ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

和歌山旅行3日目:「加太・深山第一砲台跡」「ポルトヨーロッパ」

 午前中は、南海電鉄加太さかな線で加太駅へ。

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めでたい電車「さち」に乗車。鯛だと思うけどパッと見、鯉のぼりみたいな外観。

f:id:netanker:20190913081106j:plain車内にも鯛が一杯。

 当初の予定では加太港から無人島の友ヶ島沖ノ島ほか4島の総称)に渡るつもりでしたが、あいにくの天気なので、予定を変更して深山第一砲台跡地に向かうことに。

 加太駅でタクシーを呼ぼうと問い合わせたものの、全て出払っていていつになるかわからないとのこと。

 やむを得ず紀州休暇村の送迎バスを利用させてもらう。休暇村利用者向けのバスなので、宿泊・日帰り入浴・カフェ・売店のいずれかを利用することが前提。ということで、まず休暇村の売店で邪払ウォーター(この地域限定の、柑橘類じゃばらの果汁入り)を購入。ちなみに帰りも売店でいくつかお土産を購入しました。

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 休暇村から少し坂を下ったところにある砲台跡入口からレンガ道を5〜6分ほど歩くと、レンガ塀で囲まれた空間が出現。

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 この丸い部分が、砲台の設置されていた跡。

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 砲台は1つの間に2門ずつ、合計6門設置されていました。

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 砲台と砲台の間や周辺には、地下に降りる階段があり、弾薬庫がそのまま残っています。

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(かなり暗いですが、マウスで上下左右ズームできます)

 この深山第一砲台跡の他、加太地域、また友ヶ島や淡路島にも、多数同様の砲台跡があります。これらはいずれも大日本帝国陸軍の由良要塞の一部で、大阪湾を防衛するために明治時代に建設されたものです。

 当時の面影を残しているため、一部では「ラピュタに似ている」と言われているそうですが、あくまでも噂です。

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 今日は天候が今ひとつでしたが、展望台からは友ヶ島と、その先にうっすら淡路島が見えました(天候が良いと、更に四国まで見えることもあるそうです)

 

 一旦休暇村に戻り、送迎バスで加太淡嶋神社へ。

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 淡嶋神社はひな祭り発祥の地として有名です。

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 本殿、境内、至るところに奉納された人形がぎっしり。

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 奉納されているのは雛人形に限らず、人形と名のつくものなら何でもあるようです。なお、無断で置いていってはいけません。ちゃんと供養受付(仏滅は受付しないので要注意。また商業用人形は不可。郵送も不可)をしましょう。

f:id:netanker:20190915213331j:plain御朱印拝受。

 また、御祭神は医療の神の少彦命名なので、主に女性にご利益があるという神社。そのため、絵馬殿(撮影不可)には病気治癒の絵馬の他、女性下着(婦人病ならパンツ、乳がんなどならブラジャー)も多数奉納されています。

 

 淡嶋神社参道には3件のお店。いずれもお土産物屋と食堂を兼ねています。その中の一軒「満幸食堂」は、加太港近くに支店「満幸食堂Ⅱ」があります。今回の昼食はこちらで。昼12時前でしたが店内はだいぶ混み始めていました。

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 ここの名物は、今にも崩れそうなくらいてんこ盛りの「しらす丼」。他にも海鮮丼など海の幸を食べられます。お好みでかけるわさび醤油に、梅干しも入っているのが和歌山らしいですね。

 

 駅への戻り道、住宅地の中に小さな神社。加太春日神社です。

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 淡嶋神社に比べると知名度は低いけれども、社殿は国指定重要文化財。また、古くから航海の安全や大漁祈願のために地元の人々に信仰されている神社です。こういった神社にもできれば沢山参拝していきたいですね。

f:id:netanker:20190915213343j:plain御朱印拝受。手作りの栞が可愛いです。

 

 一旦宿に戻って、バスで和歌山マリーナシティポルトヨーロッパへ。しかし、到着直前から大粒の雨。天気予報では午後から晴れだったのに...

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 今回の一番の目的は、ここにしか無いVRアトラクション「VR NINJA 〜恐怖の一本橋を渡りきれ!〜」の体験。

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 城に忍び込んだ忍者として、なぜか細い一本橋の先に落ちている巻物を拾うというミッション。

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 途中、敵の忍者が大量の手裏剣を投げてきます。この手裏剣はかがむと避けることが出来ます。

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 とは言え、ミッションの成功失敗には手裏剣が当たったかどうかは無関係なので、VRでよくある「単純な一本橋渡り」です。もしかしたら、最終スコアに手裏剣のダメージは多少影響しているのかもしれません。

 今回、偶然にも我々の前の参加者が一本橋から足を踏み外してしまったところを見たのですが、映像ではちゃんと落下シーンが表示されていました。ほとんどの人は成功してしまうのでこの映像はかなりレアなのかもしれません。

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 ポルトヨーロッパは大きく2つのエリアに別れていてヨーロッパエリアはかなりちゃんとした造形で、ヨーロッパ古都の雰囲気を再現しています。路地裏を散歩するのも楽しいですね。ただ、ちょっとエリアが狭いのが残念。

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 遊園地エリアは、特になんの造形などもなく、普通の遊園地。この写真の黄色いレールのコースター「ぐるぐるコースター」は2013年に営業終了しているものの未だに撤去もされず、パーク内で存在感を出しています。知らない人が遊びに来たら、まずこのコースターに乗りに行こうとしてしまうでしょうね。

(パインコースターという小型のコースターは営業中)

 また、遊園地エリアに入り切らなかったと思われる迷路系アトラクションが4つ、園外駐車場に設置されています。

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 実はミッションクリア型の『Shinobi めざせ!忍者マスター~魔璃那砦を突破せよ!~』に挑戦したかったのですが、雨で設備が濡れているため運休。

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 仕方がないので迷路探索脱出系の『脱出!魔王の迷宮』に挑戦。

 シンプルなスタンプ集め系迷路とおもいきや...かなり手こずり、スタッフにヒントを貰ってようやく脱出成功という状態でした。まさか、あれをこうするとドアが開くとか、あれが実は○○とか...かなりレベルが高い仕掛けが多いです。

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 富士急ハイランドの初代「絶望要塞Ver.1」の第2ミッション経験者は、この扉を見るだけで悪夢が蘇ります。ご丁寧に何本かドアノブ抜かれてるしw。

 

 ここで同行している妻の体力が限界状態になってきたので、マリーナシティ内の黒潮市場でお土産を購入し退園。

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 今夜の晩ごはんは「まるイ」のラーメン。ネギがたっぷり。また、和歌山ではラーメン屋に必ずあると言われる「はや寿し」(いわゆる「なれずし」ほど発酵させない、はやい寿司という意味らしい)もいただきました。さっぱりとしていて少々こってりしたラーメンに合いますね。

 

 

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