お台場・青海地区の「パレットタウン観覧車」へ。
既にパレットタウンの殆どの施設が閉鎖・解体作業が始まっている中で、観覧車と「チームラボボーダレス」のみ8月まで営業中。
そんなパレットタウン観覧車で本日から7月10日までの土日限定で、テーマパークラボ主催の謎解きイベント『謎解き観覧車の隣のゴンドラからの脱出』が開催されています。早速体験。
『謎解き観覧車からの脱出』は、他の観覧車などでも時々開催されていますが、今回のイベントはタイトルや公式サイトにも記載の通り、「隣のゴンドラ」からの脱出です。「謎解き観覧車に挑戦しようとゴンドラに乗ったら、手違いで隣のゴンドラに乗ってしまう」という、テーマパークラボお得意の「イベントトラブルネタ」です。
謎解きキットを渡されてゴンドラに乗っても、当然そのゴンドラの中にあるべきヒントはありません。渡されたアイテムを利用して「不幸にも知らないうちに謎解きゴンドラに閉じ込められてしまった隣の乗客(もちろん、そういう設定のスタッフです)」とコミュニケーションを取って、隣のお客さんを無事に脱出させることができれば成功です。
観覧車の1周16分という制限時間があるので、短時間のスピード勝負になります。そのとあめ、ある段階まで来てうまく謎が解けていない場合、ヒントもどんどん提供されます。殆どの場合は脱出成功できるでしょう。我々も無事成功しました。
ただし、ヒントを貰ってギリギリでクリアするようなペースの場合、観覧車から景色を眺める余裕は一切ありません。効率よくサクサク進めた場合のご褒美が「観覧車の景色を堪能する時間」かもしれません。
謎解きそのものは、難易度やヒント提供タイミングなども程よく、楽しめて満足でしたが、謎解き以外の部分で意見を加えるならば・・・
1)強風時はゴンドラの中にもかなり強い風が吹くので、重要な謎解きシートが吹き飛ばされやすいです。最初、飛ばされないように安定させるのに数分かかってしまいました。A5サイズの謎1問1枚より、A4サイズで謎2問1枚ぐらいにして枚数を減らしてくれたほうが良かったかも。
2)謎解きキットの中にある、謎解きというより演出のためのシート一枚に、かなり長文があるのですがこれを読んでいる暇があまり無いです。これは開始前に読ませても良いかもしれません。
3)これまでのテーマパークラボの公演に比べ、エンディングがあっさりしすぎかも。営業中の観覧車で実施していることや、短時間で回さなければならないので、仕方がないのですが、エンディングが書かれた用紙のようなものを最後に渡して読んでもらうという方法があっても良かったと思います。
(物語として、今回の「トラブル」の原因とか、隣の乗客のストーリーとかが知りたいですw。後日WEBサイトで公開されるのであれば良いですが)