2020年8月31日で閉園が決定してしまった「としまえん」。中学生時代から何度も訪れていた遊園地です。
生憎の天気ながら到着した11時頃には雨が止んでいました。
閉園までのカウントダウンが掲示されています。
閉園後、機械遺産の「カルーセルエルドラド(CAROUSEL EL DORADO)」は解体されてしまうそうです(保管されるようですが、その後どうなるのかは今の所未定)。






このカルーセルはアトラクションである以前に、美術品でもあるので、しっかりと保存の上、またどこかで稼働してほしいものです(一部の写真は昔撮影したもの)。
雨上がりの僅かな時間ということもあり、「サイクロン」には長蛇の列。80分待ちの看板まで列が伸びていました(なお、新型コロナ対策のためコースターの乗車定員は半分になっています)。フライングパイレーツは乗車定員を減らしても一度に多数乗れるため、15分待ち程度でした。
フライングパイレーツ下では『94年の歴史展ーとしまえんの卒業アルバムー』を開催中。
様々な広告、ポスター、CMなどが展示されています。
中でも珍しいのは、ロゴのデザイン見本や、アトラクションのピクトグラム見本。これらは広告やパンフレットなどの印刷物を制作する際に使用する、いわば「マスター原稿」です(もちろん展示物はコピーだと思いますが)。
今回アトラクションは「オートスクーター」「フライングパイレーツ」「ミラーハウス」「お化け屋敷」を利用。
13時頃になり、また雨が降り始め(しかも豪雨レベル)屋外アトラクションは軒並み運休。我々は今回入園券+回数券での利用でしたが、フリーパスだった方は元を取るのが大変な日になっていたようです。
最後に、昆虫館を見学。



この昆虫館の収蔵物もかなり貴重なものがあるので、今後どのようになるのか心配なところです。
昆虫館の中に、なかなかレアな「旧豊島園ロゴ」の看板がありました。
今回が最後の来園になるか、また閉園までに来る機会があるかわかりません。ただ、これまで楽しませてくれてありがとうございました。
余談1:としまえん最大のミステリー


昔からの人気アトラクション「ミステリーゾーン」。別の場所にあるウォークスルー型と異なり、ライド型のお化け屋敷。いかにも海賊が出てきそうな看板、古代の恐竜が出てきそうなライド乗り場。しかし中に入ると純和風のお化け屋敷だったりします。なぜここまで外観と内装が異なるのか…。私にとっての「としまえん最大のミステリー」です。
余談2:としまえんと西武園ゆうえんち
同じ西武線沿線遊園地である2つの遊園地は、私にとって共に人格形成に大きな影響を与えました。そんな2つのパークの閉園とリニューアルについての想いを、noteの方にまとめています。こちらも併せてお読みいただければ幸いです。