タイトーが各地で巡回営業している『VR GAME STAGE』がアリオ柏に導入されていると聞いて、仕事帰りに行ってきました。
実はこの筐体、一時期高田馬場にあり、その後大阪でしばらく稼働した後に関東に戻ってきたというものです。高田馬場にあった時に行こうと思っていたのですが、行きそびれていたので今回がリベンジです。
タイトーステーションアリオ柏は、柏駅から路線バスで20分強(もしくは我孫子駅から無料バスで約20分)というかなり交通の便が悪い場所にあるショッピングモール内のあまり広くないスペースにありました。
十種類を超えるコンテンツの中から、プレイしたいものを選ぶと、オペレータースタッフさんが操作してゲームを切り替えてくれるという形です(この写真のメニューの中には、『ロッカー男子』など、VRGAMESTAGEを使わないコンテンツもあります)。
この筐体は、4人まで同時にプレイできるようネットワーク接続され、ゲームによって協力、対戦プレイが可能なものもあります。
今回はシューティングゲームの「D戦隊」と「Rays」をプレイしました。
『D戦隊』は、立ち止まった状態で迫り来るゾンビをただひたすらに二丁拳銃で撃ちまくるもの。武器の交換や弾の入れ替え操作が少々わかりにくく、最初あっという間にゲームオーバーになってしまいました。
『Rays』はロボットを相手に二丁ビームで撃ちまくるもの。こちらはコントローラーの操作で立ち位置の移動が可能です。また、何度死んでも生き返ることができるようです。エネルギーが溜まると強力なビームを発射することが出来る...はずなのですが、今ひとつわかりにくく、通常装備だけでゲームクリアしてしまいました。
この筐体は、コンテンツ切替型の汎用ゲーム機のため、外側のステージと対戦プレイ用のネットワーク接続が行われている以外は、普通のWindowsPCとVIVEによる操作で、コントローラーもVIVEのものをそのまま利用しています。
なので、いわゆる専用筐体と異なり、操作性には少々難がある感じです。実は『D戦隊』をプレイしている時、弾のリロードボタンが非常に押しにくい位置にあり、しばらく悩みました。あとで気がついたのですが、コントローラーが左右逆持ちになっていたのかもしれません。
VR GAME STARGEの売りは4人までの同時プレイなのですが、逆に1人プレイだと折角のこのメリットが全く享受できず、単にSteamVRで市販されているようなVIVEのゲームをプレイしているだけになってしまうようです。
自宅でのVRゲーム導入を検討している人には良いかもしれませんが、いわゆるロケーションベースVRアトラクションを楽しむという目的には少々合わない感じでした。
タイトーステーションセブンパークアリオ柏は、この筐体以外に、店舗型のリアル謎解きゲームがあり、またモール内にはスポッチャもあるので、それも合わせてプレイするのが良いかもしれません。
私は...帰りの時間の関係で、リアル脱出ゲームはプレイできませんでしたが...。