みなとみらい線日本大通り駅から歩いて大さん橋へ。
遠くからでもよく見える、コスタ・ビクトリア号。これでも7万5000トンクラスなので、豪華客船の中では中型だそうです(飛鳥IIは5万トン)。
コスタ・ビクトリアの出航は午後8時。乗船手続きは午後5時より部屋のランク順に行われます。
予め大きな荷物は手続き前に預け入れ(X線検査があります)、予め記入したボーディングフォーム(名前やパスポート番号などの他に、直近でインフルエンザなどにかかっていないかのチェックがあります)を提出。記念写真(後で買えます)と顔写真(本人認証用)を撮影して乗船。
乗船後すぐに手荷物検査と金属探知機によるセキュリティチェック。そしてパスポートを預けます。これで乗船手続きが一応完了。客室に向かいます(部屋番号は乗船5日前くらいに届くチケットに既に記載されています)。我々の部屋は12204。デッキ12の右舷中央前よりです。
部屋はビジネスホテルのツイン程度。もっと狭いかと思いましたが、充分な広さでした。ただし、バスタブはなくシャワーだけ。外国船なので船内にも浴場はなく、サウナとプールサイドのジャグジーだけです(日本船にはあるそうです)。
室内には、毎日配られる各種スケジュール表「TODAY」(日本人向けツアー利用なので日本語です)、船内での身分証明となる「コスタカード」、避難訓練用「エマージェンシードリルカード」があります。
部屋に荷物を置いて、船内を少しうろうろ。
メインロビーはDeck5からDeck11までの吹き抜け。
公海上にいる時のみ営業するカジノもあります(営業中は撮影禁止)。カジノの一角にはゲームコーナーがありましたが、日本ではあまり見かけないゲーム機が若干ある程度でした(利用時はドルをトークンに両替)。
(さすがにこの季節では誰も屋外プール・ジャグジーの利用者はいません。更衣室がないので、客室から水着などで往復しないといけないのが不便)
プールサイドのハンバーガーハウスで軽食。ちょっとバンズが固めでした。
出航30分前に横浜からの乗船者全員参加の避難訓練。事前の資料では非常警笛が鳴ってから訓練開始ということでしたが、実際にはそれよりも前に客室係がやってきて、避難場所に行くように指示されました。客室にある救命胴衣を来て避難場所へ。まだ誰も来ていませんでしたw。
だんだん避難場所に人が集まり、ある程度集まったところで訓練警笛。
避難訓練の参加の証に、ドリルカードを提出します。これを提出し忘れると、翌日再訓練になります。
訓練が終わってしばらくすると出航。
横浜港の明かりを眺めながら、ベイブリッジを潜ります。
先日来た「クイーンエリザベス号」は、海面からの高さが56.6mで満潮時55mのベイブリッジを潜るのに干潮時を狙ったということでも話題になりましたが、コスタ・ビクトリアも海面からの高さが56mあるそうなので、QEほどギリギリではないですが、同じように干潮の時間を狙っての出航のようです。
出航を確認してから夕食へ。
船内にはメインダイニングとなる「シンフォニーレストラン」「ファンタジアレストラン」の2つを中心に、いくつかのレストランがあります。今日の夕食は「ボレロビュッフェ」にしました。
イタリア船なので、イタリアンが多いです。若干の和食もあります(ただし、日本人に合ってるかどうかは微妙w)。
船内の食事は、基本全て無料です(有料レストランを除く)。ドリンクはセルフのコーヒー、紅茶類は無料。その他は有料です(ソフトドリンクでも3.5ドル、アルコール類は相応に。さらに+15%のサービス料がかかります。別途1日26ドルで飲み放題になるパッケージ有り)。
食後は、後方にあるフェスティバル劇場でミュージカル・ショーを観覧。
上演中は撮影禁止なので、上演前の客席の写真を。
23時半ごろ、伊豆半島沖に出たところで就寝。