さて、帰国の前に遡ること16日のこと。ある問題が発生していました。
バンコクエアウェイズは、リコンファーム(予約再確認)が必要な航空会社のため、WEBサイトのメールフォームからリコンファームを送信。
すると帰ってきた返事は…
「あんたが乗る予定だったPG908便は欠航になったから、次のPG910便に乗ってね」(意訳)
PG908便ではスワンナプーム国際空港到着予定が20:15。乗り継ぐJL718便は23:10発。3時間の余裕があり、乗り継ぎには充分だったのですが、これがPG910便になってしまうと、スワンナプーム国際空港到着が21:55。
乗り継ぎ時間が1時間15分しかありません。しかも、JALのチェックイン締切りは1時間前。あのだだっ広いターミナルビルを15分で移動するのはかなり危険です。
幸運なことに、JALにはWEBチェックインという便利な機能があるので、あらかじめチェックインだけしておくことはできます。ただし、この際、WEBに表示される搭乗券を印刷して持っていかなければなりません。
もちろんプリンターなんて持っているはずがありません(携帯画面表示でも良いらしいのですが、実はカンボジアではソフトバンクの海外パケット定額対象国なのに、どこのキャリアにも繋がりません)。
慌ててホテルのフロントに依頼して、事務所のパソコンを借り、プリントアウトさせてもらいました。これで一安心。
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余談ですが、バンコクエアウェイズに限らずシェムリアップの便は頻繁に欠航します。WEBの発着情報を見ると3本に1本は欠航してました。
機体の問題や、天候の問題というわけではなく、「予約客が少なかったから」という単純な理由で欠航します。
東南アジアではよくあることなので、その方面に向かう方は注意しましょう。
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そんなわけで、帰国の出発時間が予定よりも遅くなり、17:30にチェックアウト。このころまたスコールが降ってましたが、空港まで送迎付きなので問題なし。
空港到着時、まだ少し早かったのでバンコクエアウェイズのチェックインはまだでした。前便のベトナム航空便はかなりの混雑。こちらはジェット機ですからね。
その内、バンコクエアウェイズのカウンターが開いたので早速チェックイン。片言の英語で「プリーズ、スルーバゲッジ、トゥ、ザ、ファイナルディスティネーション、トゥ、ナリタ」と言って、スルーバゲッジ手続きをしてもらうことも忘れずに。
(何しろ、万一バンコク受け取りになってしまったら、乗り継ぎに絶対間に合いませんw)
たぶん、実際には言わなくても、行きの羽田での搭乗手続きの際に、旅程データを往復とも連結してくれていると思うので(ついでに、リコンファームの時に乗り継ぎ便の事も連絡していた)、対応はしてくれたと思いますが。
窓口の方も、頻繁な欠航便対応に慣れているため、荷物には「Quick Transfer」タグを付けてくれ、また乗り継ぎ急ぎ客の目印ステッカーも貰いました。
セキュリティを通過し、出国手続き。係員は他の人と雑談しながらポンポン判子押してオシマイ。やっぱりやる気なしw。
待合エリアには免税店やカフェコーナー。
まだ半分くらいは工事中でした。
この待合エリアのカフェは、凄まじく高いです。缶コーラが3ドルもします。
もちろんお土産物屋ももれなくボッタクリ価格ですw
ただし、インターネット(無線LANも)は無料でした。
しばらくすると前のベトナム航空便の客が、出て行き、ターミナルは閑散。いまここにいるのはPG910の客だけのようです。
とたんに、カフェやお店の店員さんは、カウンター業務しながら食事を開始。丸見えですよ。
さて、PG910の搭乗受付が始まりました。今回は予定よりも早いです。
行きと同様、歩いて飛行機へ。
今回の飛行機は、アンコール遺跡デザインでした。
搭乗客が全員揃うのが早かったからか、離陸も早かったようです。
スワンナプーム国際空港には予定よりも30分早く到着。
充分にJL718便に間に合いました。
翌朝、7時頃成田空港に到着。スカイライナーで帰宅。
帰宅して、荷物片付けて昼寝して…あとは覚えてませんw。
なかなかに体力は消耗しましたが(実は3日目の昼頃からお腹の具合が悪くなって、夜下痢になやまされました。帰国時にはほぼ治ってましたが)、なかなか楽しい旅でした。
沢山の遺跡を観たものの、ガイドに載っている遺跡の半分も見ていません。本気でじっくり見たかったら、もっと長期間か、もしくは何度も行かないとだめかも知れませんね。行ける機会があるなら、もう一回行っても良いかもしれないと思いました。