2025年7月5日に起こると噂されていた大災害も起きず、平々凡々と暮らしている暑い日、六本木ミュージアムで開催中の「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」(開催期間7月11日〜9月27日)に行きました。


今回の大災害予言の時によく合わせて紹介されていたのが「ノストラダムスの大予言」。今回のこの展示は、「1999年7の月に本当に世界が終わっていたら」という架空の世界へ迷い込み、その滅びた世界と、その世界の人々の記憶を体験していくというような展示会です。


会場の入口には、なにやら不穏な看板がくつか。
入場は約3分間隔で6〜8名ぐらいずつ。なので平日は良いですが、土日などはかなり待ち時間が発生しそうです。
(注:この先は展示内容の写真や説明があります。これから展示会に行かれるという方でネタバレが嫌という方は、ここでお戻りください)
最初の部屋は1999年7月の誰かの部屋。雑多に置かれている平成レトロな品々が、底に住む誰かの生活感を感じます。でも何か不穏な雰囲気。そしてベランダに出たところで世界の滅ぶ瞬間を見ることに(ここまでは写真撮影NG)。



きっぷを渡されて列車へ。窓の外には不思議な風景。どこに行くのだろう。


23時58分30秒台を繰り返す時間が流れる部屋。



誰かの記憶の声や映像が流れる様々な部屋。


2025年の世界から1999年に来た人のメッセージでしょうか?




「こんな世界滅んでしまえばいい」と考えた人々の遺物と思われる品々と、彼らのメッセージ。2025年の人々が大部分ですが、1999年の人物が何人か紛れています。彼らは「滅ばなかった世界」にやって来れたのでしょうか。

どうやら私は無事に現世に戻ってこれたようです。
○○式
六本木から池袋に移動して、グランドシネマサンシャインで今日まで上映中の短編映画「○○式」を鑑賞。とある「式」の撮影担当の仕事をしている主人公が、一見「結婚式」のような不思議な「式」の違和感に没入していく…。

今回の「1999展」も「○○式」も、広義では「ホラー」に類されるもので、製作に携わっているのは実際ホラー作家ですが、直接的な「脅かし」は一切ありません。違和感や不気味さで「色々深く考えていくとなんだか怖い」というものです。
以前行った「その怪文書を読みましたか」「行方不明展」も近い感じで、最近こういったイベントがちょっとしたブームになっている感じですね(明日からは「恐怖心展」というのも開催されるようです)。これらを総称してのジャンル名が見当たらないのですが「ホラー系体験エンタメ」という感じでしょうか。
こういったイベントが増えすぎると飽きもきてしまいそうですが、まだしばらくは、いろいろなイベントを楽しめそうです。