通常は親子連れでなければ入場することができない、レゴランド・ディスカバリー・センター東京(大阪も同様)。しかし、年に数日大人だけしか入場できない【大人のレゴナイト】が開催されています。今回、開催日とタイミングが合い、初参加しました。
LEGOの製造工場をイメージしたエリアを通過して入場。
園内は「かつて子供だった人たち」で賑わいつつもそれほど大混雑というほどでもなく、どのアトラクションもスムーズに利用できる状態でした。
展示エリアには、ボタン操作で動くギミックがあったり、時間帯が次第に変化する仕掛けなどがあります。
4Dシネマ
アトラクションはまず「4Dシネマ」(約15分)。レゴのあのキャラクターたちが出演し、逃亡する悪人と、それを追いかける警官のハチャメチャ追跡アニメーション。座席によって差はあるものの、風やシャボン玉、水しぶきが結構容赦なく降り注ぎます。
グレート レゴ®レース
2023年5月より運営しているVR型アトラクション「グレート レゴ®レース」。通常は別料金(1人1000円)が必要ですが、今回の【大人のレゴナイト】料金には1回無料券が含まれていました。
2人ワンセットで揺れ動くチェアに座り、HMD(PICO製)を装着。レゴの世界で開催されるレースに参加する映像を見るVRシアターです。レゴのキャラクターたちが乗ったレースカーがかなりハチャメチャに走り回る内容は、「チキチキマシーン猛レース」(古い)を思い起こさせます。シートの動きも違和感なく楽しいのですが、最近の他のVRに比べて少々画質が悪いのが難点です。
調べてみると、このアトラクション映像はもともと2017年に制作されたものでした。それも本来は、USJのXRライドのように、ジェットコースターに乗りながら視聴するタイプのもの。日本ではコースターを設置できないため、このような形で運用しているようです(名古屋のレゴランドジャパンに導入されなかったのは何故だろう…)。
●海外版の様子。
キングダムクエスト
最大5人乗りのライドに乗り、姫様を救う騎士として、敵地に乗り込むシューティングアトラクション。
リアル造形の敵(光る的の表示あり)だけでなく、映像(的の表示なし)でのシューティング場面もあります。お子様でも簡単に楽しめるアトラクションですが、ハイスコアを狙おうとするとかなり難易度が上がり、大人でも熱中してしまうでしょう。ちなみに私は2回挑戦して12,000点代の「勇者」どまり。スコア表を見ると4万点も可能なようです。恐らく、普通に適当に倒すだけでは駄目で、隠しアイテムや手順で高スコアが獲得できるような仕掛けがあるように思います。
他にもミニアスレチック遊具や、レゴを実際に作って楽しむエリアもあり、大人も童心に帰って楽しめるパークでした。