両国に「実際に乗って操作できるロボットアクティビティ」があると聞いて行ってきました。
すみだ北斎美術館からほど近く、町工場の多いエリアにある一角。入口はガレージのようですが、中はまさに「大人の秘密基地」といった感じです。
基本のアクティビティプラン(50分)では、VRゲーム(『BLAST×BLAST』と『VAR BOX』でロボットバトルと、シューティングアクションを楽しみ、気分を盛り上げたところで、ロボットに搭乗します。
両手のレバーで主に上腕部、ボタンで手先部分をコントロールします。アームコントロールの度に、動きの反動が座席に伝わり、まさに「乗って操作している」という感覚です。
また、このロボットの起動時と、射撃開始時には、座席上部のスイッチをそれぞれ押していく必要があります。特に射撃準備のスイッチは安全装置のカバー付きで、カバーを押し上げてからスイッチを入れるという手順が必要で、元・少年だった大人には「これだよこれ!」感満載(「これにキースイッチもあればもっと燃えるのに」と思ったのは内緒)。
本来は前面カメラの映像をコクピットのモニターで確認しながら照準を合わせるのですが、今回はカメラが不調とのことで、スタッフさんが無線で細かく位置を指定してターゲットを狙います。
射撃準備のスイッチを入れたら、レバーのトリガーでナーフ弾(射撃ゲーム用のスポンジ弾)を発射。連射機能であっという間に全弾撃ち尽くしてしまいました。
結果は…的が落とせず0枚でした。残念(私の前のプレイヤーは3枚落としていました)。うう、もっと撃ちたいw。
この施設は、現在はプレ営業という感じであるため、インバウンド向けの広報をメインとしていて、あまり日本国内にはまだ告知をしていないそうです。料金は今回のアクティビティプランで5000円。少し高めな設定ですが、外国人向けなのと、今後の開発資金援助という意味合いもありますので、妥当な感じです。なによりやはり、本物のインパクトはかなり大きいものがありますね。
現在、第二段階として新たなロボットを、別の場所で制作中。秋ごろには一般公開できる予定とのこと。既にいくつかのスポンサーも付いているというそれは…
機動警察パトレイバーのイングラムです(製作のことがネットニュースにもなっていました)。
こちらが完成したら、日本向けにも広報活動を広げていくとのことでした。