滑川市のほたるいかミュージアム内で2023年4月に運用を開始した、体験型VRアトラクショ『VRホタルイカ DIVE』を体験しました。
この施設は歩行型VR機器「KAT」を深海ダイブスーツに見立てて装着、深海の中を自由に歩き回り、ホタルイカとの触れ合いを体験できます。
HMD(VIVE PRO)の前にカメラがあり、前に出した手の指の動きを1本1本正確に認識し、映像内のグローブが連動して動きます。
研究所で動きの練習をした後に、いざ深海へ。最初は深海に沈んでいる「深海ゴミ」を拾い集めながら、ホタルイカのいる場所まで移動します。
ホタルイカの群れに到達したら、ダイブスーツの特殊機能「擬態モード」を発動。身体の形もサイズもホタルイカに擬態して、群れの中に混ざって遊泳。ホタルイカ1匹1匹の動きが細かく再現されていて、非常にリアルです。
美しいホタルイカの発光現象を眺めながら、しばらく遊泳を楽しんでいると、突如何かが発生!ここからは実際に体験してください。
(プレイ中の外部モニターでは、前半まではギャラリーも確認できますが、後半はVR体験している人だけが見ることが出来ます)
この『VRホタルイカ DIVE』は、運営開始以降も都度システムアップデートが行われており、6月からはお子様や、足に自信の無い方でも楽しめるようにバージョンアップしていました。今日も夏休みに向けてのアップデート作業のため、ちょうど開発者の方( TARK🥷 (@LideTark) / Twitter )が現場にいて、体験終了後に少しお話させていただきました。
Meta Questを使用したシステムもあり、過去のイベント運用時ではハロウィンモードなどでも運用されていたとのことで、今後こちらのシステムでも季節に合わせた特別版や、マルチエンディングなども実装されるかもしれません。特にほたるいかミュージアムは、生きたホタルイカの展示可能期間と、そうでない期間で、体験内容に差ができてしまうので(その分入館料金も変わるのですが)、その体験の差を埋める展示になると良いですね。