一人でしぞーか(静岡)方面のレトロ感ある施設とフューチャー感ある施設をぶらぶら。
新幹線車内は自由席でも3割ぐらいしか埋まっていない感じです。三島駅で乗り換え。
乗り換え通路にあった不二家レストランが偶然にも今日が閉店日。店長とペコちゃんからのお別れのメッセージが掲げられていました。新型コロナの影響で不二家レストランも打撃を受け、かなりの店舗を閉店せざるを得なくなってしまったようです。
三島から修善寺。乗車した列車が旧西武鉄道車両で、なんだか家の近所に出かけた気分になってしまいました。修善寺駅のホームにはJR東日本の特急用車両が停車中。今後踊り子号車両に代わって運用予定の車両のテスト用らしいです。
修善寺駅からはバスと徒歩を乗り継ぎ約30分(目的地に一番近い最寄りバス停は良いタイミングのバスが無いので、500mほど離れた別のバス停で下車)。
【レトロ】伊豆極楽苑
まずはレトロ。最初の目的地『伊豆極楽苑』の地獄極楽めぐり。B級スポットのメッカと言われている伊豆半島の中で上位に3つを挙げるなら伊東『まぼろし博覧会』、熱海『熱海秘宝館』そしてここ(他にもB級スポットは沢山あるけれど)。そのうち2か所は既に以前行っていますが、ここは初来館です。
普段は木曜日は定休日ですが、夏休みということで特別営業。「地獄極楽めぐり」と「秘宝展」のセットで900円。
最初の部屋で、館長の奥様による地獄の解説(解説中は写真撮影禁止)を聞いてから地獄巡りへ。現世を離れ、三途の川、閻魔大王による裁判、そして地獄へ。この造形は全て館長一家の手作りだそうです。かなり細かい作り込みで、地獄のオドロオドロシさが再現されていました。
地獄に別れを告げるとそこは極楽浄土。
一旦、玄関を出て外階段で2Fの秘宝展。
残念ながら此処から先は撮影禁止。内部では神話に出てくるアレコレや、立川流四十八手、各地の民芸品などが展示。個人的に興味を持ったのは、「博多人形」で一見普通の人形なのに、裏返すとそこには…というもの。
バスの時間まで、極楽エリアの図書コーナ、おみやげコーナーなどを見物。宗教論の真面目な本や、地獄などが描かれた江戸時代頃の古本などの他、観光ガイドや珍スポット本などにこの施設が紹介されたときの冊子、また館長もファンという『鬼灯の冷徹』も置いてありました。
手作り感満載で味のある施設でオススメです。
【フューチャー】THE DEEP SEA WORLD 海底王国
次はフューチャー。バスと電車を乗り継いで沼津港。深海水族館の隣に昨年オープンした、シューティングライド・アトラクション。
カプセル型のライドに乗り込み、海底を探査、登場する様々な深海魚をレーザーで撃つとスコアを獲得できるというもの。最後にスコアと獲得できた生物の一覧カードをもらえます。
結果はシルバーランク。スコアは一応本日トップにはなりました。でも、レア系生物を中心に、結構取り逃しているようです。出現条件のある生物などもいるのかもしれません。
【レトロ】流水回転喫茶「どんぐり」
沼津駅にほど近い場所にある喫茶店。外観はよくある「昭和の喫茶店」。しかしここは日本ではかなり数が減っている「オーダーした品が船で流れてくる」お店。特にカウンター形式なのは日本でここだけのようです(他はお座敷など)。
入口で食券を買い、東海道の宿場町がつけられた席に。目の前に置かれた札に食券を挟んで、流れている桶に乗せると、しばらくして商品が流れてくる仕組み。
ブルーパンチを頂きました。
店内には昭和のアイテムもいくつか飾られているのですが、その中にはかなりレアなものも。
液晶ゲーム(一部は動作中)や、レトロゲームのカセット、ぴゅう太などが並んでいます。置かれてるサイン色紙も地井武男さんのもので渋い。
【レトロ】浜松ジオラマファクトリー
在来線と新幹線を乗り継いで一気に浜松駅。駅から徒歩5分程のショッピングモール内にある「浜松ジオラマファクトリー」。駄菓子屋さんのレジで入館料を払って展示室に入ります。
ここはミニチュアのジオラマによる情景作家・山田卓司氏の作品の展示室。昭和ノスタルジー漂う精密なジオラマが多数展示されています。中にはTVチャンピオン優勝作品も。
怪獣やアニメ作品も多くあり(怪獣作品の一部は館外無料展示もある)ます。
展示の中でエヴァンゲリオン関連だけは撮影禁止になっていました。
【フューチャー】XCUBE
今回の最後の目的地は、浜松駅近くに先月オープンしたばかりのロケーションベースVR施設『XCUBE』
この内容は別記事にしていますので、そちらを御覧ください。
浜松駅からの帰りの新幹線はひかりだったので行きよりは乗客もいましたが、それでも半分ぐらいしか自由席は埋まっていませんでした。