到着時は真っ暗で何も見えませんでしたが、部屋のテラスからはきれいな日本海。
稀にイルカが見えることもあるそうです。
朝食後にチェックアウトし、出雲大社へ。
出雲駅からのバスは出雲大社まで行くバスですが、途中の「ショッピングタウンエル前」で下車。
5分ほど歩いて、廃線になったJR大社線の旧大社駅へ。
路線は廃止になったものの、出雲大社参拝にふさわしい駅舎として大正13年に建てられた駅は国の重要文化財となり、そのままの形で残されています。
駅のホームには蒸気機関車が静態保存されていますが、いまにも動きそうな雰囲気です。
大社駅を後にして、ここから当時の人々が歩いたルートで出雲大社に向かいます。
宇迦橋の手前にある境土手(いまは何の変哲も無い道路ですが、江戸時代に大社の神域の境として作られた)を超えると、ここからが神域。
宇迦橋の大鳥居(大正時代に作られた新しいコンクリートの鳥居。当時日本最大だった)を潜り、神門通りを進むと段々、お店が増えて来て観光地の雰囲気がでてきますね。特に一畑電鉄の出雲大社前駅を超えてからは出雲そば、ぜんざい、お土産屋さんなどが軒を連ねています。
勢溜の鳥居(木製)。現在の出雲大社敷地の入口に位置する鳥居。ここからは雰囲気が一気に変わりますね。
松並木の参道にある鉄の鳥居。
銅の鳥居をくぐるとすぐに拝殿です。本殿の修復中にはご神体がこちらの拝殿に移されていましたが5月に本殿の修復が終わり戻られました。仮本殿の任を終えた拝殿は現在修復中でした。
八足門から参拝。
出雲大社は2礼4拍1礼。他の方を見てみると、結構2拍の人が多いですね。若い人ほどちゃんと4拍打っているようでした。
本殿の周りをぐるりと一周。
西側に設置された小さなお賽銭箱の前でも参拝(通常、ご神体は社殿正面の南向きですが、出雲大社は西向き)。
最後に神楽殿を眺めて、出雲大社を後にしました。
昼食は出雲そば。神前通りや神楽殿近くにも沢山お店がありますが、ちょっと足を伸ばした所にあるお店「かねや」で戴きました。
お昼より少し早かったのですが、それでも結構お客さんが入っていました。
食後、神門通りに戻ると、ほとんどの出雲そばのお店は長蛇の列。
その後、古代出雲歴史博物館に向かいましたが、第3火曜日は休館日でした…。
一畑電鉄に乗って、宍道湖ののんびりした車窓を眺めながら松江。
当初予定に無かったのですが、妻の「須我神社にも行きたい」というリクエストで急遽バスで向かいます。
今回出雲内の移動には「縁結びパーフェクトチケット( http://www.san-in-tabi.net/ticket/enmusubi.html )」を使用しました。このチケットは3000円で3日間、出雲市内、松江市内の路線バス(空港バスを含む)、一畑電鉄などが乗り放題なので、非常にお得(JRだけ使えない)です。
思ったより山奥に入ってくバス。ちょっと心配になった頃に須我バス停に到着。
この神社は「日本初之宮」。古事記に記された日本最古の宮とのこと。
本来は奥の宮にも参拝するのが正しい参拝ですが、2キロ離れているため車でないと難しいため断念しました(ここに来るバスも1時間に1本しかない)。
帰りのバスを待って、今夜の宿の玉造温泉へ。
宿は「紺家」。
今日は結婚記念日でもあるので、少し贅沢して基本料理にアワビ焼きを追加。
のんびりとした一晩を過ごさせていただきました。