ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

VRゲーム『ディスクロニア :CA』三部作完結編

 2022年9月に第一部がリリース、2023年7月14日ついに完結編となるEPISODE3【楽園の眠り】がリリースされた〈VRノンストップ捜査アクション〉『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』(ディスクロニア クロノスオルタネイト)。

 発売から少し出遅れつつも、少しずつプレイしてエンディングまで到達しました。

 舞台は「拡張夢」によって犯罪率0%に守られる楽園、海上都市「アストラム・クローズ」。都市創設者のアルバート博士の殺人事件を発端として、過去の記憶を失っている監察官のハル(プレイヤー)が捜査を開始。その中で知らされる「この都市が7日後に崩壊する」こと、ハルの持つ「過去を見、時に過去に干渉する」特殊能力を用いて阻止していきます。

 

 VRならではの「自分がまさに主人公になっている感覚」の演出の巧さは、これまで物語重視のVRコンテンツを多数リリースしてきた、MyDearest株式会社ならではとも言えるでしょう。

dyschroniaca.com

 

(ここからは少しネタバレがありますので、ご注意ください)

EPISODE3

 これまでの、EPISODE1〜2で、6日目までが経過。EPISODE3では登場人物の一人のとある能力で使うことが出来た「過去に戻ってのやり直し」が、出来なくなった状態からスタート。実際に、メニュー画面にあるセーブデータの読み込みである「記憶をたどる」がしばらく使用できません。

 都市の崩壊を止めるために、リリィらとともに時計塔の最上階へ向かうハル。次第に登場人物の隠された過去が明らかになっていきます。EPISODE1〜2で貼られた伏線がどんどん回収されていきます。

 そしてついにエンディング。クラウドファンディングの支援者リターンのエンドロールで、名前もしっかり確認。

 

 しかし、エンディングは非常に悲しい内容。都市は救われて、誰も死なずに済んでいるにもかかわらず。

 

まだ終わっていない

 『ディスクロニア :CA』も、これまで発売されたクロノスユニバースシリーズ(『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』)同様に、「クロノス世界」(いわゆるパラレルワールド)が存在。そのキーになる条件を満たしていると、別のエンディングを見ることができます。

 通常エンディング後にそのキーを集めるのに少々時間がかかってしましました(EPISODE2で取り漏れがあったため)が、無事に真のエンディングも見ることが出来ました。

 

 ちなみに、まだ事件捜査と並行して行うことができる「集団メンタル汚染の調査任務」を100%にすることや、町中にある記念コインを全部拾うなどでもらえるトロフィがあったりするのですが、そこまで手が回るかどうか…。

 

 これまで「現代の東京クロノス」「未来のアルトデウス」「超未来のディスクロニア」と、世界観は異なるものの、時系列として繋がっている、クロノスユニバースシリーズ。さらに次のコンテンツもきっとあるのではないかと思います。それも期待しています。