ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

由布新四国八十八ヶ所霊場

 法事のため昨日より大分県別府市の妻の実家に滞在中。以前、義母の希望で四国八十八ヶ所を擬似巡礼できるスポットが無いか調べたところ、由布市に『由布四国八十八ヶ所霊場』があることがわかり、本日巡礼に行きました。

 別府駅から湯布院へ行くバスはかなりの混雑。特に外国人観光客が目立ちます。

観光馬車と観光電気バスのすれ違い

 平日にも関わらず、湯布院の中心観光エリアはたくさんの人が歩いていました。そんないわゆる「湯布院観光エリア」からはかなり外れた場所、由布院駅からタクシーで10分ほどの場所に、その入口があります。

 道路脇の看板がなければ単なる私道にしか見えない道を少し進んで行くと…

 弘法大師様の石像と由緒書の看板があります。明治時代に開設された由緒ある霊場でしたが、戦争で荒廃してしまったものを平成になってから近隣住民によって再興され、現在に至っているとのことです。

 石像の裏から続く参道に沿って、四国八十八ヶ所のお寺に準じた仏像が並んでいます(一部、番外の仏像や、弘法大師様の像も点在)。

 

 入り口から10番ぐらいまでをストリートビュー撮影してみました。

 

 今回、義母が1体1体の仏像に丁寧に参拝して回ったので、全部を回るのに1時間半ほどかかりました(口コミサイトなどでは20分程度と書かれていますが、これは散策路を単に歩いて回るだけの所要時間です)。

八十八番の薬師如来様に参拝して結願。特に証明書や御朱印などはありません。

 

今日は台風接近しているような日でしたが、雨もなく、暑すぎることもなく、森林の中で清々しい気分になれました。

 

帰りはタクシーを呼んで由布院駅まで。来てくれたタクシーの運転手さんによれば、この場所を全くご存じなく、「運転指令から『四国八十八ヶ所に行って』と言われた時、思わず『ここ大分ですよね?』と返した」そうです(笑)。行きのタクシーの運転手さんも「ここにお客さんを乗せたの数年ぶり」だそうです。それだけ知られざる穴場スポットでした。