両親と共に秩父吉田町へ。今日はここ椋(むく)神社の「龍勢祭り」。神社自体はどこにでもあるような小さな神社で、普段は人の少ない町でもあるのだが、今日は近隣から多数の観光客が神社境内や付近に陣取っていました。
龍勢祭りは、簡単に言ってしまうと「自作の超大型ロケット花火打ち上げ大会」である。長さ10間の青竹を軸に火薬の筒を取り付け、櫓から発射される。轟音と共に昇天する姿が龍に似ていることから「龍勢」と呼ばれている。
この龍勢の上がった高さ、上空での演出、そして安全性(撃ち上がった竹をパラシュートで安全に落下させないと減点になる)で、優劣が決定される。
なにぶんでかいので、15分おきに1発しか発射できず、また不発があったりすると不発処理のためさらにロスタイムがあるというのんびりした大会ですが、龍勢が上がっていく様はさすがの迫力でした(AVI動画・画面を横にして見て下さい)。
打ち上げの難易度はかなり高いようで、数10mしか上がらないもの、まったく上がらずに自爆するもの、高く上がったものの、上空でパラシュートや飾りが開かずそのまま落下してしまうものなど、完全な成功といえるのは3発に1発ていどではないだろうか。