10月25日に渋谷にオープンしたばかりの『JOYPOLIS VR SHIBUYA』に行ってきました。
東京ジョイポリスなどを運営し、セガエンタテインメントのゲームセンターに施設向けVRを導入しているCAセガジョイポリス株式会社の新業態店舗です。
渋谷のハチ公前スクランブル交差点を渡ってすぐの場所にあるショッピングビル「MAGNET by SHIBUYA109」の6Fスペースのおよそ半分の敷地で運営しています。
コンテンツは『Terminator Salvation』『ギリギリ!高所VR』『TOWER TAG』『THE DOOR』の4つ。東京ジョイポリスなどで可動している『TOWER TAG』以外はいずれも日本初のコンテンツです。
『ギリギリ!高所VR』
フィールド内の壁にある細い足場を伝いながらゴールまで進んでいくコンテンツ。スタート地点の足場に立ちVRゴーグルを装着すると、そこは高層ビルの上。壁に手を付きながらゆっくりゆっくり進んでいきます。
途中、足場が不安定な場所や、僅かな段差がある場所など、簡単には進めないような仕掛けが随所にあります。「VRZONE SHINJUKU」の『高所恐怖SHOW』や「VRPARK TOKYO」の『カイジVR〜絶望の鉄骨渡り〜』などとはまた違った高所体験ができます。
このコンテンツフィールドはトリックアートになっているので、プレイ中に写真を取ると(自分では撮れませんが…)、中々面白い写真になりそうです。
『TERMINATOR SALVATION VR』
この施設のメインコンテンツ。施設面積のほぼ半分をこのコンテンツのフィールドが締めています(3フィールド)。
映画『ターミネーター』(本国サイトを観る限りでは『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の設定のようです)での抵抗軍のメンバーとなり、戦闘区域内のスカイネット通信設備を破壊するミッションに挑むコンテンツです。
4人までの同時プレイが可能でフィールド内を自由に歩きながら全方向から攻撃してくるターミネーターを破壊していきます。
装着するバックパック型PC付きのベストには振動装置があり、撃たれていると被弾した感覚があります。途中のギミックを操作するシーンでは、VR空間上と連動した実物の操作も必要になります。
装着するのは「バックパック型PC付きのベスト」「VRゴーグル」と、「銃」のみ。手には銃以外のセンサー類は装着しません。しかし、指1本1本の動きまで再現できます。これは驚きました(ただし、せっかくのこの精度が活かされるシーンが今の所ほぼないのですが)。
ストーリー設定上、潜入時に敵を欺くため、身体は機械の見た目に擬態してのプレイになります。顔だけは事前に登録した本人の顔になっています(鏡があるシーンでは自分の顔も確認できる)。
プレイ終了後には参加者全員の集合写真と、プレイ中のダイジェストムービーを閲覧できるURLがメールで届きます。
ダイジェストムービーはダウンロードできます(私の顔がアップ向きではないのでw、アップ時は顔にYouTube自動ボカシかけてますが、本来は顔もしっかり映っているのが売りです)。
Terminator Salvation: Fight for the Future
実はオープン直後このコンテンツはシステムの不具合で運休しており、復旧したのが今日からでした。現在もまだ一部の機能が制限されていたり、プレイ中に不具合が発生することがあるようです。そのため3フィールドあるうち、1フィールドのみでの暫定営業になっていました。
まだ若干気になるところはあったのですが、現在も調整が続けられているので、本運用になった際には改めて挑戦したいコンテンツでした。
残りの2つのコンテンツ、『THE DOOR』(ホラー系謎解きゲーム)は2人プレイ専用、『TOWER TAG』は時東京ジョイポリスにもあるので今回はプレイしませんでした。
渋谷という土地柄、カップルやグループをターゲットにした施設ですので、私のような中年客にはちょっと、入りにくい感じもありますが、平日などであれば1人でも浮かずに利用できそうです。
公式サイト:JOYPOLIS VR SHIBUYA |