シアター「499秒 わたしの合体」を体験(要予約)。

 このシアター内は撮影禁止。30人程度のゲストが円形のシアターの外周に着座し、この位置からVRゴーグル(MetaQuest3)を装着して、シアター全体で上演される映像を体験するもの。最初に自らの手でエナジーボールを発生させ、それを送り込んでいくことで、中心部の水塊(生物発生の源)が巨大化していき、そこからストーリーが始まります。地球の生物の発生から、進化の流れの中に人類(自分を含むゲストたち)がともに流れていく幻想的な内容でした。シアターの外にはコンセプトアートや、生物が生まれ分解されていく姿を「無限メタモルフォーゼ」として実際に見せる展示などもあります(展示エリアは予約不要)。

 

コモンズA

 各国のパビリオンのうち、小規模な展示を行う国は「コモンズ」という共同出展館に集約されています。まずはコモンズA(28カ国)

 スリランカやマラウィなどが出展。展示品の一部は実際に触ることができます。ただその案内札は、「触らないでください」と「触って体験ください」が、どちらも同じような札を使っている場合があり、ちょっとわかりにくいです。しっかり札を読んで確認しましょう。

 スリランカは紅茶をメインに。恐らくコモンズの展示ルール上、飲食がNGのようなので試飲はできませんが香りを楽しむことができるようになっていました。
  一部の国ではVRゴーグルでその国の風景などを眺めることが出来るような展示もありました。

コモンズD

 「コモンズD」(25カ国)。

 床も展示物もすべて岩塩で構成(パキスタン)。民族衣装や楽器、工芸品など、各国趣向を凝らした展示があります。展示物に一つ一つ細かく紹介しているものもあれば、一切説明がないもの、説明が英語だけなど、国ごとに全く異なります。聞いたことがなかった国(楽器を展示したブルキナファソなど)もあり。

 コモンズの出展国は、どれも興味深い展示なのですが、写真を取ったものの、どの国の展示だったのかわからなくなってしまうものも多いです(前後に国名の分かる写真を撮っておくべきでした)。さくっと回っただけでも1つのコモンズで1時間は必要ですが、もししっかり説明をうけたり、内容を記録したりしながらであれば2〜3時間以上必要でしょう。

 なお、「コモンズ」はA〜Fまで(Eを除く)5館あります。

 

パソナ・ネイチャーバース

 鉄腕アトムブラックジャックがナビゲートするパソナ・ネイチャーバース。予約していましたが、このときは予約なしでも10分程度の待ち時間で入場できたようです(翌日昼過ぎは1時間待ちぐらいになっていましたのでタイミングでかなり変わるようです)。

 アトムとブラックジャックによるオープニング映像を見てから各展示ゾーンへ。いのちの歴史ゾーンでは、生物の進化の過程を表した展示物(その中に懐かしいMacintoshも)や地層のように表した「生命進化の樹」など。

 からだゾーンには、最先端のiPS技術によって作られた人工心臓、人工筋膜の実物展示。自律して動いて居るのを見ることができました。

 こころ・きずなゾーンは、動く立方体スクリーンでの映像上映と、未来の医療に関する展示など。

 ここ1館だけで一つの博物館レベルの展示規模でした。

 最後の物販コーナーで淡路島名産品が売られていたのがパソナっぽいなぁ(最近、淡路島はパソナ城下町の島とまで言われている)。

 

SAMURAI XR:蒼天綺譚

 西ゲート側フューチャーライフエクスペリエンスパビリオン内に5月10日までの期間限定で展示しているNTTデータ社ヘルスケア共創ラボによるXRアトラクション「SAMURAI XR:蒼天綺譚」を体験(現地での整理券式)。

 事前にタブレットの指示に従い、台詞音声と顔写真を登録。このデータに基づいて、キャラクターの顔が自動生成、また使用できる銃も選択されるようになっています。

 ゲームはアクションシューティング。迫ってくる敵を銃で撃ち倒していくシンプルなもの。ラストに登場するボスは、武器を振り回してくるので、タイミングを合わせてしゃがむことで避けられます(が、なかなか難しい)。

 プレイ時間は3分程度。イベント向けなので短めで、コツをつかみ初めてぐらいのタイミングで終わってしまうのがちょっと悔しい。後にQRコードから自分のデータをダウンロードして持ち帰れます。

 今後別のイベントあるいは、商業運用されるときにはもう少し長めのプレイが出来ると嬉しいですね。

 

くら寿司

夕食はくら寿司。日本最大規模の店舗ですが、万博初日などは8時間以上となったようですが、実は万博開幕前に、普段くら寿司利用時の予約に使用しているアプリで普通に予約できる状態でした(現在も2週間先から予約可能。ただ、受付開始後すぐに埋まるようです)。

通常の寿司以外に、各国の独自料理が注文できるのが特徴。ファラフェル、アジデジ、ダウードバシャなど聞き慣れない料理で満足。

 回転レーンでは、各国料理と日本の寿司が一緒に流れてくるようになっていました(なお各国料理は回転レーン上のほうが少し価格が安く設定されています。作り置きになる分を安くしているのですね)

 ここで1つトラブル。実はこのあとに1つパビリオンを予約していたのですが、最後に注文したデザートだけが妙に提供が遅く、それが遠因となって、予約したパビリオンの最終受付時間に1分間に合わないという状態に(他にも場所が遠いため移動に使用したe-Moverが、思った以上に遠回りするルートで時間がかかってしまったのも要因)。残念ながら利用できませんでした。これから行かれる方は、予約時間には想定よりも充分に余裕を持っておくようにしましょう。

 

アオと夜の虹のパレード&ドローンショー

水上エリアのナイトショー「アオと夜の虹のパレード」を観覧。残念ながら予約は取れなかったので、予約席の両脇にある自由観覧席からの鑑賞。30分前から場所を確保しましたが、こちらもその後どんどんお客さんが増えてきました。

 端からの観覧でしたが迫力は変わらずありました。センターのウォータースクリーンの映像もなんとか見えました(開演時間直前に来ると更に遠くなるので、そこからだとかなり見難くなるかもしれません)。

 終演後すぐに、ドローンショーも開始。こちらは少し移動してセンター後方から。

 1枚目に煙が見えるのはちょうどこの時間、センターエリアでミスト噴出のタイミングがあり、そのミストが流れてきたからでした。

 ドローンショーの終了後の出口案内を眺めて東ゲートから退園。21:15ごろゲートを出て、電車に乗ったのは21:30頃でした(混雑緩和のため一度駅の外周を歩く迂回ルート)。

 

 ホテルには22:10ごろ到着。今回の宿は船場にある「フォリオ・サクラ・心斎橋」。部屋はそれほど広くないですが、新しいホテルで浴室とトイレがセパレートになっているので、ゆったりくつろげました(というか爆睡しました)。

 

万博2日目
万博後のひらかたパーク&ミラージュ大阪