いよいよ最終日。済州島に上陸します。
到着予定時刻は朝7時。
完全下船者は8時30分に集合なので、今朝は6時半前に起床。
船室のTVで航行状況を観てみると…あれ、もう到着している。
今日も予定よりも早くに着岸してしまったようでした。
ビュッフェで朝食を食べて下船準備。荷物をまとめて集合場所のグランバーへ。
結構たくさんの方がここで下船されるようでした。
日本人コンダクターの方の案内で、下船口へ…あれ、そういえばパスポート返してもらってない。
慌てて確認すると、フロントで返してもらえるとのこと。事前のTODAYにも説明書にもそんなこと何も書かれてなかったのになぁ。
パスポートを受け取り、改めて下船口へ。ここで、税関申告書を渡される。あれ、昨日の入国審査の時に「申告するものがなければ書かなくて良い」とHISの人に言われたんだけどなぁ。
下船列に並んでいる他の方々も、慌てて記入していたり、パスポート取りに戻ったり。結構対応に粗い部分があるのは船会社側の問題なのかHISの問題なのか両方なのか…。
港を出たところで、事前に日本で予約していたタクシーの運転手さんと合流。
さっそく済州島の目的地「アクアプラネット済州」に向かいます。
水族館好きな妻のリクエストなのですが、普通の旅行者はあまり行かない場所らしく、運転手さんに「水族館関係のお仕事ですか?」と聞かれてしまいました。
アクアプラネット済州は、港のある市街地から車で1時間半ほどの距離。島の最東端にあります。
すぐ近くに、世界遺産の一つ「城山日出峰」があり、ここからは全体がよく見えます。
この水族館は2012年の秋にオープンしたばかりで、大水槽は沖縄美ら海水族館を越えてアジア最大とのこと。ポスターやパンフレットでは大きくジンベイザメの絵が描かれていますが、まだ居ないようです。
日本の水族館とはまた少し違った見せ方の水槽があります。水槽管理などのシステムは日本製のようですので( http://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_394/nou_394a.html )そのうち日本の水族館にも導入されるのかも。
何故かライオンやパンダのいる水槽が。これはちょっと理解不能ですw。
メイン水槽は流石に大きい。ただ横幅は美ら海水族館の方が大きいかもしれません。深さがかなりあります。
日本と済州島だけの文化である海女さんを実演紹介するショー。
なぜか、リトルマーメイドの映像と音楽に合わせての人魚ショー。
人魚と海女のコラボレーション。
別のエリアにあるシアターは、50分間のショーの内前半はシンクロナイズドスイミングのショーでした。
確かに凄いんだけど、水族館でやる必要があるのかよくわかりませんw。
2時間ほど観覧。
タクシーに戻って先ほど遠くからみた城山日出峰へ。
ここは観光地なので、国を問わず沢山の人が訪れています。駐車場も満員。
登ると往復1時間程度。すり鉢状の火口が凄いらしいのですが、妻が登りたがらないので、外から眺めただけで終了。
続いて、民俗村へ。事前のネット情報によれば、ここは「この島の古くからの民族文化を紹介しつつ、名物の漢方薬をセールスする場所」だそうです。時に無理矢理なセールスをされたという話もあるので用心しつつ、話を聞きます。
日本語堪能なオバちゃんが、丁寧かつ巧妙にガイドとセールストークをしてきますw
といっても、押売まではしないで、買わないといえばそのまま終了でした。
ガイドによるのか、あるいは一時期ひどすぎて改善したのか、そもそも我々よりも裕福そうな人をターゲットにしているのか…。
帰国便が18時発なので、14時頃に済州市街に戻り、龍頭岩をちょっとだけ見物。
運転手さんの「あまり大きくないよ」という言葉通り、小さな岩でしたが、確かに龍っぽいかも。
これです。
ここで昼食。魚介類を食べたいというリクエストで、龍頭岩近くのレストラン「(주)삼다도횟집」…読めません。後で調べると「刺身料理屋三多島」という所でした。
観光地料金なので少し値段が高い(2人セットで10万ウォン)ですが、太刀魚とサバの刺し身やケジャン、火鍋など食べきれないほどの量があり、美味しかったです。昼食には遅い時間帯でしたが、韓国人の家族やパーティ客などがたくさん来ていました。
このお店の駐車場から、客船ターミナルが見えます。コスタ・ビクトリア号は13時には出航しているのですが、別のコスタ・クルーズ船が入港していました。
飛行機の時間までまだ多少時間があったので、新済州エリアを軽くドライブ。
ホテルエリア近くは、観光客相手の日本語や中国語の看板が沢山目につきます。
済州空港に到着。
まだ新しい空港ですが規模は小さく、免税店1件と売店1件しかありませんでした(さらに大きな免税店が工事中でした)。
成田までは飛行時間2時間弱。行きに3日かけたことを考えると、帰りはあっという間でした。