2月17日は、日本で初めてカプセル玩具の“ガチャ”を導入した“株式会社ペニイ”の創立記念日に由来して『ガチャの日』として制定されている日だそうです。
そんな日に、「ほぼ日刊イトイ新聞」が運営するギャラリースペース「ほぼ日曜日」で開催中の『カプセルトイ2億年の歴史展』を見学…え、2億年?
この展覧会の正式名称は『大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史展』。
展示されている内容は、本当にありそうなものも含め、大嘘です。
ここは映像作家・藤井亮さんプロデュース、すべてが「嘘」の博物館。最初は嘘の映像を依頼されていたのだそうですが、そこから発展して現物まで大嘘で造り込んでしまったというもの。
奴隷による儀式が行われていたとされる古代の「ポーン・チャ・ガーラ神殿」や、縄文石器用の「杯淵子」(現代の「コップのフチ子さん」の起源?)、恐竜時代の化石などなど…。
入場時に1987年開催の「ガチャ万博」で使用された専用コインを10枚渡されます。
このコインは、会場内10ヶ所のガチャで使用できます(希望すれば追加購入可能)。持ち帰りは禁止ですが、絶対持ち帰っている人いますよね?(私は使い切りましたよ)。
展示も大嘘盛りだくさんで楽しいのですが、メインはこのガチャだと思います。
それぞれ、テーマエリア(古代・近代・未来・闇)に沿ったガチャがあり、例えば「ポーン・チャ・ガーラ神殿」近くのレストラン割引券や、化石のガチャ、回転御籤、個人情報などなど。中身は当然ランダムなので、何が出てくるかお楽しみ。
一例:「気ガチャ」。出てきたカプセルに気が込められているそうです。でも、カプセルを開けないとこの説明書が読めないわけで、開けた時には手遅れなんじゃ…。ってそもそも効果あんの?w
出口には博物館ではおなじみのミュージアムショップ。なんとちゃんと図録まで…
表紙だけかよw。本当に出てたら買ったのに(値段安ければね)。
仕方がないのでポストカードを買いました。1枚165円。
こういうおバカを本気で開催してしまうのって、本当にすごいと思いますね。