新宿の東京ミステリーサーカスで本日より「さわれる謎展」という展示会が行われているというのを知り、急遽行くことにしました(知ったのが昨日の23:50。200円安い前売券を急いで購入w)。
隣の旧「VRZONE SHINJUKU」跡地は、もう次のビル建築のための基礎工事が始まっていました。
チケットは通常券(当日2000円、前売り1800円)の他に、VIP券(5800円)があります。通常券は予約時間からの2時間制限ですが、VIP券は時間制限無し+図録や専用謎のおまけつき。
館内は一部(主に難しい謎の問題)を除き、撮影やSNSへのアップが許可されています。
すべての謎にヒント・解答があります(この小冊子は後で返却します)。
展示されている謎は、アナグラムやマッチ棒パズル、ハノイの塔などのオーソドックスなものが中心です。
設定されている謎はすべて「実際に触って動かして」解いていくパターン。
自分で謎を作れるマシンやアイテムのコーナーもあります。
謎解きばかりに夢中になってしまうとつい見逃してしまいますが、これは「展覧会」なので、ちゃんと「謎」についての歴史などの解説もあります。
(世界的に有名なパズル作家のサム・ロイドさんは、「謎」の歴史に貢献していると共に、一部の歴史を改竄した張本人という、「歴史にな(ぞ)を残した」人物なんですね。この人がいなかったらもっと日本のパズルの歴史が変わっていたのかもw)
今回の展示会限定グッズも販売(1Fと会場出口)。
2時間という時間制限ですが、ヒントや解答を見ながらサクサク進めていくと30分〜1時間ぐらいで全て回れてしまいます。逆にすべてをじっくり悩みながら進むと2時間では足りないかと思います。私の場合はまずはわかるものだけ進め、一周りしてからあらためて解答を見ながら回って1時間30分くらいでした。残りの時間で謎以外の解説文章をじっくり読んだり、謎を作って遊ぶコーナーを利用したりという感じでした。
今回の展示会は、「謎の基本中の基本」を集めたものになっています(これらを組み合わせて、様々な謎解きイベントが作り上げられています)。いわゆるリアル脱出ゲームなどのように、「解いていくごとに、さらに深い謎が現れる」というようなものではなく、実は「東京ミステリーサーカス」の客層とは少しズレているのかもしれません。ただ、基礎を学び直すには良い機会にはなると思います。
個人的には解説にあった「謎の5分類」をみて、私は「メカニカル系」「ボディ系」が好きで、「ペンシル&ペーパー系」が嫌いなんだというのを改めて理解できたのが収穫かもしれません。
これから参加される方は、いわゆる「リアル脱出ゲームに参加して解くぞ!」というような感じではなく、ちょっと肩の力を抜いて参加するのが良いと思います(そうしないと、多分拍子抜けします)。