さて先日、施術をしてもらった銀座近視クリニックにお願いして術前術後測定データやカルテのコピーを戴きました。データを渡すのを渋るクリニックもあると聞いていますが、こちらはお願いしたらすぐに用意してくれました!
医師用のデータなので、細かい数値なんかは何を意味しているのかは、ネットなどで調べたものと、想像だけになりますが…
基本データ。両目の写真を比べると同じ環境下でも瞳孔の大きさがかなり違うのがわかりますね。
カラー画像は「Wavefront HO Aberration Map」(Aberration=光学収差なので、角膜の屈折のゆがみ)と思われます。
張り付けられているのは、いわゆる矯正測定データでS=Sphere球面度数(近視の場合はマイナス) C=Cylinder円柱度数(乱視の度合い) A=Axies乱視軸(乱視の傾き180度表示)
参考:http://item.rakuten.co.jp/megane-akafudado/c/0000000159/
まぁ、簡単にいうと両目とも0.06位で若干の乱視というものを、より細かく分析した結果というものなのでしょう(眼鏡のレンズの度数表示もこの数値が使われてますね)。
瞳孔の正確な大きさや形、角膜の歪みをチェックしている画像のようです。
かなり歪みがあるようです(この歪みが主に乱視に影響しているようです)
先程の角膜の歪みの計測データが右側にあります。
ということは、左側の画像はレーシックで角膜を削った時の目標となる形で、これに近づくようレーザーの微調整を行うもののようです。
矯正測定データは適応検査時に暗所、明所、瞳孔を開く薬を使った後などそれぞれで測定しているのでその回数分、また施術直前、翌日検査、1週間検査の測定データなどもあります。
ちなみに一週間後の矯正測定データ(平均値?)と比較すると
右目
S:術前=-6.50 術後=-0.32
C:術前=-1.00 術後=-0.29
左目
S:術前=-7.25 術後=-0.19
C:術前=-0.25 術後=-0.24
でした。
他にも色々データシートをいただいていますが比較的分かりやすいデータをアップしてみました。
データの読み方に間違いもあるかもしれませんので、参考値ということで。
(詳しい方、もし間違いなどありましたら、コメントでお教え戴ければ幸いです)