まずは、外宮へ。昨日の内宮と対を成す宮で、五穀豊穣の神「豊受大御神」が奉られている。
境内の各宮を回っていると、1人のおじさんが声をかけてくる。この宮の近辺に住んでいて、毎朝参拝を欠かさず行っているとのこと。さらに、この方は毎日、観光客と思われる人に声をかけては、ガイドブックに書いていないような、細かい部分までガイドしているそうだ。せっかくなので、ご好意に甘えていろいろなお話を聞く。
それによると、本来伊勢神宮の参拝は外宮を先に参拝して、後に内宮を参拝するのが正しいとのこと。既に昨日、内宮に参拝してしまった我々は、逆だったということになる。まぁ、だからといって再度内宮に参拝しなおす必要は無いそうなのでよかったけれど。
私はあまり神道のことは詳しくないのだが、銀猫はある程度知識を持っている(占い関係の師匠が、本職の人なので)ため、ガイドする方もガイドのしがいがあったとのこと。
鳥羽に移動して、鳥羽水族館へ。今回の旅行での銀猫の一番の目的は、ジュゴンのじゅんいち君とセレナさんに合いに行くこと。もちろん、他の展示コーナーも一回りする。鳥羽水族館は、展示の方法が最近よくある順路タイプではなく、テーマにより分かれた部屋に好きな順序で回ることができるという方法。そのため、ちょっと人の流れがごちゃごちゃしてしまうのが難点だが、好きな展示室には何度でも訪れることができるのは良いかも。
目的のジュゴンは、なかなか愛嬌のある顔で面白かった。しかし、「第一印象は」と聞かれたときの私の回答は、「じゅんいち君の○○がすごく大きいぃ」でした。普通、使っていないときは生殖器は隠れているはずなのに、見事に大きな○○がその時偶然にも露出していたものだから、いやがおうにも目立ってしまっていたのだ(笑)
(それをつい口に出してしまった瞬間、銀猫にぼこぼこ殴られたのは言うまでも無い(爆))
鳥羽水族館の次は伊勢戦国時代村へ。移動につかったタクシーの運転手さんのはからいで、二見の夫婦岩にもよる。なんでも、昔は修学旅行の定番ポイントだったのだが、「宗教的な意味のある場所への修学旅行での来訪は推奨できない」との意向から、最近は修学旅行製が激減、二見の旅館の多くが潰れてしまったとのこと。なんだかなぁ・・・。
伊勢戦国時代村は、日光江戸村と同じ運営。しかし、日光が比較的平地部分に作られているのに対して、伊勢は山肌をそのまま利用しているため、坂が多い。一番のメインとなる安土城にいたっては、はるかかなたの山の上にあり、最初そこまでどうやっていけばよいのか悩んでしまった(エスカレーターで忍者の里に上り、そこにある籠屋から出ている籠バスに乗って行けば良い)。バスの中での武士からの案内によると、安土城には最新鋭の「ひえひえ装置」があって、快適とのこと。思わずこのコメントに笑ってしまいました。
結局、時間が無かったので入った施設は安土城と忍者屋敷のみ。あとは一回りした程度。記念写真はもちろんにゃんまげ。