ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムにて7月より開催中の体感型古代エジプト展『ツタンカーメンの青春』(および、併設イベント「古代エジプトの教科書」)に来ました。
入口のシアターで解説を見てから開場へ。序章のエリアは、ツタンカーメン王墓が発見されたときの発掘現場を再現したエリア。
のぞき穴から、考古学者のハワード・カーター氏が、発見した当時見えていたであろう風景を見れます。立ちすくむカーター氏の背後にいたスポンサーのカーナヴォン卿が「何か見えるかね?」と問いかけたとき、カーターは「はい、すばらしいものが」とだけ答えたという逸話を再現。
展示エリアには当時発掘された様々な装飾品など。
本物は門外不出なので、すべてレプリカです。
ツタンカーメン王のミイラに飾られていた装飾品の位置関係がわかるような展示もあります。これらは発掘当時に詳細に記録されていた資料をもとにしたもので、その資料も展示されています。
ヒエログリフのコーナーでは、それぞれの絵が何を意味しているか、細かく掲載。日本語では「ツタンカーメン」と一語で表されていますが、本来は「ツタ・アンク・アメン」という言葉のようです。
中央展示では30分おきに10分間の映像展示。ツタンカーメン王の人生や、エジプトの歴史などが上映。
展示物はレプリカですが、それ故に、ガラスケース越しではなく、目の前に手の届く距離(触れるのは駄目ですが)からじっくり観察できます。棺などはその大きさにも圧倒されますね。
併設の「古代エジプトの教科書」では、主に資料展示で、古代エジプトの文化やその発掘方法などを学べます。他にも、初心者におすすめのエジプト関連書籍(漫画もあります)や、ゲームコーナーもあり、子どもたちも楽しめるようになっていました。
帰りがけに、サクラタウン内の武蔵野坐令和神社で今日から授与が始まった、「狼と香辛料」のコラボ御朱印を拝受。