リアル脱出ゲーム吉祥寺店にて7月7日より『VR ESCAPE GAMES from ウクライナ』の営業が始まりました。
ウクライナのVRコンテンツ開発企業「ARVI VR社」が提供しているコンテンツ(コンテンツ一覧)の中から、謎解き要素の高いものをSCRAPがセレクトし、日本語された4コンテンツ(「christmas」「The Prison」「SIGNAL LOST」「Alice」)から1つ選んで体験できます。このうち「christmas」は、過去にイベントとして日本で運営されたことがあるもので、3つが新たに加わった形となります。4つのゲームのうち「The Prison」だけは2名プレイ専用ですが、他の3ゲームは1〜2名でのプレイに対応しています。
『VR ESCAPE GAMES』の部屋には最大4人までプレイできる場所が用意されています(ただ、現在は2名までのようです)。
使用機材は「VIVE Pro」
今回は「SIGNAL LOST」(難易度は五段階中3)に挑戦しました。
ストーリーは、近未来SF。宇宙空間を周回する宇宙ステーションが突如機能を停止て軌道を外れてしまい、このままでは1時間で地球に落下してしまうことに。それを阻止するため、対策チームによって送り込まれたリモートロボットで、ステーション内を捜索し、軌道修正のシステムを再起動させるミッションに挑むというもの。
プレイ前に、スタッフから簡単な操作説明を聞き、VRゴーグルを装着。まずはチュートリアルからスタートします。両手に持ったコントローラーのタッチパッドの左右を押すと向きの変更。上を押しながら行きたい方向にアイコンを動かし指を離すとワープという移動方法です。いわゆるスタンディング式のプレイで、プレイヤーは実際には歩きません(向きの変更については実際に動いても良いのですが、あまり動きすぎるとケーブルが絡まるので注意)。
動かせるアイテムの近くでトリガーを押すとそのアイテムを拾ったり掴んだりできます。タイミングよく離すと投げることも可能。
チュートリアルを終えたら、宇宙船に移動します。ここでも簡単な操作テストができます。チュートリアルは各ゲーム共通のようで、若干「SIGNAL LOST」独特な挙動があるので、ここではそれを確認しましょう。
(またここで「青く光るアイテム」「紫に光るアイテム」の説明も出ているのですが、これをあまり気にしすぎると却って戸惑う可能性もあります)
準備が整ったら、スタートボタンを押すと、宇宙船がステーションに向かいドッキングを開始します。ドッキングが終わりゲートが開いたらミッションスタート。ここから制限時間は50分です(何箇所かカウントダウンが分かる場所もあります)。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、比較的素直に仕掛けを進めていく感じでした。特定の場所で長時間滞っているとヒントも表示されます。
雰囲気としては自分自身がVRでロボットを遠隔操作している(いわゆる、テレイグジスタンス的な)感覚でのプレイですね。移動もテレポートというより行先を選択すると、その場所にロボがグイっと進むような感じです。
結果、今回のミッションは35分08秒でクリア。スタッフによると、かなり速いペースでのクリアとのこと。おそらく「VRゲームに慣れている」ことが大きく貢献していたのではないかと思います。
謎解きの雄であるSCRAPが厳選したVRゲームだけに、かなりプレイしがいのあるVRゲームでした。
追伸:そう言えば「ミステリータワー」が99階で頓挫したままなのもなんとかしなければ… netanker.hatenablog.jp