毎年のようにこの時期、新小岩で実際に人が住んでいる自宅をお化け屋敷にしてしまう期間限定お化け屋敷【かわおば】が、今年も開催。今回のテーマは『平成迷宮』。
【あらすじ】(公式サイトより)
時は令和。未知のウィルスの恐怖や不景気に、人々の生活はおびやかされていた。こんな時代はもう嫌だ。日本がもっと元気だった、もっと活気に満ちていた、あの頃、あの時代――「平成」。
ここは、Dr.ヒラナリが設立した、平成の文化・暮らしを研究し、その魅力を伝える施設「平成研究所」。
この研究所の見学ツアーに参加したあなたは、奥深く進むにつれ、異常な光景を目にする。そして、この研究所の真の目的とは――
……一度入ったら出られないと囁かれるこの研究所を、誰かがこう呼ぶ。
『平成迷宮』
平成を、迷え。
チラシの開催日をよく見ると「平成36年」と表記されてます。細かい。
集合場所である、新小岩駅前商店街のスポーツカフェバー「STRIKE」にて、受付。体験は1回800円、期間中のフリーパスは1500円。(+ワンドリンク必要です)。
どこかのテーマパーク風のチケットを受け取りQRコードをスマホに読み込み、同意書に記入したら、案内人に従い会場の住宅へ…。
ウェイティングスペースにある、様々なテーマパーク・遊園地ガイド(全て平成時代のもの)。
[2024年1月28日夜追記]
★開催期間中のネタバレは禁止でしたが、解禁となりましたので追記します。
研究所に入る前、受付票に記入。日付の印刷が間違えていたそうで令和に書き換えられていました(当然これは…)。
入場したらまず、ひらなり所長からのビデオメッセージ。この研究所は「平成時代の素晴らしさを後世に伝える」ためであるとのことですが…途中で映像に何者かが割り込み、「ここは危険だ!」と警告されます。
前半は「平成」時代の様々なアイテムなどの展示施設。
しかしそこを抜けた先に、囚われの研究員が。どうやら所長と何かがあって閉じ込められているようだ。
先に進み所長室には「平成転移装置」。この装置で平成ツアーを楽しめるという話でしたが、実はこの装置は人間を「平成人間」に改造してしまう装置なのでした。
起動する改造装置。しかし、令和にまつわるものを所持していたため(受付票ですね)、突然装置が警告を発信。異物として排除されそうに。
急いで研究所から脱出。しかし、そこに居たのは装置により改造された「平成人間」たちであった…。
撮影していた映像をもとにダイジェストムービー作りました。
無事に『平成迷宮』を脱出。「STRIKE」に戻り、QRコードを再スキャンすると体験中の「ライドフォト」をダウンロードできます。
感想としては、平成のアイテムが多数あり、展示品の見学だけでも楽しめました。もちろんお化け屋敷の要素もあるので、ビビリな私には十分怖かったです(お化け屋敷好きには、物足りないかもしれません)。本来であればもう一回入って、改めてじっくり細かい展示や内装を見たいところですが、事情があり参加はこの一回だけ。いずれ、公式Xでネタバレ解説があることを期待します。