ダイバーシティ東京プラザ4階にて2023年5月28日までの期間限定でVRアトラクション『NARUTO × BORUTO VR Mission : ZERO』が開催中。
人気アニメーション『NARUTO』シリーズの世界観の中で忍術修行を行うというアトラクション。
受付を済ませると、入口には等身大キャラクターと木の葉隠れの里入口の門。
システムは日本創発グループの株式会社Five Forの開発。かつてのVRPARK渋谷などにあった「サークルオブセイバーズ」や、神田の「VR忍者道場」を開発運営している会社です。
門の中ではまず上忍による今回の修行方法の説明。ここでもちょっとした体験演出があります。
基本の動作は「移動」「螺旋丸」「チャクラ刀」。「螺旋丸」は、いわゆる貯め撃ち。左手コントローラーのトリガーを押して貯め、離すと照準に向かって発射。「チャクラ刀」は右手を振るだけで、近くの敵を倒せます。
問題は「移動」これが独特でなかなか難しい。現実世界では直径1m程度しか動けません。VR空間での移動は進行方向を向いて、上半身を上下に動かすことで進みます。小さく動かせば歩行、中くらいで走行、そして大きく動けばジャンプになります。小刻みなスクワットを何度も行うことになるので、結構体力を使います。
準備を終えたらいざ、プレイフィールドへ。VRゴーグル(「PICO 4 Enterprise」と思われます)を装着し準備完了。6人のキャラクターのうちランダムに選ばれた2人とAIドローンがサポートとなって、それぞれの訓練がスタートします。
全4ステージそれぞれにノルマがあります。すべてのステージでノルマを達成すれば合格。
私は残念ながら初見では③のノルマが達成できず不合格でした。どうやらチャクラ刀を振っている時に無意識に頭も振っているようで、その結果「移動」してしまうことが要因のようでした。さらには意図せず移動してしまうのを身体が自然に補正しようとして現実に歩いてしまい、フィールド外に出てしまうことも度々ありました。
「移動」するときと「移動させない」ときの感覚を身体に覚えさせることが合格への道のように思います。
店内モニターでは合格したときのプレイ映像なども流れているので、これを事前にしっかり頭に入れておくのも良いかもしれません。
このアトラクションは当日現地受付もしていますが、確実に体験したい場合は事前予約が便利です。公式サイトからは「テレビ東京オンラインチケット」「アソビュー」のいずれかで予約できます。「テレビ東京オンラインチケット」の場合チケット発行手数料が加算されますが参加証をもらえます。少しでもお得にという方は「アソビュー」で予約するのが良いでしょう。
お台場はちょっと前に比べて明らかに訪日外国人が増えており、海外でも人気コンテンツであるNARUTOシリーズは、かなり外国人受けしそうですね(実際、今回私と同じ回になった方は外国の方で、英語ペラペラな上忍さんが対応していました)。