久しぶりに『スモールワールズTOKYO』。しばらく行かないうちにいくつかのイベントが開催されていました。
●セルフバックヤードツアー体験版
以前、体験した「バックヤードツアー(当時の日記)」は現在コロナ対策で休止中ですが、その感染症対策バージョンとも言っても良い「自分でバックヤードを巡るツアー」。現在は「体験版」で、2箇所を回るだけの簡単なものです。
受付で簡単な説明の後、iPadを渡されます。使用するのは特別なアプリではなく、オンライン操作できる鍵システム「Qrio Lock」アプリそのものです。
見学できる場所の扉がQrio Lockになっていて、アプリで開錠操作を行うことで中に入れるようになっています。
従来のバックヤードツアー同様、通常では見ることのできない景色を楽しめます。また、「世界の街エリア」では自分のスマホでQRコードを読み込むことで、バックヤードの解説も聞くことができました。
実は次の「関西空港」エリアに入るためには、この音声ガイドで聞いたセリフと、バックヤードで見ることができる景色から導き出す暗証番号が必要…ということになっています。実際には見学中にiPadを操作しないでいると自動でスタンバイになり、それを解除する暗証番号というものでした。なので、見学中にiPadを操作したりすると自動スタンバイにならず、そのまま普通に「関西空港エリア」の鍵も開けられました。
「関西空港エリア」のバックヤードは、離着陸部分の誘導装置です。ただ今日はシステム調整で見学中は1機もやってきませんでした。最初そのことを知らず、ずーっと部屋で待ちぼうけ…。
また、この部屋には入り口の他に、別の扉があるのですが、その扉には何も書かれていない(立入禁止とも書いてない。鍵もかかっていない)ので、入って良いのか駄目なのか全く分からず…。
このあたりは、有料の正式版にする時にはちゃんと対応してほしいと思いますね。
●スモールワールズミステリーラリー
スモールワールズの小さな住民たちが、この世界にやって来るのに使用している転送装置がシャットダウンし、動かなくなってしまった。冊子の指示に従い、再起動のためのパスワードを導き出すというミッション。
参加キットの購入は、園内のポスター・看板には「ドリンクカウンター」と書いてあるのですが、宇宙港前のドリンクカウンターではなく、実際はJTBラウンジでした。紛らわしい…。
キットには冊子、筆記具のほか、簡易双眼鏡がセットになっています。これで800円。かなりリーズナブルな価格設定です。
ネタバレはかけないのですが、この謎解きのポスター表記の難易度は☆5つ。かなり難しいとされています。
といっても、謎そのものはそれほど難しくはありませんでした。素直にサクサク解ける感じです。ただし、謎を解く前にするべきことがものすごく高難易度です。キットに双眼鏡があることから、推測はできると思いますがーー。
はい、スモールワールズ内の、ものすごく精巧に作られた巨大なジオラマの中から、謎解きに必要な手がかりを探す。それがものすごく難しい。
一つだけ例をあげるなら、この混沌とした香港的な町並みの中から、特定のお店を探さなければなりません(上記写真にその場所が写っているとは限りません)。
ほぼ時間の7割をこの手がかり探しに費やし、クリアまでの所要時間は68分でした。
●その他のイベント展示
エヴァンゲリオンの新劇場版公開を記念して、映画製作時に構図を確認するために作られた「第3村」のミニチュアセットの展示があります。色はほぼ塗られていない形だけのミニチュアですが、これをもとに見え方などを参考にしているのですね。
ショップエリアの一角には「シルバニアファミリー」のコーナー。自分の持っているキャラクターを置いて撮影もできるようになっています。
彼女が見ているその先にには…?