ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています

『生命のバカ力』(村上和雄著、講談社α新書)
 筆者は遺伝子研究の権威であり、筑波大学名誉教授、国際科学振興財団バイオ研究所所長であるが、本書ではいわゆる遺伝子研究そのものの内容にはほとんど触れていない。
 人間の遺伝子は通常97%が休眠(OFF状態)しており、身体内部、あるいは外的要因によってONになり、その結果人間の様々な身体機能が動き出すのだという。
 自分自身の研究活動中に起こった様々な出来事を教材に、「意識的に遺伝子のスイッチを操作する」にはどうするべきかなどを述べている。
 科学用語はほとんど使われていないので文系の人間でも、面白く読めます。

 その中で、筆者が国立科学振興財団と吉本興業との協力の元実施した、「糖尿病と笑いの実証実験」はなかなか興味深い。
 一時期ニュースになったのを記憶していたが、25人の糖尿病患者に、退屈な講議と、B&Bの漫才を聴かせ、それぞれ聴いた後の血糖値を調べた結果、漫才を聴いた後の方が圧倒的に血糖値の上昇を抑えられたのだそうだ。
 しかも、「漫才が面白かった」という患者ほどその効果が高かったのだとか。

 「笑い」には病も克服するだけのパワーがあるのですね。
(ちなみに、嘘笑いでも笑わないよりは効果があるそうです)

 というわけで、皆さんもっと笑いましょう。

【送料無料】生命のバカ力

【送料無料】生命のバカ力
価格:924円(税込、送料別)