ねおあみ日記

アミューズメント施設や旅行に行った時の日記を掲載しています。今現在「日本で一番、自腹で沢山の種類の施設型VRアトラクションを体験している」と自負(プロフィール参照)。

北海道の自然満喫:知床ツアー体験

 9月5〜7日、妻と義母とともに知床旅行をしました。普段であれば、航空券やホテルなどは全部個人手配するのですが、今回は義母が一緒ということでクラブツーリズムのガイド付きパッケージツアーです。

 女満別空港にてガイドさんや他の空路で到着するお客さんと合流。40人強でのツアーです。

卯原内サンゴ草群生地

最初の下車観光は、能取湖湖畔にある卯原内サンゴ草(アッケシ草)群生地。ちょうど紅葉が始まった時期で、7〜8割が赤く染まっていました。

 網走を経由して、一気に(途中休憩はしましたが)知床へ。

 バスの車窓から現役の「網走刑務所」と、旧網走刑務所正門を移築したお寺の山門を見物。

休憩地、浜小清水駅併設の道の駅「道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水」

 

 今日明日の宿泊ホテルはウトロにある「ホテル知床」。

www.hotel-shiretoko.com

夕食ビュッフェは海鮮など盛りだくさん

知床半島観光

 2日目は知床観光。当初の予定では午前と午後それぞれで観光船による半島巡りやホエールウォッチングなどが予定されていたのですが…

 昨晩から朝にかけての大雨。朝からは雨が上がり、昼ごろからは晴天になったものの、強風で海が大しけということで船は全便欠航となってしまいました(ツアーガイドさんが、ギリギリの可能性まで調整してくれていたのですが。残念)。
 代わりに半島の陸上エリアをいくつか観光。

知床望郷展望台

 羅臼の展望台からは国後島。現在はロシアに占拠され、近くて遠い島になってしまっていますが、見るだけならかなり近い島。

 

知床羅臼ビジターセンター

知床の自然を展示と映像で学ぶ施設。近くに間欠泉もありますが、噴出タイミングがわからないとのことで、今回は見学せず。

 

羅臼から昼食会場のオッカバケ漁港へ移動。途中、過去自宅の玄関をあけてくまが侵入したという家の前を通過。いまはこの隣に民宿「熊の入った家」があります。

漁港の風景。

知床峠

羅臼からウトロに戻り、途中知床峠で下車。

行きは真っ白で何も見えない状態でしたが、見事な青空。
ふとスマホを確認すると、海外ローミングの通知。キャリア名にも見知らぬ電話会社が。どうやら国後島の携帯電話会社につながってしまっていたようです。急いで機内モードにしたけど、通信しちゃってるかなぁ(調べてみると結構あるようで、自治体や携帯会社も告知してました…)。

 

 予定よりも早めにホテルに戻り、夕食。

 ホテルからの夕焼けが綺麗でした。

ナイトサファリ

 再度バスに乗り、知床世界遺産エリアへ。ネイチャーガイドの方が同乗し、ナイトサファリに出発。

 エゾシカ、キタキツネに遭遇。また一旦バスを降り、星空観察。露出時間が足りないので写真では拡大しないと殆ど見えませんが、今日はほぼ新月ということもあり、肉眼では天の川まで見えるほどの星空でした。

知床五湖(一湖)木道散策

 3日目の最終日、ホテルを出て昨晩ナイトサファリを行ったエリアのさらに先にある、知床五湖エリアへ。ネイチャーガイドさんの案内で、一湖に通じる木道を散策します。

 この木道は、高さ4mあり途中に電流柵もあることから、知床内で唯一「ヒグマに出会っても安全な遊歩道」とのこと。

 一湖に到着。風もなく水面に知床連山が綺麗に反射していました。この湖は流れ込む川がなく、すべて湧き水とのことです。

 ウトロへの戻り道でもキタキツネとエゾシカ。ネイチャーガイドさん曰く、おそらく昨晩のキタキツネと同一個体ではないかとのこと。

オシンコシンの滝

知床から離れて、空港へ移動。

ウトロ港のオロンコ岩と弁財岩。弁財岩の最頂部には実はオジロワシが止っていますが…殆ど見えません。

ウトロエリアのほぼ端に位置するオシンコシンの滝。双美の滝ですが「オシン」「コシン」別々の名前ではなく、アイヌ語の「オ・シュンク・ウシ」から転じたとされている名前だそうです。

天に続く道

 最後の観光地は、道路が地平の先までずっと一直線に続く「天に続く道」北海道らしさのある道路ですね。近隣にはひまわりが咲き誇る畑もありました。

道路脇にある展望台からの景色も北海道らしい風景でした。

 

女満別空港に到着して解散。
今回、船が欠航してしまったのが残念でしたが、様々な風景や動物たちが見られたので充分堪能できました。バスガイドさんの案内も楽しいものばかり。これはツアーならではの楽しみのひとつですね。