休憩後、観光開始。今回のツアーはホテルと同じ経営のレッドライスツアー(赤飯?)。団体ツアーではなくチャーターツアーです。ドライバーさんとガイドさんがホテルに迎えに来てくれて出発。
まずはアンコール遺跡の共通入場券を購入。今回購入したのは3日券(40ドル)物価を考えると結構高いですが、遺跡修復費用なども含まれているからなのでしょう。
各遺跡ではこのチケットのチェックが随時あります。持っていないと罰金とのこと(なお、カンボジア人は無料)。
最初に向かうのは、アンコール・ワット。最も大きくて最も有名。
正門から表参道を通り堀を渡ると、一旦中央祠堂塔が見えなくなります。
そして西塔門(当時王族のみ通れた門)をくぐると絵のように中央祠堂塔が見えてきます。
門の内部の壁には穴が、これは内戦時代の銃痕とのこと。カンボジアの悲しい歴史も刻まれています。
中庭の参道からの風景が美しい。いまは雨季なので観光客は少なめとのこと。ピーク時はこの参道が人で溢れかえるらしいです。
ガイドさんオススメの撮影ポイント。参道脇の聖池に映る中央祠堂塔。ちょっと風のせいで波があるのが残念。
第一回廊の様々なレリーフ。ほぼすべての壁にレリーフが彫られており、それぞれに意味があるのですが、多すぎてよくわかりません。
また美しいデバダーやアプサラのレリーフも多数あります。
江戸時代にここを訪れた日本人・森本右近太夫の落書き。(wikipedia)
第一回廊の東面南側には有名な「乳海攪拌」のレリーフ。昨年まで修復中で見学できなかったのですが、現在は修復も終わり、見学できました。
東門側を望む。この出入口には象による荷物の搬入のため、石段がありません。
第二回廊から、第三回廊へ登る階段はもの凄く急で危険なため1箇所を除いて閉鎖されています。
唯一の階段には新たな階段が設けられていますが、1回の入場者数を制限しており、観光のピーク時には整理券がすぐに無くなってしまうそうです。今日はそれほどではないので、10分位の待ち時間でした。
急な階段を登ります。なお、ここから先はガイドさんは登りません(観光客優先)。また聖域なので帽子を脱がなければいけません。露出の激しすぎる服装も入場拒否されることがあるそうですので要注意。
第三回廊からの展望は素晴らしいです。
堂内には仏像が安置されています。アンコール・ワットは設立時はヒンズー教寺院でしたが、現在は仏教寺院として使われています。そのため、仏祭日は第三回廊には入れません(主に満月、新月の日)。第三回廊を見学したい時には、スケジュールも要確認です。
下り階段はかなり恐いです。たぶん年に何人かは怪我してるんじゃないだろうか…。