今年の遅い夏休みは妻と、和歌山周辺旅行。
なお現在、南紀白浜エリアの一部施設では「南紀白浜IoTおもてなしサービス実証」を実施中。今回は旅行前に公式サイトから顔写真と決済情報を登録した上での南紀白浜空港到着です。
空港の到着ロビーにはサービス実証試験用のウェルカムモニターが設置されており、
カメラの認識範囲に近づくと、即座に名前が表示されました。
今回、事前顔登録していたのは私だけですが、ツアー客などが全員登録していたりした場合は、このシステムでにどのように認識・表示されるのか気になりますね。
(顔認証決済については後ほど)
空港内売店で2日間バスフリーきっぷを購入後、「とれとれ市場」に移動して昼食。平日にもかかわらず、店内は大混雑です。
海鮮うどんと、たこ焼き(イイダコがまるまる1匹づつ入ってる!)
また、巨大な梅酒サーバー(700リットルタンクに、南高梅が約19,000個)の梅酒もいただきました。美味しい。
バスで臨海に移動。当初、グラスボートを利用する予定でしたが今日は欠航とのこと(公式サイトに告知が出ていなかった...)で、京都大学白浜水族館へ。
研究目的の小さな水族館ですが、そこがまた親しみやすいです。
大きな魚がいないので、大きくなったコバンザメは小さなコバンザメに付かれてしまいます。
白浜海岸は海水浴シーズンは過ぎたものの、気温が30度超えているので泳いでいる方が多くいました。
海岸の脇に、熊野三所神社。もともとはこの土地にある巨岩の信仰で出来た神社でしたが、後の熊野信仰の人気から、次第にこの神社は熊野神社の別宮的な存在になって着ているとのことです(参考:み熊野ねっと)
今夜の宿泊は南紀白浜マリオットホテル。高台にあるので白良浜が一望できます。
今夜の食事は、バスで5分(徒歩15分)ほどの、SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE別館にある「すし八咫」。
回らない寿司を堪能しました。
「桃」コースとお酒などをあわせても2人で1万円を超えないリーズナブルさで満足。
「すし八咫」のあるSHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMOREは、「南紀白浜IoTおもてなしサービス実証」の対象施設。顔認証支払いをしてみました。
顔認証に成功すると登録済みのクレジットカード番号の一部が表示され(写真ではマスクしていますが、実際には頭6桁と下2桁が表示されています)、店員さんが入力した金額を確認すれば決済終了。顔認証に必要な時間は1〜2秒ぐらいでした。
この「南紀白浜IoTおもてなしサービス実証」は、NECの顔認証技術を使用していますが、富士通の顔認証システムを導入している富士急ハイランドのアトラクション顔認証と認証速度は変わらないくらいでした。恐らく普通にクレジットカードを提示して決済するのと変わらないのではないでしょうか。あとは、顔認証とカード認証のどちらがより確実に本人認証できるかどうかといったところでしょうね。
来年のオリンピックでは、スタッフ管理などに大規模な顔認証システムが使われるという話も聞きますので、そこから一気に普及する可能性があります。
宿泊ホテルに戻り、和歌山旅行1日目は終了。
なお、明日も1箇所で顔認証を利用します。