ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

2010上海万博旅行2日目

 天候は生憎の雨。降ったり止んだり。
 地下鉄で会場へ。途中の駅ホームでは折りたたみ椅子を販売している人が。多分違法販売でしょう。この折りたたみ椅子は、市内のあちこちで万博用に販売しています。

 朝9時頃上海万博ゲート到着。予想通り激混み。入場まで30分ほどかかりました。これでもすいている方らしいです(下手をすると入場だけで2時間ということもあるそうです)。
 今日は日曜日なので、国パビリオンのある浦東側ではなく、浦西側をメインに回る予定で行動。

 浦西側の企業館パビリオンといえども午前中は大混雑。上汽GMパビリオンも11時の段階で2時間半待ちになっていました。私は、予めネットで事前予約(2日前迄に番号を入力する必要があるので入場チケットを先に入手しておく必要があります)、していたので20分ほどで 入場。

GMパビリオンから見た中国館

GMパビリオンから見た日本館

 2030年の車社会をテーマにしたモーションライド映像+ミニショーステージ。なかなか楽しい。


上海万博 上汽GMパビリオン映像の一部

 このGM館のある、企業エリアは舗装がタイル貼りなのですが、雨のせいでガタガタ。そこに雨水が染み込んでいるので不用意に歩くと、タイルが跳ね上げた泥水で濡れます…日本じゃ考えられないですね。

放置されたままの資材も…

 エンターテイメントホールで13時からの「CHA」を観覧。お茶をテーマにした雑技団によるショー。


 昨日の雑技団と似たようなものもありましたが、お茶をモチーフにした演舞も多くストーリー性はこちらが上ですね。
(万博での公演は6月いっぱい。その後8月に日本公演があります)

 一旦、万博専用地下鉄で浦東に渡り、イタリアンレストランCOLABOのラウンジで食事。ここは日本のぐるなびなどから事前予約でき、また店員さんも日本語ができます(お値段は高いけどw)。

(窓からの風景)
 混雑時は確実に休める時間というのは特に重要ですね。

 16時ごろ、フェリーで浦西に戻り、国家電網館。ここもWEB事前予約してましたが30分待ちだったのであまり変わらず。

 映像は360度全天映像による、電力の大切さのガイドシアター。360度とはいえシアターは四角形なので、愛知万博の日本館の360度シアター(今は科学博物館にある)よりは見劣りします。

 映像後は地下に降りて現在実際に万博用に稼働している変圧器などを見物。

 続いて10分待ち位だった震旦館。翡翠関連の企業です。あまり評価が高くないパビリオンのため、夕方の待ち時間はほぼ0分。広くは無いですが原石に触れたりできるので、翡翠好きは必見です。


 実物ではないですが、ホログラフを使った立体映像展示は形が分かりやすくて良いですね。

 北京オリンピックの金メダルの展示(裏面に翡翠が埋め込まれている)などもありました。


 夕方は、浦西の外れにある「ベストシティ実践区」へ。各国の住まいなどを紹介するエリアで、今回の万博は「より良い都市、より良い生活」がメインテーマで、このベストシティ実践区こそが一番重要なエリアなのですが…一番空いてます。

 スペイン・マドリッド館と、マカオ実践館を見物。マカオ では、偶然にもチャンネルNECOで放送中の武侠ドラマの大家・金庸先生の武侠小説と登場人物紹介コーナーがありました。


上海万博 マカオケース館 金庸シアター

 思わずテンションが上がりまくった私でしたw

 21時頃、企業エリアに戻ると概ね20〜30分待ち。
 信息電脳館へ入館。ここでは個人個人に情報端末を手渡されますが、これが日本語にも対応しています(ただし、事前 にヘッドフォンを借りないと翻訳音声が聞けないので注意が必要です)。

 情報技術を使っての未来の夢をテーマにしたシアターでした。
 22時ごろ、バスで浦東に行き、中国館を眺めて夕食。そしておみやげを物色してホテルに帰宅しました。


【おまけ】
 万博の海上交通は、浦東(A,B,Cエリア)と浦西(D,Eエリア)を結ぶフェリーターミナルが各エリアごとに1箇所づつ。

 そして、万博専用地下鉄が東西1箇所づつあります。

 また、浦西内、浦東内の各エリアを巡る路線バス、有料ミニタクシー、浦東エリアをめぐりつつ地下トンネルを潜って浦西にも行く越江バスがあります。
 このバスの中には、屋根にパンタグラフが乗っているものがあります。

 このバスは、バス停に到着した時だけパンタグラフを上げて、上部の架線から充電するという方式です。
 上海市内は未だにトロリーバスも走っているので、その架線も利用出来るのかもしれません。