滞在2日目は、戦跡ツアーとナイトツアー。朝、宿まで陸域専門ツアーガイド、マルベリーの吉井さんが迎えに来てくれて出発。
珈琲山 海軍十二糎高角砲
戦跡のある場所は大部分が鬱蒼とした森の中。
もともとは周りの樹々が無く、海まで見通せるような高台に設置されていました。戦後そのまま放置され、周りが森になってしまったという感じです。
境浦海岸近くに墜落したカーチス・ヘルダイバー。これだけの残骸から機種が特定できるというのもすごいですね。
午前中は比較的道路から近くにある戦跡をめぐり、午後は夜明山周辺を徒歩で巡りました。
戦時中に掘られた壕の先にも砲台。
殆どの砲台はかなり朽ちていますが、中には砲身がしっかり残っているものもあります。海軍の武器と陸軍の武器がそれぞれあります。
途中、夜明山の山頂近くの展望エリアに滞在。
ここまでのルートは獣道のようなルートやちょっとした岩山を登るなど、ガイドがいなければ通ることができないような場所ばかりです。
陸軍の食器の残骸と、薬莢。付近にあったものが集められているため、陸軍のものと海軍のものが混ざってしまっているようです。
首なし二宮金次郎像。米軍統治時代に、首だけ持ち帰った人がいたらしいです。
一旦、宿に戻って夕日を眺めてから夕食。
今日の晩御飯には島寿しがありました。漬けの握りでわさびの代わりに辛子が使われているのが特徴。
夜はナイトツアー。出発時はあいにくの雨でしたが、亜熱帯植物センターでオオコウモリを見学したあとには雨も止みました。光るキノコ・グリーンペペは発見できず、別の発光キノコ・スズメタケを見学(写真は暗くて撮れませんでした)。
その他、トビウオ桟橋に集まるエイやフグ、宮之浜海岸のカニなどの生物見学をしました。
マルベリーさんのブログにも今回の行程がアップされています。