虎ノ門ヒルズ駅から徒歩で数分、「気象庁・港区立教育センター合同庁舎」の1Fにある【港区立みなと科学館】へ。公営の科学館や博物館は一般的に夕方ぐらいで閉館してしまうところがほとんどですが、この科学館は夜8時まで開館しています。虎ノ門という立地もあり、子供や親子だけでなく、仕事帰りの大人も楽しめるようにというコンセプトのようです。
それほど広くはない科学館ですが、Kinectを用いたミニゲームなど体験型の展示が中心となっています。
反射神経を競うゲームでは、プレイ画面の高さが2段階あり、大人・子供どちらでも同じように楽しめるような配慮もありました。
夏の企画展として現在(9月11日まで)「みんなの鉄道展」も開催。
懐かしのきっぷやグッズなどのほか、タイトーの『電車でGO!!』の筐体そのものが、運転シミュレーターの替わりに鎮座していました。
『電車でGO!!』の開発者コメント紹介もあります。
2Fにはプラネタリウムの他、【気象科学館】があります。管轄としては別の施設という扱いのようで、こちらは主に気象にまつわる展示、特に防災に関するものが多くあります。
緊急地震速報の発信シミュレータでは、遠方での地震発生から東京での地震到達カウントダウンの音声を聞けるのですが、そこで流れる緊急地震速報音声は、わかっていても心臓に悪いレベルですw。
また津波シミュレータでは、単なる「波浪」の波と「津波」を実際に発生させて海の動きを見ることができるものでした。
この科学館は、合同庁舎の中にあるので平日は地下で営業している職員食堂を利用できます(19時まで)。虎ノ門地域とは思えないお値段です。
(写真は日替わりの夕食メニュー。他にカレーなど)
科学館の入館料は無料(プラネタリウムのみ大人600円)ですので、お財布にも優しい施設です。