ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

バンテアイ・スレイ

 ホテルで朝食。昨日、部屋前のプールサイドでの朝食を依頼していたのですが、日がサンサンとしていて、ものすごく暑い^^。翌日からは別の場所にしようと決心しましたw。
 朝食後、ガイドさんとドライバーさんのお迎え。今回はまず、シェムリアップから北東に40kmほど行った郊外にある遺跡バンテアイ・スレイへ。
 小雨交じりの中、舗装された道路を走ります。

 数分もしないうちに農村地帯へ。

 この辺りの道路は数年前までは未舗装道路だった所が数多くあります。首都のプノンペンからシェムリアップを結ぶ幹線道路の国道6号線もここ数年で舗装されたばかり(道路舗装も様々な国の援助で行われていますが、特に日本の支援で作られた道路の質が良いそうです)。
 1時間程で到着。

 このバンテアイ・スレイは「女の砦」という意味。神々でも手に負えない敵に対して女神が戦い敵を退けたという神話に基づくもの(やはり、女はいつも強いw)。そのため、建造時は女性は比較的自由に立ち入りできたものの、男性が特別な許可なく立ち入ると死罪だったとか。

 ここの特徴は、アンコール・ワットなどと石の素材が違うことで、全体的に赤く見えるということ。

 より、彫刻の凹凸がくっきりと目立ち、美しさが引き立っています。

 祠堂も美しい。

 また、この寺院の人気の一つが中央祠堂に掘られたレリーフです。

 残念ながら、中央祠堂近くは立入禁止なので、遠目で観るだけですが「東洋のモナリザ」と称される美しいデバダー象が掘られています。

 この遺跡に限りませんが、周辺にはこの辺りで発見された石組みが多数並べられています。これから時間をかけて組み合わせを見付け出して修復していくという気の長い作業が行われていくのでしょう。