ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

東京国立博物館「TOHAKU茶館」、国立科学博物館「和食展」

TOHAKU茶館

 上野・東京国立博物館の本館裏手にある日本庭園の一角に、歴史的な茶室が移設されているエリアがあります。いずれも普段は内部公開されていない茶室ですが、その中で最も大きな建物「応挙館」が、2023年7月〜2024年1月の期間限定で「TOHAKU茶館」として様々な日本文化を楽しむ飲食・アクティビティ会場として開放されてます。

 今回、その中のランチコース『季節のおまかせ御膳』(常設展入館料込み6500円)。を予約しました。
 少し早めに到着し(いつも平成館の特別展に行くばかりで、あまり訪れることがなかった)本館の一部展示を見学してから、日本庭園エリアへ。

立ち並ぶ茶室の中では最も大きい「応挙館」。
床の間から襖絵まで流れる・円山応挙の絵(現在は複製画)が名前の由来。

 庭園も見える開放的な部屋が飲食スペースになっています。

 日本の食材を丁寧に調理した食事と、和洋取り混ぜたデザートの二重膳(飲み物はセットでほうじ茶、和紅茶、煎茶が選べます)でした。どれも美味しかったです。

和食展

公式サイトより

 東京国立博物館から国立科学博物館へ移動。こちらでは特別展「和食展」を開催中。

 日本の食に関する、様々な分野の展示があり、非常に盛りだくさん。

 きのこコーナーでは食材品種だけでなく、毒キノコの展示も。その中にひときわ厳重に瓶で封印されているのが「カエンダケ」。これは触るだけでも危険なキノコ。食べたら即死間違いなしです(怖)。

 お米が様々な食材に変化する一覧図や、近代日本に入ってきた「洋食」のコーナー。一部のコーナーでは、実際の料理法(ただし、現代風にアレンジされています)が記載されているクックパッドへリンクできるQRコード掲示されています。その中の「日本初のカレーライス」のレシピ。

 いきなり最初の食材が、入手困難…(レシピページ)。

雑煮文化圏マップ

 丸餅か角餅か、焼餅か煮餅か、汁は何味かなど、地域によって様々かわるお雑煮の違い。あらためてマップで見ると面白いですね。

 他にも様々な展示がありましたが、内容が過密なので一部通路が狭く、そこにかなりの観覧者が来ているため、なかなかじっくり見る余裕がありませんでした。じっくり見たい場合は平日に行くしか無さそうです。